健康と医学

ビル・バーナット: 鬱の友達と心を通わせるには
13:10
2018/03/23
どうしたら親しみをもって鬱の友達と付き合えるかイマイチわからない?コメディアンであり、語り手でもあるビル・バーナットからのアドバイスをどうぞ。鬱の人と話す時に「したらいいこと」「しないほうがいいこと」をお教えします。この次会話する時は、思いやりと、そしてちょっぴりユーモアも交えて対応できるはず。
ウェンディー・スズキ: 脳に良い変化をもたらす運動の効果
13:02
2018/03/21
脳の働きを劇的に変化させる為に、今あなたが出来ることとは何でしょうか?「運動することです!」そう断言するのは、神経科学者ウェンディー・スズキ。運動することが、気分も記憶力も向上させる科学的根拠を説明するスズキのトークを聞きながら、ジムに行く気を起こしてください ― そして、あなたの脳をアルツハイマー病のような神経変性で起こる病気から守りましょう。
ヘザー・ラニエ: 物事の「良し悪し」は思い込みに過ぎない
13:36
2018/01/19
ヘザー・ラニエの娘フィオナは、ウォルフ・ヒルシュホーン症候群という遺伝子異常による先天性疾患を患っているため、発達に遅れがあります。でも彼女は、悲劇のヒロインだとか、天使のように可憐だとか、似たような状況の子供たちに向けられるステレオタイプには当てはまりません。まれな症状の女の子を育てるという美しくも複雑で、喜びに溢れていながらも困難な道のりを語るこのトークで、ラニエは人生にとって何が「良い」もので、何が「悪い」ものかという私たちの思い込みに疑問を呈します。普通ではないと思われる状況を克服することに囚われるのではなく、あるがままの人生をそのまま受け入れるべきだ、と彼女は呼びかけます。
ダン・ガーテンバーグ: 脳が深い睡眠から更なる恩恵を得る方法
06:37
2018/01/04
熟睡に取って代われるものはありません。もし睡眠をより効率的にしてくれるテクノロジーがあったらどうでしょう。ダン・ガーテンバーグは、記憶を定着させたり人格を形成したりする、最も再生力のある深睡眠段階を誘発するテクノロジー開発に携わっています。深睡眠段階の脳波を模倣した音がいかに私達をより深い眠りへと導くのか、また、私達の記憶力や学習能力を高め、健康向上に貢献する可能性を持つことについてお聴き下さい。
ニッキー・ウェバー・アレン: うつを一人で抱え込まないで
06:35
2017/10/26
感情を抱く事は弱さの表れではありません ― それは私達が人間である証なのだ、とプロデューサーで活動家でもあるニッキー・ウェバー・アレンは語っています。彼女は不安障害と鬱病だと診断された後も、恥の思いにとらわれ、誰にもその事実を語れず、家族の悲惨な事件によって、自分の近親も同じ病で苦しんでいたと知るまで自身の病状を隠していました。このメンタルヘルスに関する重要なトークの中で、彼女は自身の苦しみを赤裸々に語るとともに、何故有色人種のコミュニティでは鬱を弱さであると誤解され、苦しむ人達が援助を受けられないのかを語ります。
スーザン・ピンカー: 長寿の秘訣は周囲の人との交流かも
16:02
2017/09/04
イタリアのサルディーニャ島は100歳を超える人の比率がイタリア本土の6倍、北アメリカの10倍です。なぜでしょうか?心理学者スーザン・ピンカーによると、島民が健康なのは楽天的な性格や脂肪の少ないグルテンフリーの食べ物とは関係がなく、人と人との関係が密接で、じかに会って交流することが多いからだといいます。ピンカーとともに、100歳を超えて長生きできる秘訣を探りましょう。
アンジャン・チャタジー: 脳はどのように美しさを判定するか?
14:48
2017/08/22
アンジャン・チャタジーは自然の持つ最も魅力的な概念である「美しさ」についての研究において、進化心理学と認知神経科学というツールを利用しています。魅力的な脳の奥深くを眺めつつ、特定の線、色、形状による構図が、私たちの脳を刺激する理由、さらにその背後にある科学について学んで下さい。
アニル・セス: 脳が「意識された現実」という幻覚を作り出す仕組み
17:00
2017/07/18
今まさに、あなたの脳内では何十億もの神経細胞が一緒に働いて意識経験を生成しています。ここで脳が生成しているのは、単に意識の経験というだけでなく、自分の身の周りの世界や、その中にいる自分自身という経験です。これはどのような仕組みで起きるのでしょうか?神経科学者のアニル・セスによると、私たちは皆、ずっと幻覚を見続けているのであり、一同が合意する幻覚が「現実」と呼ばれるのです。セスの楽しくも翻弄させられる話の輪に加わりましょう。自分の存在というものの本質に疑問を抱くことになるかもしれませんよ。
メディ・オディカニ=セイドラー: 注意を向けた時、脳では何が起きているのか
06:32
2017/07/12
注意とは、何に焦点を当てるかではなく、どの情報を遮断するかということでもあります。計算神経科学者のメディ・オディカニ=セイドラーは、集中しようとする時の脳の状態を調べることで、脳とコンピューターをより密接に結びつけて、ADHD(注意欠如・多動性障害)の治療や、コミュニケーションをとることができなくなった人を手助けするモデルを構築したいと願っています。簡潔で魅力的なこのトークで、エキサイティングな科学にもっと触れてください。
ウェンディ・トロクセル: ティーンエイジャーの登校時間を遅らせるべき理由とは
10:33
2017/06/09
ティーンエイジの若者は睡眠が足りませんが、原因はスナップチャットや社会生活やホルモンではなく、社会政策が間違っているからだと、ウェンディ・トロクセルは言います。眠りの研究者で、睡眠医学の臨床医であり、ティーンエイジャーの母親でもある自分の経験を基に、トロクセルは、学校の早すぎる始業時間のせいで、生涯で一番眠りが必要な時期に、いかに若者が睡眠時間を奪われてしまっているかについて、議論しています。
ルーシー・カラニシ: 死に直面したとき、人生に生きる価値を与えてくれるのは
16:09
2017/06/07
この深く心を揺さぶるトークでルーシー・カラニシは、若き神経外科医で末期ガンの診断後に執筆活動に転向した亡き夫ポールについて語り、人生と目的について考えをめぐらせます。「物事を精一杯、経験すること―生も死も、愛することも失うことも ― それが私たちにできること」とカラニシは言います。「“苦しみの中でも人間らしくいられる”のではなく、“苦しみの中で人間らしくなる”の」
ロバート・サポルスキー: 最善の自己と最悪の自己の生物学
15:51
2017/05/31
人間は非常に思いやり深く利他的にふるまうこともあれば、一方でとても残酷で暴力的にもなれるのは、どういうことでしょうか?私達の行動の要因を理解するために、神経科学者のロバート・サポルスキーは極限状況を設定し、行動が行なわれる数秒前から数百万年前に至る時間の尺度で行動を考察します。この魅力的なスピーチの中で、サポルスキーは私達の最悪の行動と最善の行動の要因に関する生物学の先端的研究を披露します。
サング・デリ: メンタルヘルスを気遣うのは恥ずかしくなんかない
09:06
2017/05/26
起業家サング・デリは、ストレス過多になったとき、自身の奥深くにあった偏見に直面せざるを得ませんでした。「男性はメンタルヘルスを気遣うべきではない」というものです。個人的な語りで、デリは、感情にふれることを良しとしない社会のなかで不安に対処することをどのようにして学んだかを教えてくれます。彼が言うように、「どう感じているかに正直であっても弱いわけではありません。そうすることで私たちは人間らしくいられるのです」。
リサ・ジェノヴァ: アルツハイマー病を予防するために出来ること
13:56
2017/05/19
アルツハイマー病があなたの脳の運命でなくてもいいのです ― 『アリスのままで』の著者リサ・ジェノヴァは言います。この疾患の最新の研究を紹介するとともに、アルツハイマー病に強い脳を作るために私たち個人ができることについての有望な研究成果にも触れます。
デイビッド・カサレット: 医療大麻に対するある医師の経験
15:07
2017/05/17
内科医デイビッド・カサレットは医療大麻にまつわる眉唾や半信半疑な話に聞き飽きていました。そこで懐疑心を持って、自分自身で徹底した調査を行いました。彼は私達が知っている事、知らない事、通常の医療が現代の医療大麻薬局から学ぶ事の出来る物に関する魅惑的な報告を行います。
マイケル・ボッティチェリ: 依存症も疾病の1つだ。他の疾病と同様に扱われるべきだ
10:44
2017/04/21
アメリカ合衆国では依存症や薬物乱用に必要な医療ケアや治療を9人に1人しか受けることができません。前薬物管理対策局長であるマイケル・ボッティチェリは、この「流行」を終わらせるために活動し、依存症の人々に親身に寄り添って、同情と公平で接しています。自身の思いを込めたトークでは、彼らの声を届け、薬物依存症患者に押される烙印と向き合うように現在回復期にいる何百人ものアメリカ人を励まします。
キャシー・ハル: 末期小児患者たちのための家からの物語
15:18
2017/03/24
短い一生を終える若い命を尊重し祝福するために、キャシー・ハルは米国で最初の独立型小児緩和ケア施設「ジョージ・マーク・チルドレンズ・ハウス」を設立しました。その使命は、末期症状の子供たちとその家族にお別れのための平和な場所を提供することです。彼女は知恵、喜び、想像力と心痛む喪失に満ちた物語を共有します。
スー・クレボルド: 息子はコロンバイン高校乱射犯 ― 母として、私の伝えたいこと
15:18
2017/02/27
スー・クレボルドは、生徒12人と教師1人が犠牲となったコロンバイン高校銃乱射事件の犯人の1人であるディラン・クレボルドの母親です。事件後、彼女は何年もかけて家族の歴史を詳細に掘り起こし、息子が犯した暴挙を防ぐために何ができたのか理解しようとしてきました。この痛々しく苦悩に満ちた講演を通し、クレボルドは自ら命を絶つ思考と人を殺す思考との関連性を研究し続けるよう、親や専門家に対して訴えながら、精神病と暴力の交差点を探ります。
ジェン・ブレア: もしも医者には診断できない病に倒れたら?
17:07
2017/01/17
5年前、TEDフェローのジェン・ブレアは、世間では慢性疲労症候群として通っている難病、筋痛性脳脊髄炎(ME)を患い、病状はどんどん進行していきました。この病気は日常生活に著しく支障をきたし、ひどいときにはベッドシーツがカサカサ擦れる音さえ耐えられない日もあるほどです。医療での対処が困難な病気を持つ患者たちの生き様を映画という形で記録するというミッションを持つブレアが、根本的な病因も、身体に与える影響も完全に解明されていないこの疾患に対し、治療を受けるために直面してきた数々の障壁について語る、感動を呼ぶトークです。
レベッカ・ブラックマン: 薬でうつ病やPTSDを予防することは可能か?
18:23
2017/01/13
より優れた医薬品の開発は、偶然でありながら、革新的な発見によって道が切り開かれてきました。科学がどう進歩するかを巧みに語りながら、神経学者レベッカ・ブラックマンが、広がりつつあるうつ病やPTSDといった精神疾患を解決する可能性を持つ、偶然発見された革新的な治療法について話します。さらに、その予想を超えた、物議をかもす展開をお聞きください。
メリッサ・ウォーカー: アートはPTSDの見えない傷を癒せる
09:48
2016/11/02
「トラウマによって、被害者は口を閉ざしてしまいます。しかしアートは戦争の心理的な外傷に苦しむ人々が心を開き、その傷を癒す手助けが出来るのです。」クリエイティブな芸術家であり、セラピストでもあるメリッサ・ウォーカーは語ります。精神的なダメージを負った兵士たちが、仮面の制作を通じて自らを悩ますものが何であるかを知り、遂にはそれから逃れられるようになっていく過程が、感動的に描かれるトークです。
アダム・デ・ラ・ゼルダ: がんとの戦いに勝利するために我々が始めた方法
12:42
2016/10/26
スタンフォード大の研究者であるアダム・デ・ラ・ゼルダから、がんに対する最新技術について聞いてみましょう。彼は、自ら最先端技術の開発を手掛けています。彼の研究室では、体内に注入されたがんを識別する金の微粒子を描出する素晴らしいイメージング技術を確立しようとしています。この技術で、命にかかわる腫瘍は、極小サイズでも全てを、外科医が摘出できるようにすることを目指しています。
フランツ・フロイデンタール: 手術せずに心臓疾患を治す方法
09:28
2016/09/30
医用品の発明とその国特有の文化とが交差する場所で、小児循環器科の医師、フランツ・フロイデンタールは伝統的なボリビアの機織りから生まれた器具を使って世界中の子ども達の心臓に開いた穴を修復しています。彼はこう言います。「今の時代が抱える最も複雑な問題も、もし夢を見る事が出来るなら、簡単なテクニックで解決出来るのです。」
エド・ボイデン: 脳の見えない秘密を調べる新しい方法
13:15
2016/08/29
神経工学者のエド・ボイデンは、私達の脳の小さな生体分子がどのように感情、思考、感覚を生み出すのか知ろうとしています。また、てんかんやアルツハイマー病のような脳の疾患を引き起こす生体分子の変化を突き止めたいとも願っています。「見えない構造を顕微鏡で拡大するより、脳組織を物理的に拡大したら見やすくなるのでは?」と彼は考えました。紙おむつの吸収材に使われるポリマーが、なぜ私達の脳をもっと良く理解する為のカギとなり得るのか、知りたいと思いませんか。
エリーズ・ロイ: 障がい者のためのデザインは全ての人の役に立つ
13:18
2016/08/16
「聴覚を失ったことは、私が恵まれた最も素晴らしい才能のひとつだと思います」と、エリーズ・ロイは言います。障がい者の権利を専門とする弁護士であり、デザイン思考の実践者でもある彼女は、耳が聞こえないことによって、世界を独自の方法で経験し、理解しているのだと言います。そしてこの視点こそが、私たちが抱える大きな問題のいくつかを解決に導きうるものなのだと。「まず障がい者のためにデザインすれば、健常者のためにデザインする場合よりも、より良い解決策に行き当たることが多いのです」と、彼女は語っています。
マリアーノ・シグマン: 言葉から、あなたの将来のメンタルヘルスが予測できるとしたら?
12:14
2016/06/16
言葉の話し方や書き方から、あなたの将来の精神状態、さらには精神疾患の発症までもが予測できたとしたら?神経科学者のマリアーノ・シグマンが古代ギリシャと内省の起源へと時代を遡り、どのような仕組みで言葉から人の内面が垣間見えるのかを掘り下げます。彼はまた、言葉をマッピングする方法を用いた、統合失調症の発症を予測することもできるアルゴリズムについても詳しく解説します。シグマンによれば、私たちの書いたり話したりする言葉の客観的・定量的な自動分析に基づく、今とは大きく違った形のメンタルヘルスが将来的に登場するかもしれません。
ローラ・インドルフィ: 膵臓がん患者への吉報
06:03
2016/06/09
膵臓がんは、他に何の健康の問題もない人ですら罹る事のある病気です。愛する人を膵臓がんで亡した人なら誰でも、この病気が如何に衝撃的な早さで進行するかご存知でしょう。TEDフェローでバイオ物医療起業家であるローラ・インドルフィは、この複雑で致命的な病気の、革新的な治療技術の開発に携わっています。腫瘍を封じ込め、転移を防ぎ、薬を腫瘍に直接投与するという画期的なデバイスを紹介しながら、「いつか、膵臓がんを治せるようにしたいと願っている」とインドルフィは語ります。
サンギータ・バティア: 体内で腫瘍を見つけ出すミクロの粒子
10:43
2016/06/07
もし、高価な検査施設や安定した電気の供給が無くても、悪性腫瘍を何年も前に見つけることができたらどうでしょう?医師、生体工学研究者、そして起業家の顔を持つサンギータ・バティアは、数々の学問領域を横断する研究室を率いて、人間の疾患を理解し、診断し、治療する革新的な方法を探しています。癌による死の3分の2は完全に予防可能であり、彼女の目標は、それを防ぐことだと言います。バティアが複雑なナノ粒子科学をずば抜けた明晰さで解説し、何百万もの命を救うであろう革新的な癌検診法について語ります。
ウリ・ハッソン: コミュニケーション中の脳の反応
14:51
2016/06/03
神経学者のウリ・ハッソンは、人のコミュニケーションに関する基本的なことを研究しており、彼の研究室の実験により、例え話す言語が異なっていても、同じ概念や話を聞いているときには、我々の脳は似たような反応をしたり、同調したりすることが見出されました。この驚きの脳神経の機構により、脳の反応パターンを伝えたり、記憶や知識を共有することができます。ハッソンは「我々は意味に対する共通コードがあるからコミュニケーションができるのだ」と言います。
サラ・グレイ: 短命だった息子は新しい未来への道を開く
10:17
2016/05/25
サラ・グレイの胎内に宿った小さな命、トーマスは無脳症で手の施しようのない状態と診断されました。ところが彼女は、自分と家族が直面したこの悲劇を天からの特別な贈り物と捉えて、トーマスの体の一部を研究機関に提供する決断を下しました。このような形で生命科学に貢献した彼女は、その決断に至った心の旅路を、このトークで明らかにします。また同時に、彼女と同じような悲しみを抱えた家族に対する配慮を求めて、メッセージを投げかけます。