教養と教育

アンナ・ロスリング・ロンランド: 世帯収入ごとの世界の暮らしを覗いてみよう
11:41
2018/01/18
スウェーデンの人が歯を磨く様子や、ルワンダの人が寝るベッドの様子はどんな感じだと思いますか?みんなにそういったことを紹介しようと思い立ったアンナ・ロスリング・ロンランドは、写真家を50の国の264もの家庭に送り込み(その数はさらに増加中!)、調理台やベッド、トイレ、おもちゃなど、家にある様々な物を、世界中のそれぞれの収入帯の家庭について記録しました。ラトビアやブルキナファソやペルーに住む家族の生活の様子を見てみましょう。データを可視化することによって世界がいかに理解しやすくなるかを、ロスリング・ロンランドが示します。
エリフ・シャファク: 多様な考え方が持つ革命的な力
21:58
2017/10/27
作家のエリフ・シャファクは「ポピュリストの扇動家からは、私たちに民主主義が不可欠なことが学べる」と言います。「孤立主義者から地球規模での連帯の必要性を、部族主義から世界市民主義の美しさを学ぶことができる」と。トルコ出身のシャファクは多様性を失うことによって生じる荒廃を誰よりも直に経験してきました。そして彼女は、権威主義に対抗するときに、複数の選択肢が持つ革命的な力を知っています。情熱的で個人的なこの講演の中で、彼女は私たちに、政治にも感情にも帰属意識にも二項対立など存在しないことを思い出させてくれます。「複雑であることの恐怖に対して、決して沈黙してはならないのです」とシャファクは言っています。
アニンディヤ・クンドゥ: 学生が障壁を乗り越えるのに必要なこと
07:05
2017/10/11
どうすれば社会的に恵まれない学生が、人生の成功を見据えて学業を習得していけるでしょうか?社会学者であるアニンディヤ・クンドゥはこう言います。やり抜く力と粘り強さだけでは十分ではない、つまり学生は自分達の抱える障害を乗り越え、社会制度の中で針路を見定める能力を身につける必要もあるのだと。彼は個人的、社会的、制度上の難題を物ともせず、立ち向かった学生達の、希望に満ちた話をします。
アレキサンダー・ワグナー: ビジネスで人々が誠実に行動する動機とは
13:28
2017/09/26
毎年、大企業の7社に1社が不正行為に手を染めています。なぜなのか?その事を理解するために、アレキサンダー・ワグナーが社会正義に基づいて正しい行動をとるための経済学、倫理学、心理学を掘り下げます。人々が何故不正行為を働いてしまうのかを理解する内省の旅に出かけましょう。
キャシー・オニール: ビッグデータを盲信する時代に終止符を
13:18
2017/09/07
アルゴリズムは、誰がローンを組めるか、誰が就職面接を受けられるか、誰が保険を掛けられるかなど、様々なことを決めています。ただアルゴリズムは自動的に公平性を生む訳ではありません。数学者でデータサイエンティストのキャシー・オニールは、秘密で、重要性が高く、悪影響を及ぼすアルゴリズムに「大量破壊数学」と名付けました。アルゴリズムの裏側にある隠れた意図を、もっと知ろうではありませんか。
アナブ・ジェイン: いくつもの未来を想像しておくべき理由
14:41
2017/07/20
アナブ・ジェインは未来を現在に持ち込むことを仕事にしています。私たちが日々生み出しつつある世界の可能性を、実際に触れて、目で見て感じ取れる体験として提示するのです。たとえば、インテリジェントな機械が通りをパトロールしたり、自分の持つ遺伝子データに応じて医療サービスに差がついたりする世界を、私たちは望んでいるのでしょうか?ジェインのプロジェクトは、望ましい世界を求めて戦うことの重要性を示しています。ジェインの驚くべきトークには、いくつものあり得る未来が垣間見えます。
アン・ラモット: 人生と執筆から学んだ12の真実
15:54
2017/07/13
61歳になる数日前に、作家のアン・ラモットは自分の確かに知っていることをすべて書き出すことにしました。混乱に満ち、素晴らしく、心を動かされるこの世界に生きる人間であることの機微に飛び込み、彼女一流の人生を肯定する知恵とユーモアで、家族、執筆、神の意味、死などについて語ります。
マイケル・パトリック・リンチ: あなた固有の視点を超越し真実を見い出す方法
14:26
2017/07/10
私たちがネットで読んだり見たりすればするほど、真実と虚偽を見極めることはますます難しくなります。哲学者のマイケル・パトリック・リンチは私たちが知る情報は多くなっているのに、理解度は低下していると言います。このトークで彼はフィルターバブルを吹き飛ばし、すべての物の存在基盤となる「共通の現実」に参加する能動的な歩みを試みるよう私たちに迫ります。
ルトガー・ブレグマン: 貧困は「人格の欠如」ではなく「金銭の欠乏」である
14:58
2017/06/13
「アイデアは世界を変えられるし、実際に変えるんです」と言う歴史家のルトガー・ブレグマン。物議をかもす「基礎所得の保障」という主張を展開し、このアイデアが持つ5百年の歴史や、現代に行われるも忘れられてしまった、とある実験が実は成功していたという事実などが次々に明らかになります。もし、貧困をついに根絶できたとしたら、どれだけの力と才能を世に解き放つことができるのか、考えてみましょう。
カリーム・アブルナガ: 子どもたちが本当に通いたくなるサマースクールを
07:05
2017/05/29
アメリカの低所得層の子どもたちは、その学年で学んだことの約3ヶ月分を学年が終わったあとの夏休みの間に忘れてしまいます。教育起業家でTEDフェローのカリーム・アブルナガは、この「学習喪失」を逆転させ、「落ち込みの夏」を「明るい未来に進むチャンス」に変えようとしています。
アリ・ワラック: (超)長期計画をする3つの方法
13:42
2017/05/05
私たちは短期的な目標や利益に基づいて判断を行うことが多くなっていますが、そうすると、未来は不確実で安心できないものになります。どうすれば、孫の代といった長期的な未来をより良くするために考え、計画できるようになるでしょうか?アリ・ワラックが、もっと先の未来を考えるための3つの戦略を紹介します。
ジョージア・ルピ: データの中に自分を見つけるには
11:13
2017/05/04
ジョージア・ルピは人々がもつ物語を伝えるためにデータを利用し、数字に繊細さを加えます。このチャーミングな話では、彼女がデータに個性を与え、普段の何気ない細部まで視覚化し、抽象的で数えられないものを見えるもの、触れられるものに変えて、生活に直接つなぐ方法を教えてくれます。
モナ・チャラビ: 誤った統計を見抜く3つの方法
11:45
2017/04/17
信じる価値のある統計を見分けるのは時に難しいものです。しかし統計のすべてを一緒くたにして排除すべきではありません。それよりも、統計の裏側を見ることを学ぶべきなのです。データ・ジャーナリストのモナ・チャラビはこの楽しく愉快なトークで、数値が示していることに疑問をもったり、解釈したり、その意味を理解したりするのに役立つコツを教えてくれます。
アラン・スミス: 統計を好きになるべき理由
12:49
2017/02/22
あなたは統計データを推測するのは得意ですか?そう思う人は考え直した方がいいでしょう。数学の得意、不得意に関わらず、私たちが数字を理解し操作する能力は極めて限られている、そう話すのはデータ視覚化の専門家アラン・スミスです。彼は、楽しい話を通して、私たちが知っていることと、そう思っているだけなことのギャップを探ります。
デイヴィッド・オートー: 自動化で人間の仕事はなくなるのか?
18:37
2017/01/28
これはあまり耳にすることのないパラドックスですが、1世紀に渡り人間に代わって仕事をする機械が作られてきたにもかかわらず、アメリカで仕事に就く成人人口の割合は過去125年の間増え続けているのです。どうして人間の労働が余計になったり、人間のスキルが廃れたりしないのでしょう?仕事の未来に関するこの講演で、経済学者のデイヴィッド・オートーが、なぜ未だこんなにも多くの仕事があるのかを問い、驚きと希望に満ちた答えを出します。
シャロン・ブロウス: 今が宗教を取り戻す時
16:27
2017/01/23
世界が制御不可能に見える時、宗教はそれと無関係に見えます。あるいは問題の一部のように思われるかもしれません。しかし、ラビであるシャロン・ブロウスは、現代における我々の生活のニーズを満たすために宗教を改革できると考えています。この情熱に満ちた話で、ブロウスは宗教活性化のための4原則を示し、暴力、過激主義、悲観主義などの感覚を麻痺させるような暗い現実に対抗し、あらゆる宗教が希望に満ちたカウンターナラティブとなり得ると語ります。
エリザベス・レッサー: 真の自分を語り真の他者を見出すとは
15:44
2017/01/09
エリザベス・レッサーが、険悪な人間関係や愛する者の死などの重いテーマについて、抒情的に、そして意外にも愉快な語り口で話します。プライドや自己防衛を手放し、魂を露わにして真実を語り合うようになれるまでの、癒しへの過程が描写されます。「大切な人間関係を浄化するには、生きるか死ぬかの状況を待つ必要はない」「新種の救急救命士のように、相手に対する勇気ある最初の一歩を踏みだせばよいのだ」と。
ダニー・ドーリング: (場所を示すだけではなく)私達が何者かを示す地図
14:07
2016/12/21
データを使って地図を作ったら世界はどのように見えるでしょう?社会地理学者ダニー・ドーリングは地球の本当の姿を映す、魅惑的で洞察に富んだ地図で、改めて世界を見直すよう誘います。― 私達が属する、繋がり合い、絶えず変わり続ける魅力的な地球。地図というものの見方が全く変わってしまうことでしょう。
フアン・エンリケス: 数百年後、人類はどんな姿だろうか?
15:45
2016/12/15
バクテリアや植物、動物を進化させることができる私たち人類。そこでフアン・エンリケスは「人体を進化させることは道徳的なのか?」と問いかけます。中世の義手から現在の神経工学や人工DNA科学におよぶスピーチの中で、人体の進化に関する倫理と向かい合い、そして地球とは違う惑星に移り住むために必要な人体の改変について想像します。
ヴィクター・リオス: 教育システムから取り残された子供たちを助けよう
11:53
2016/12/12
学生たちに対しては、彼らに欠けているものではなく、彼らが貢献することに目を向けよう ― 厳しい家庭環境にいる子たちには特に。教育者ヴィクター・リオスは街で貧しく育った自分自身の経験から、教育における姿勢を変えるための3つの直接的な戦略を提示し、仲間の教育者たちには「問題児」の生徒たちを、忍耐力と人格とグリット(やり遂げる気骨)を持つ「有望株」の生徒たちとして見るように呼びかけます。
フォーン・チョウ: 青少年向けの簡単なDIY課題の作り方
07:03
2016/12/02
TEDレジデントのフォーン・チョウは、生徒たちが工学技術に触れられるよう、身の回りにある紙や布を使った、費用のかからない、面白い課題を考案しています。この短く、鋭いトークで、チョウ自身が実施しているような、従来の枠にとらわれない斬新なワークショップをもってすれば、生徒たちのテクノロジーに対する先入観を取り払い、テクノロジーの創造に関心を持たせられるとチョウは語ります。
マロリー・ソルドナー: 企業のデータで世界の飢餓に終止符を打てるかもしれない
11:15
2016/11/29
企業は人道的な問題を解消するためお金を提供したかもしれませんが、もっと有益なものを提供できるのです。つまりデータです。マロリー・ソルドナーは、民間企業が難民危機から世界の飢餓までの大きな問題を、未利用のデータや意思決定法を研究する科学者を提供することによってどれほど進展させることができるのかを話しました。あなたの会社も何かに貢献できるかもしれません。
ピコ・アイヤー: 知りえないことの素晴らしさ
10:05
2016/11/01
約30年前、ピコ・アイヤーは日本へ旅をし、日本に魅了され、居を移しました。人間の精神を鋭く観察するアイヤーは、30年目と比べて今の方が、日本の事に限らず、あらゆることを遥かに知らないと感じていると言います。詩的にそして瞑想のごとく知恵を熟考するなかで、アイヤーは、年齢を重ねることで得られた知識への興味深い洞察を語ります。人は知れば知るほど、いかに知らないかが分かるというのです。
ジョン・マクウォーター: 新しい言語を学ぶべき4つの理由
10:01
2016/10/28
英語が急速に世界共通語になりつつあり、即時翻訳の技術が年々向上する中、なぜ、わざわざ外国語を学ぶ必要があるんでしょう?言語学者でコロンビア大学教授のジョン・マクウォーターが、新しい言語を学ぶことの魅惑的な効能を4つ紹介します。
アイザック・リッズキー: あなたはどんな現実を生み出しているのか?
11:46
2016/10/27
現実とは、自分が認識したものではありません。心の中で自分が作り上げるものです。アイザック・リッズキーが、この奥深い教訓を身をもって知ったのは、予期せぬ人生の試練から価値ある洞察を得た経験からでした。彼がこの内省的で個人的なトークを通して私たちに強く勧めること、それは、言い訳や憶測や恐怖を捨て、自ら現実の創造主になるという素晴らしい責任を受け入れることです。
サム・ハリス: 人間より優れた人工知能を作って制御を失わずにいることは可能か?
14:27
2016/10/19
高度な知性を持つAI(人工知能)を怖いと感じますか?神経科学者であり思想家であるサム・ハリスは、単に理論的な可能性としてでなく、実際に怖れるべきだと警告します。人間を超える知力を持つAIがやがて作られることになるが、人間がアリを扱うように人間を扱うAIを作ることの問題に、我々はきちんと向き合っていないと、彼は指摘します。
J・D・ヴァンス: アメリカの「忘れられた労働者階級」の葛藤
14:42
2016/10/17
J・D・ヴァンスはオハイオ州南部の通称「ラストベルト」と呼ばれる工業地帯にある小さく貧しい町に育ち、現在のアメリカにはびこる多数の社会問題を目撃してきました。ヘロインの蔓延、破綻した教育制度、離婚や暴力により引き裂かれた家族、等。この国の労働階級が集中するアメリカの街で語り継がれるであろう鋭いトークの中で、ヴァンスはアメリカンドリームを見失うとはどういう感覚なのか説明し、地域のリーダーから政策立案者を含むすべての人が考えなければならない質問を投げかけます。アメリカの忘れられた街に住む子供たちを絶望から解放し、より良い暮らしを送れるようにするために、私たちに何ができるでしょう?
ナディア・ロペス: 学校を開く理由、それは刑務所を閉鎖するため
07:10
2016/10/12
私たちにとって子供たちは未来であり、子供自身がそれを信じることはとても重要です。ナディア・ロペスがニューヨーク市で最も行政サービスが行き届かず、暴力がはびこるブルックリンのブラウンズビル地区に学問のオアシスを開いた理由はそこにあります。彼女は子供たち全員の素晴らしい才能と能力を信じているのです。モット・ホール・ブリッジズ・アカデミー初代校長の(そしてブログ『Humans of New York』で有名になった)彼女は、私たちに元気を与えてくれる短い話を通して、「学徒たち」が自分と家族の明るい未来を描くために、どのように手を差し伸べているかを語ります。
サルマン・カーン: 点数ではなく身に付けることを目指す教育
10:49
2016/09/26
未完成の土台の上に家を建てようと思いますか?もちろんそんなことはしないでしょう。それならどうして教育においては、まだ基礎が出来ていないうちに先へと進めてしまうのでしょう?難しい問題ですが、教育者のサルマン・カーンが、自分のペースで習得していくのを助けることで落ちこぼれつつある生徒を好学の士へと変えられるプランを話してくれます。
オリヴィエ・スカラブレ: 次世代産業革命はすぐそこに来ている
12:26
2016/09/13
過去50年間、世界の経済成長は鈍化していますが、この問題の打開策は意外な所からもたらされるかもしれません。それは製造業に対してこれまでになかった視点から新しい形で繰り出されます。産業システム思想家のオリヴィエ・スカラブレは、「第4次産業革命」がマクロ経済の転換を起こし、雇用、生産性そして成長を飛躍的に促進するだろうと説いています。