ニュースと政治 (3)

ベネデッタ・ベルティ: ISISのような武装集団が勢力を伸ばす驚くべき理由
05:38
2015/08/10
ISIS、ヒズボラにハマス。これらの3つの異なる集団は暴力で知られます。しかし、それは彼らの一側面に過ぎないと、政策分析家のベネデッタ・ベルティは主張します。彼らは社会福祉事業、学校や病院の経営、さらには安全と警護を提供することによって、弱体化した政府が放置した空白を埋め、人々の人気を勝ち取ろうとしています。これらの集団による広範囲な活動を理解することで、暴力を終わらせるための新たな考えがもたらされるでしょう。
ジョン・ロンソン: ネット炎上が起きるとき
17:11
2015/07/20
ジョン・ロンソンはずっと、Twitterが声なき弱者の声となったことを喜ばしく思ってきました。Twitterというソーシャルメディア・プラットフォームは、私たち皆に、不当な行為に気づいた時にそれに対して声を上げ反撃する機会をくれたのですから。しかし、この過程のどこかで物事の風向きが変わってしまいました。この情熱的で雄弁な講演のなかで、ロンソンはそれがいかに吠え続ける暴徒のような行動に終わりがちであるか、そして、オンラインでの交流のあり方を再考する時期にきていることを説明します。
ノイ・スラプカウ: 人身売買は身近にいくらでもある。その実情とは
18:51
2015/07/13
誰もが大好きな毎日のバーゲンセール ― 10ドルのマニキュアや取り放題のエビ ― の背後には、その価格を低く保つための強制労働が隠されています。ノイ・スラプカウは、米国やヨーロッパ、そして途上国において多発している人身売買についての調査結果とともに、今や世界中の消費者を潤している強制労働の人道的問題について論じます。
ゲイル・ゼマク・レモン: 最前線でアメリカの戦争を戦う女性たち
11:24
2015/07/02
2011年、アメリカ軍では女性の戦闘参加は禁止されていましたが、この年、初の女性の特殊部隊がアフガニスタンの前線に派遣されました。地域住民と信頼関係を作り、戦争を終結させるための試みでした。記者のゲイル・ゼマク・レモンが、軍務における長年のタプーを打ち破った特別な女性兵士の集団を描き出します。
スキ・キム: 北朝鮮で教師をするということ
12:32
2015/06/08
スキ・キムは6か月に渡って、将来の北朝鮮の指導者のために作られたエリート校で、英語教師として働きました。その一方で、世界で最も抑圧的な体制のひとつに関する本を書いていました。生徒たちが「真実」や「批判的思考」といった考え方に取り組むのに手を貸しながら、彼女はこう考えるようになります。真実の追求を教えることで、彼らを危険にさらすことになりはしないか?(このトークは、ゲスト・キュレーターにPop-Up Magazineを迎えたTED2015のセッションの一部です。)
トレバー・アーロンソン: FBIの戦略がアメリカ在住のテロリストを作り出すまで
09:22
2015/06/04
アルカイダやアル・シャバーブ、イスラミックステートを合わせたよりも多くのアメリカ国内でのテロ計画の温床になっている組織があります。FBIです。その方法や理由とは?調査報道記者トレバー・アーロンソンは、真相を暴きつつ、精神面で問題を抱えるイスラム系アメリカ人を利用してテロ計画を生み出す、FBIの不穏な行動を明らかにします。
ビル・グロス: 新規事業を成功させる一番の原因
06:40
2015/06/01
ビル・グロスは、多数の新規事業立上げと起業支援を行う中で、新規事業の成功、不成功の理由について興味を抱きました。そこで自社・他社の企業データを数百集め、各社を5つの主要ファクターでランク付けしました。その結果、1つのファクターが他のファクターよりも突出していることがわかり、グロスすらをも驚かせました。
ジェフリー・ブラウン牧師: どのようにボストンの若者の暴力を79%削減したのか
18:03
2015/05/26
「ボストンの奇跡」の立役者であるジェフリー・ブラウン牧師は、駆け出しの牧師の頃、周囲の状況に戸惑っていました。通りを歩く子供たちが麻薬やチンピラの暴力の餌食となり、ボストンの地域社会が崩壊するところを目の当たりにしたからです。再生への第一歩は、「子供たちの話を聞くこと、単なる説教はしないこと、子供たちの周囲の暴力を減らす支援をすること」です。変革のための聞く力について、力強く語ります。
パメラ・ロナルド: 実際の遺伝子組換え食料
17:49
2015/05/04
パメラ・ロナルドは、植物の病気やストレスに対する抵抗性遺伝子を研究しています。この目を見張るようなトークで、洪水でも生き残ることのできるイネ品種を開発するために、10年間も研究に取り組んだ経験について話してくれます。他にも、1950年代にハワイのパパイヤ産業を遺伝子工学が危機から救った例などを通じて、増えつつある人口に食料を安定供給するためには、遺伝子組換えが最も効果的な方法かもしれないと話します。
アリス・ゴフマン: 私たちがどのように子供たちを大学 ― または刑務所に送り込んでいるか
16:04
2015/05/01
米国では、大人へと成長する旅路で、2つの組織がティーンエイジャーを導きます。大学と刑務所です。社会学者のアリス・ゴフマンは、6年間を、問題を抱えたフィラデルフィアの地区で過ごし、どのように、アフリカ系アメリカ人や、ラテン系のバックグラウンドを持つティーンエイジャー達が、刑務所へと、転落の道を辿っている様子を直接目にしました。その道は、時には比較的些細な違反から始まることもあるのです。彼女は感動的なトークの中で、「なぜ私たちは、手錠と懲役しか彼らに与えないのか?」と問いかけます。
ポール・チューダー・ジョーンズ: 私たちが資本主義を見直すべき理由
09:55
2015/04/16
ポール・チューダー・ジョーンズII世は、数十年来彼に富をもたらして来た資本主義を愛しています。それでも、このヘッジファンド・マネージャー兼慈善事業家は、利益のみの追求は「私たちの社会基盤を脅かしている」と表現しています。この思慮と情熱のトークで、彼は「公正さ」という概念を基盤とする彼の新たな巻き返し運動の計画を紹介します。
モニカ・ルインスキー: 晒された屈辱の値段
22:30
2015/03/20
「残酷なスポーツを観て楽しむように、公然と侮辱するのは止めるべき」だとモニカ・ルインスキーは訴えます。1998年当時、個人的な信用を世界的な規模でほぼ一瞬のうちに失ったのは、彼女が初めてだったのです。彼女が経験したように、ネットで屈辱的な情報を晒されることは、今では日常的な出来事になりました。彼女は、勇気を出してネットにおける「屈辱の文化」を考察し、それとは別の道が必要だと訴えます。
ヴィンセント・クシュテル: 317日に渡る人質生活を送って
19:51
2015/03/16
チェチェン共和国の国連高等弁務官事務所で働いていた1998年、ヴィンセント・クシュテルは317日間人質として捕らわれました。地下の独房という暗闇に住まうことの恐怖や、ベッドに繋がれた体験から誘拐犯との予期しなかった会話まで、自身の体験を公の場で初めて語ります。叙情的でパワフルな語り口で、現在まで同じ仕事を続けている理由を教えてくれます。2000年以降、人道支援活動家に対する攻撃は3倍にも増加しています。クシュテルがこれが世界に何を警告しているのか考えさせてくれます。
イローナ・サボー・デ・カルバーリョ: 薬物政策と銃による暴力に立ち向かうことから学んだ4つの教訓
13:43
2015/03/06
銀行に勤務していたイローナ・サボー・デ・カルバーリョは、いつしか社会運動を始めることになるとは想像もしていませんでした。しかし、殺人件数が世界最悪である母国ブラジルにおいて、薬物と銃が国を引き裂いていることを静観すべきではないとの思いに至りました。サボー・デ・カルバーリョは、将来が安泰な仕事を辞め、現状に対して恐れることなく立ち向かうことによって得られた4つの大切な教訓を紹介します。
アンディ・エン: あなたの電子メールは非公開ですか?よく考えてください
12:13
2015/03/06
「電子メール(eメール)の送信は、葉書を送るようなものだ」と科学者のアンディ・エンは、この示唆に富むトークで話します。誰でもその電子メールを読めるのです。暗号化というeメール通信のプライバシーを保護する技術がありますが、これまではインストールや使い方が難しかったのです。CERNで同僚と設計した電子メールのプログラムを見せながら、エンは、デフォルトの選択により、簡単に、皆さんが真の電子メールのプライバシーを保護できると主張します。
ベン・ウェリントン: ビックデータを使ったNYCでの最悪な駐車場の見つけ方
11:52
2015/02/26
市の各課は、都市生活を反映している多くのデータや統計にアクセスしています。しかし、データ分析者のベン・ウェリントンはこの面白いトークの中で、時としてそのデータを使ってやるべきことが分かっていないと示唆しています。ウェリントンは、予期せぬ質問とスマート・データ・クランチングを組み合わせると、不思議と役立つ洞察力が生じることを示し、大量のデータを公表することで誰でも使えるようになる秘訣を共有しています。
リカルド・セムラー: (ほぼ)ルールなしで会社を経営する方法
21:46
2015/02/10
もし仕事が、あなたの人生を束縛しないとしたらどうでしょう?ブラジルで企業のCEOを務めるリカルド・セムラーは、過激な方法で、企業の民主主義を実践しています。彼は、取締役会から社員の休日の報告方法(そんなこと必要ないのです)まで、あらゆることを見直しました。それは、社員の英知に報い、ワーク・ライフ・バランスを促進し、さらには、仕事や人生とは本当はどうあるべきか、深い洞察に導いてもくれるのです。おまけの質問をひとつ ― もし学校もこんなふうだったら?
ジーナップ・トゥフェックチー: インターネットで社会運動が容易になっても、目的達成は難しいのはなぜか?
16:16
2015/02/02
今日、情報が広がるスピードはとても速く、「ウォール街を占拠せよ」のように、一通のEメールで世界規模の意識向上運動が始まることもあるのです。しかし、技術・社会学者のジーナップ・トゥフェックチーよると、ソーシャル・メディアによる運動は簡単でも、実際長期的な社会の変化変革を妨げているのです。彼女は、ガジからアラブの春、ウクライナ、香港まで、いかに今日の運動が、ゆっくりと手間暇をかけた運動に比べ成果が上がっていないのかを説明します。
セヴリーヌ・オトセール: 集団暴力を解決するためには、地域に目を向けよう
16:05
2015/01/27
セヴリーヌ・オトセールは、コンゴ民主共和国を研究しています。コンゴは第二次世界大戦以降もっとも大きな犠牲を出している対立のさなかにあります。「継続中の世界最大の人道的危機」と呼ばれているのです。この対立は絶望的に、解決不能なほどに大規模なものです。しかし彼女が何十年も耳を傾けて取り組んできた上での見解は、次のようなものです。「対立の基礎は、しばしばローカルなものである。指導者や援助団体は、国家レベルでの規模の解決策に注力するのではなく、局地で起こりつつある危機の解決に力を注いだ方がいいのではないだろうか」
ロバート・マガー: 急成長する都市を成功に導く方法
14:52
2015/01/15
世界全体では暴力は減少傾向にありますが、アレッポ、バマコ、カラカスのようなグローバル・サウスの人口の多い都市では、実際には暴力が増えており、麻薬売買が横行し、多くの人が失業し、市民の不安が広がっています。安全について研究しているロバート・マガーは、急成長を遂げたため、インフラが脆弱で政府もうまく機能していない「基盤の弱い都市」について、私たちの目を向けさせます。マガーは私たちが直面している4大リスクを示し、方向転換させる方法を提案します。
ブルーノ・トートゥラ: スマートフォンがあったらライブ中継を始めよう
13:39
2014/12/18
2011年のこと、ジャーナリストであるブルーノ・トートゥラは、酷い事態に発展したサン・パウロの抗議運動を報道していました。催涙ガスを浴びたこの時の経験は、自分の仕事への考え方に深い影響を与えることになります。彼はそれまでの仕事をやめ、生で未編集の体験をネット中継することにエネルギーを注ぎました。この魅力的なトークで、彼はウェブでのライブ中継をどう実験してきたか、そしてその過程でいかに現代的なメディア・ネットワークを作り上げることになったか話しています。
ヴェルナ・マイヤーズ: 人種の偏見を乗り越えるには?彼らに堂々と歩み寄って行くのです
17:53
2014/12/15
私たちの持つ偏見は、危険なものになる可能性もあります ― ミズーリ州ファーガソンでのマイケル・ブラウンや、ニューヨーク州スタテンアイランドのエリック・ガーナーの事件に見たように、時に死を招くことにさえも。人種多様性提唱者のヴェルナ・マイヤーズは、私たちが「余所者」に抱く無意識下の態度に注意深く目を向け、こう懇願します ― 「あなたの持つ偏見を知って下さい。そして逃げ腰になるのではなく、偏見の対象のグループや人種に歩み寄って行って下さい。」この重要なトークで、彼女は、コミカルに熱く、どうすれば良いのかを紹介します。
デーヴ・トロイ: ソーシャルマップが街に住む人々の往来と、さらに分離を描き出す
05:32
2014/12/12
どの街にもそれぞれ特色や個性のある区域、派閥やクラブ、そして同じ街に住む人々を括ったり分け隔てたりする隠れた線引きなどがあるものです。人々がオンラインで共有する情報から、街について何が読み解けるでしょうか?彼自身の住むボルティモアから始めて、デーヴ・トロイは市の住民のツイートを視覚化してきました。そこから見えてくるのは、どんな人々が住んでいるのか、彼らは誰と話すのか、或いは話さないのかについてです。
キャサリン・クランプ: あなたは危険なまでに警察に追尾されている
05:58
2014/12/11
「自動ナンバープレート読取装置」という、一見何の変哲もないハイテク探知機を使って、警察は皆さんがいつ、誰とどこに行ったのかを知ることができます。このカメラはお尋ね者を探し出すために、アメリカ中の小さな町に至るまで、目立たず配置されています。弁護士でありTEDフェローでもあるキャサリン・クランプは、このようなデータを大量に集めることが、世界中の人達にとてつもない危害を与えかねないことを説明します。
ホゼ・ミゲル・ソコロフ: クリスマスのイルミネーションが、ゲリラを武装解除させるまで
14:26
2014/12/08
コロンビアは非常に美しく、前途有望な国です。その一方で、コロンビア革命軍のゲリラ活動のせいで50年に渡って暴力が蔓延しています。ホゼ・ミゲル・ソコロフは、「生まれてこのかた、この国で平和など経験したことがない」と言います。そこで広告会社の役員である彼と彼のチームは、ジャングルに巧妙に配置したクリスマスツリーや、一人ひとりに向けたメッセージを使って、ゲリラ兵たちの心を動かすチャンスを作り出しました。数千人のゲリラが、戦争から足を洗うことにつながった発想豊かなメッセージと、その驚くべき戦略の背後にある考え方を見ていきましょう。
ライナー・ストラック: 2030年 驚きの労働人口クライシス ― そして今からどう対策を始めるか
12:51
2014/12/03
直感的に分かり難いかも知れませんが、2030年までに世界の大経済圏の多くでは労働人口が需要を下回ることになります。人材専門家であるライナー・ストラックは、このデータ豊富で ― 極めてチャーミングな ― トークで、国は、移住を厭わずやる気のある求職者たちに、国境を超えて目を向けるべきだと言います。そして、その為にまず企業や組織において、職場の文化を改善していくことから始める必要があるのです。
オレン・ヤコボヴィッチ: 隠しカメラが捉える世界で最も危険な場所における不正
14:35
2014/12/01
百聞は一見にしかずとオレン・ヤコボヴィッチは言います。暴力や政治腐敗や虐待の危険な現場を隠しカメラで撮影する人々を彼が手助けしているのはそのためです。彼が設立した組織Videreは、世界が目にすべき人権侵害の状況を暴露し、検証し、公開しています。
イーサン・ネーデルマン: 麻薬戦争に終止符を打つべき理由
17:30
2014/11/12
麻薬戦争にはメリットもありますが、デメリットの方が大きいとは考えられないでしょうか?麻薬政策の改革論者イーサン・ネーデルマンは、大胆にも、麻薬取引を根絶するためには、時代遅れで無慈悲で破滅的な麻薬戦争を終えるべきだと力強く話します。ネーデルマンは、二つの大きな理由をあげて、薬物との戦争よりも、むしろ理にかなった法規制に取り組むべきであると訴えかけます。
アレサンドラ・オロフィーノ: 自分達の街の問題は自分達で直しましょう
15:19
2014/11/03
みんな政治離れがすすんでいると感じています。それが自分の街であってもです。しかし都市活動家のアレサンドラ・オロフィーノは、テクノロジーと昔ながらの人間のつながりを使えばそれを変えられると考えています。地元のリオデジャネイロの例を示し、「欲しいのは学校かそれとも駐車場か?リサイクル・プロジェクトかそれとも建設用地か?自家用車かそれともバスか?孤独かそれとも連帯か?それを決めるのは自分達である」と語ります。
ジェレミー・ハイマンズ: 新しいパワーとはどんなものか?
15:12
2014/10/31
私たちは、大衆の力を活用するクラウドソーシング型ビジネスモデルを日々目にしています ― UBER、Kickstarter、AirBnB(エアビーアンドビー)など。インターネットを介して社会問題に挑戦する活動家、ジェレミー・ハイマンズが、この新しいパワーの形が、いつ政治の分野に影響し始めるのか?を問います。あなたが思っているより早いかもしれません。政治や権力の将来についての大胆なこの議論 ― あなたは、どう思いますか?