TED動画一覧 (19)
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科学を良い方向に進める知られざる頭脳ジャダイダ・アイスラー
▼SHOW MOREジャダイダ・アイスラーは、少女の頃から天体物理学者になることを夢見ていました。しかし、現実は厳しいものでした。当時、米国の物理学関連の博士号を取得した黒人女性は、たった18人しかいなかったのです。この個人的なトークで、いかに黒人女性としてイェール大学初の天体物理学博士号を取得したのか、そして科学やSTEM(科学、テクノロジー、工学、数学)教育分野における多様性が持つ価値について、強い信念を伝えます。「こんな自分には、将来の夢をかなえるのは無理だなんて、一寸たりとも考えてはなりません。夢をしっかりとつかみ、想像することすらできなかった世界に進まなくては」と彼女は言います。
2016.01.07TED日本語TED Talk - 09:29
視覚障害者が世界を自由に探索できるようにする新技術浅川智恵子
▼SHOW MOREおすすめ 2技術によって生活の質をいかに向上させることができるか?どうすれば視覚を使わずに世界を動き回れるようにできるか?14歳の時に視力を失ったIBMフェローで発明家の浅川智恵子は、そんな問に答えるべく取り組んできました。笑いを誘うデモ映像で彼女が紹介するのは、視覚障害者がかつてなく自由に世界を探索できるようにする新技術です。そして歴史が示しているのは、優れたアクセシビリティをデザインするとき、すべての人が恩恵を受けるということです。
2016.01.05TED日本語TED Talk - 15:45
アメリカが新生児の親と赤ちゃんを失望させている理由ジェシカ・ショートル
▼SHOW MORE女性には働いてもらう必要があり、私たちには働く女性も出産できるようにする責任があります。では、アメリカはなぜいまだに国家レベルの有給の産休を新生児の母親に提供しない、数少ない国々のひとつなのでしょうか?この痛烈なトークでジェシカ・ショートルは、アメリカにおける新生児の母親にとっての現実が、隠されているとともに厳しいものであることを切々と訴えます。何百万人もの女性が、毎年、産後数週間で職場に戻ることを余儀なくされているのです。彼女の「広める価値のあるアイディア」は次のようなものです。働く母親とその赤ちゃんに対して、アメリカが取ってきたやり方の経済的・肉体的・心理的負担を認識すべき時がきたのだということ。そして、すべての働く親たちに有給の産休を与えることによって、アメリカの経済的な将来を安定したものにすべきだ、ということです。
2016.01.04TED日本語TED Talk - 13:46
幼生サンゴを育ててサンゴ礁を再生するには?クリステン・マーハバー
▼SHOW MOREクリステン・マーハバーは、サンゴの生態を研究しています。サンゴはケシの種ほどの小さな生き物で、ゆっくりと何百年という時間をかけて何百キロにも連なる、他の生物の住みかとなる美しい構造物を造り上げてきました。彼女が述べる通り、サンゴ礁の現状に関して憂えるのは容易です。急速な白化、死滅、泥化などのために、最近ニュースでも耳にします。でもいい話もあります。この素晴らしい海の無脊椎動物について、より多くのことが分かってきているということです。それはサンゴを助けることに(そして、サンゴが我々を助けることにも)つながります。生物学者でありTEDのシニア・フェローである彼女は、素晴らしくかつ神秘的な、この働き者でか弱い生物の生態の一面を紹介します。
2015.12.23TED日本語TED Talk - 15:51
信頼、弱さ、絆から生まれるアートマリーナ・アブラモヴィッチ
▼SHOW MOREマリーナ・アブラモヴィッチの芸術は、観客と芸術家の境界を押し進めることで、意識を高め、個人レベルの変化を目指すものです。2010年の革新的な作品『The Artist Is Present』では、彼女は毎日8時間、ただ観客と向かい合って椅子に腰掛けることで、力強く感動的な経験を生みました。今後、さらに大胆な作品が生まれるかもしれません。それは、実験的な試みや細心の配慮のもとになされるシンプルな行為を目的とした、世界中に広がるアート施設という形をとりつつあります。マリーナの言葉です。「いつも同じことをしていても、何も起こりません。私の手法は、自分が恐れていることや未知のことに取り組み、誰も経験したことのない領域に足を踏み入れることなのです。」
2015.12.22TED日本語TED Talk - 10:35
最高の人材の履歴書が必ずしも理想的でない理由レジーナ・ハートリー
▼SHOW MOREおすすめ 2完璧な履歴書を持つ候補者と、困難を戦い抜いてきた候補者のどちらかを選ぶことになったとき、人事部長のレジーナ・ハートリーは、常に「闘士」にチャンスを与えると言います。自身逆境を生き抜いてきたハートリーは、最悪のところから這い上がってきた人には、変化し続ける仕事環境を耐え抜ける力があると知っているからです。彼女はアドバイスします。「過小評価されている候補者に目を向けてください。彼らの秘密の武器はその情熱と目的意識です。闘士を採用しましょう」
2015.12.21TED日本語TED Talk - 12:03
世界中の国の本を1冊ずつ読んでいく私の1年アン・モーガン
▼SHOW MOREアン・モーガンは多読家だと自認していましたが、それは自分の本棚にある「巨大な文化的盲点」を発見するまでのことでした。数多くの英米作家が並ぶ中、英語圏以外の作家の作品はごくわずかしかなかったのです。そこで彼女は野心的な目標を設定します。1年かけて、世界中の全ての国の本を1冊ずつ読むことにしたのです。現在彼女は、自国語びいきの人々に翻訳書を読むよう促していて、出版社が海外の傑作をもっと届けてくれるようになるのを願っています。彼女の読書の旅のインタラクティブ・マップをこちらでご覧いただけます。go.ted.com/readtheworld
2015.12.21TED日本語TED Talk - 12:05
ヨーロッパ中の洞穴に描かれた32個のシンボルの謎ジュヌヴィエーヴ・フォン・ペツィンガー
▼SHOW MORE書き言葉は人類文明の代表的な特徴ですが、一朝一夕で誕生したわけではありません。最古の完全な文字体系ができあがる何千年も前、私たちの祖先は、自分たちが身を寄せていた洞穴の壁一面に幾何学的なシンボルを書き付けました。古人類学者であり岩壁画研究者でもあるジュヌヴィエーヴ・フォン・ペツィンガーは、ヨーロッパ中の洞穴に残された古代のしるしを研究し、コード化しました。研究結果には一定のパターンが見受けられ、図形を使ったコミュニケーションや、一瞬で消えてしまわないようメッセージを保存したり伝達したりする能力が、私たちが考えるよりずっと古くからあったことを示唆しています。
2015.12.18TED日本語TED Talk - 19:26
動物は何を感じ何を思うのか?カール・サフィーナ
▼SHOW MORE動物の脳の中では何が起きているのでしょう?動物が感じたり考えたりしていることを知ることは可能なのでしょうか?そもそも動物は感じたり考えたりするのでしょうか?カール・サフィーナは可能だと考えています。生態学、生物学、行動科学に渡る発見や逸話から、クジラやオオカミやゾウやアホウドリの物語を紡ぎ出し、地球を共有する他の生き物たちも人間同様に考え、道具を使い、感情を表現することを示します。
2015.12.17TED日本語TED Talk - 21:15
近い将来起こり得る我が国土の水没を世界の協力で防止をアノテ・トン
▼SHOW MOREキリバスの国民にとって、気候変動は日常に起こる現実であり、議論するものでも、否定するものでも、法制化するものでもありません。太平洋に浮かぶ海抜が低いこの島国は、海面の上昇により、近い将来水没するかもしれません。TEDの運営者であるクリス・アンダーソンとの対談で、キリバスの大統領であるアノテ・トンは、この国が直面する気候的な破局と将来の危機について語ります。「気候変動に対処するには、犠牲を伴い、約束ごとが必要です」そして「世界の有り方は変わったのだと人々に伝えるべきなのです」と訴えます。
2015.12.16TED日本語TED Talk - 12:36
自分の教会を内部から変化させるための取り組みチェルシー・シールズ
▼SHOW MORE宗教がもたらす影響に対する宗教の責任を明確にしながら、他者の宗教的信条を尊重するためにはどうすればよいのでしょう?チェルシー・シールズは、この問いに対して力強い答えを示しています。シールズは、正統派モルモン教の伝統の中で育てられました。その過程で、モルモン教会の中で、女性が重要な地位から除外されるのを目にしてきました。彼女は、現在は文化人類学者で、アクティビストでTED フェローでもあり、教会内の制度における男女差別の是正のために活動しています。「宗教は、自由を与え、従属させ、力を与え、搾取し、慰め、破壊することも可能です。安息日の教えが、政治や保健政策、世界の暴力にも影響を与えるのです」とシールズは述べています。
2015.12.08TED日本語TED Talk - 09:18
インターネット検索結果に隠れた道徳的価値観アンドレアス・エクストローム
▼SHOW MORE検索エンジンは、今や最も信頼できる情報源、そして真実の拠り所となりました。でも、公正な検索結果は存在しうるのでしょうか?スウェーデンの文筆家でジャーナリストのアンドレアス・エクストロームは、そのようなものは哲学的にありえないと言います。この示唆に富んだトークで、彼は技術と人類との結びつきを強めるよう呼びかけます。そして、アルゴリズムには人間の価値観が反映されており、どんなプログラムをもってしても、それを消し去ることはできないことを心に留めておくべきだと訴えます。
2015.12.07TED日本語TED Talk - 11:55
知られざるスニーカー・マーケットとそれが重要である理由ジョシュ・ルーバー
▼SHOW MOREジョシュ・ルーバーは、「スニーカーヘッド」と呼ばれるレアものや、限定品のスニーカーを収集するコレクターです。スニーカーへの飽くなき欲求を抱く彼ら目利き達が、マーケティングの原動力となり、お気に入りのブランドへの熱狂を人々の間に生み出しています。そして、この数千億円規模のスニーカー流通市場に支配的な力を持っているのがナイキです。ルーバーの会社キャンプレスでは、スニーカー市場のデータを収集し、コレクターや投資家のために分析しています。このトークで、ルーバーはこの複雑で規制のない市場を紹介し、それが株式のように商品が取引される市場のモデルとなる可能性を考察しています。
2015.12.05TED日本語TED Talk - 11:50
世界のLGBTの生活とはジェニ・チャン、リサ・ダゾルス
▼SHOW MOREサンフランシスコに住むゲイカップルのジェニ・チャンとリサ・ダゾルスは、それぞれ思い通りの気ままな生活をしていました。しかし彼らが住んでいるベイエリア以外の、基本的な権利を未だに持たない人々の生活とは、どのようなものなのでしょうか?二人は世界で並々ならぬ事をしてきたLGTBの人々、「スーパーゲイ」を探して、アフリカ、アジア、南アフリカ等15カ国を旅しました。最近ゲイである事を初めて公表した王子が現れたインドから、ゲイの婚姻をラテンアメリカで初めて認めたアルゼンチンまでです。その旅の中で、二人は感動的な物語や自分達が探してきた、勇敢で快活で誇り高い「スーパーゲイ」を見つけたのです。
2015.12.04TED日本語TED Talk - 11:31
音楽の力で光と色の世界へカーキ・キング
▼SHOW MORE彼女自身が独自のジャンルといえる、カーキ・キングは、今世紀のギターの女神かもしれない。キングは、器用に手で弾くことと、デジタルテクノロジー、ギターに色彩を投影するプロジェクションマッピング技術を統合して駆使することで、衝撃的なマルチメディア作品『The Neck Is a Bridge to the Body(首は身体への橋)』を作った。ギターのネックをピアノのキーボードのように使い、複雑な音色を奏で、彼女は人々を音楽で光と色の世界に連れて行く。彼女はギターが絵筆だという。
2015.12.03TED日本語TED Talk - 07:24
無線インターネット通信の画期的な新手法ハラルド・ハース
▼SHOW MORE今ある技術を用いて、インフラが整っていない地域に住む40億人以上の人々がインターネットを使えたら?ハラルド・ハースらの研究チームは、簡単に入手できるLEDと太陽電池を使った、光によるデータ通信の新技術を発明しました。これはデジタル・デバイドを解消する鍵となることでしょう。未来のインターネットの様子をご覧ください。
2015.12.02TED日本語TED Talk - 11:32
知られざる最高の動物 ― どうすれば救えるのかパトリシア・メディチ
▼SHOW MOREバクは、世界最大級の陸生哺乳類でありながら、群れをつくらず夜行性であることから、その生態は謎に包まれています。「生きた化石」として知られ、現在南米の森林や草原を闊歩するバクが進化の歴史に登場したのは5百万年以上も前になります。しかし、急速な産業化が進むブラジルでは特に、密猟や森林破壊、環境汚染の危機にさらされ、その生存が危ぶまれています。この示唆に富んだトークでは、保全生物学者でバクの専門家であるTEDフェローのパトリシア・メディチが、この素晴らしい動物を保全するための取組みを紹介し、皆さんに、ある問いを投げかけます ― このままバクを絶滅させてしまうのですか?
2015.12.01TED日本語TED Talk - 19:15
500人の難民を乗せた船が海に沈んだ ― 2人の生存者の物語メリッサ・フレミング
▼SHOW MORE500人以上もの難民を乗せ重量を超過した船に乗っていた、ある若い女性が図らずも英雄となりました。国連難民高等弁務官事務所のメリッサ・フレミングによって語られる、この力強い物語を聞くと、人間らしい生活を求めて国を脱しようと試みる膨大な数の人々を語る数字に、ひとの顔が浮かんできます。難民を乗せた船は今この瞬間も押し寄せているのです。
2015.11.30TED日本語TED Talk - 09:39
SMS救援窓口を開設させた、ある悲痛なメッセージナンシー・ルブリン
▼SHOW MOREある若い女性が、DoSomething.org に助けを求める悲痛な叫びをメッセージ(SMS)して来ました。それをきっかけに、苦しんでいる人々の受け皿として、Crisis Text Line が設立され、アメリカ中で展開しています。最近では、およそ1千万通のメッセージを受信し、SMSの持つ秘匿性と強みを活用して、依存性、自殺願望、摂食障害、性暴力等といった問題から人々を救っています。その過程で収集されたデータによって、危機の高まりにより上手く対処する為の政策方針の転換、法律の執行や学校の準備がなされています。
2015.11.24TED日本語TED Talk - 12:20
ストレスを受けても平静を保つ方法ダニエル・レヴィティン
▼SHOW MOREストレスを受けたとき、あなたはベストの状態ではありません。事実、何千年もの進化を経て、脳はストレスを受け平静を失うとコルチゾールを放出し、合理的・論理的思考ができなくなります。おそらくは、ライオンに襲われた場合などに生き延びるられるようにするためです。神経科学者のダニエル・レヴィティンは、ストレス下で思考能力が低下した時に重大な間違いを避ける方法があると考えます―「事前分析」です。「皆 時々失敗をします」と彼は言います。「事前分析とはどんな失敗が起こりうるのかを事前に考えることなのです。」
2015.11.23TED日本語TED Talk - 12:56
アートでNSAのスパイに話しかけようマティアス・ユード
▼SHOW MORE2013年、アメリカのNSAとイギリスのGCHQが、ドイツ政府を日常的に監視していたことが暴露されました。怒りが渦巻く中で、芸術家マティアス・ユードとクリストフ・ワクターは、こう考えました。向こうは聞き耳を立てている…それなら話しかけてみよう、と。ベルリンの官庁街にあるスイス大使館の屋根にアンテナを設置して、オープンネットワークを立ち上げ、その周辺を盗聴するアメリカとイギリスのスパイに向けて、世界中の人々がメッセージを送れるようにしたのです。これは、今回紹介がある3つの作品の1つですが、どれも大胆で、時に笑いを誘い、明らかに反体制的です。これらの作品を通して、監視と閉じたネットワークに対して世界中に広がる不満について考察しているのです。
2015.11.20TED日本語TED Talk - 15:17
魅力的な手話の響きクリスティーン・サン・キム
▼SHOW MORE芸術家でTEDフェローのクリスティーン・サン・キムは、生まれつき耳が聞こえません。「音」は彼女の人生の一部ではなく、耳が聞こえる人のものだと思うように教えられてきました。作品を作ることで、彼女はアメリカ手話と音楽が似ていることを発見しました。そして、音とは耳からしか理解できないものではなく、触れたり見たり概念として経験できるものだということに気づいたのです。このチャーミングなトークの中で彼女は、目を開き、耳を傾けて「目に見える言葉」という豊かな宝物を分かち合おうと呼びかけます。
2015.11.19TED日本語TED Talk - 09:48
科学好きの子供を作るには原田セザール実
▼SHOW MORE香港のハーバースクールで、原田セザール実は、環境問題をになう次の世代の人々に科学や発明を教えています。教室をハッカースペースへと移し、そこで想像力溢れる子供達が、木や金属や化学や生物学や光学、さらには電動工具を駆使し、世界の海が直面する問題への解決法を生み出しています。彼がそこで伝えているのは、彼自身が子供の頃に両親から教わった「散らかしても良いけど、後で自分でちゃんと片付ける」ということです。
2015.11.18TED日本語TED Talk - 16:55
機能不全の社会福祉制度を立て直すにはヒラリー・コッタム
▼SHOW MORE失業や薬物、家庭内不和が原因で、または運に恵まれないせいで起こってしまう家庭の危機。そこに介入し、立て直す役目を持つ社会福祉制度が、機能していないという。ヒラリー・コッタムによれば、イギリスでは典型的な、いわゆる崖っぷちの家庭をサポートする機関が70以上あるのにも関わらず、本当に効果を上げている事業は存在していない。支援を必要とする人々と福祉事業の間に、親身で協力的な関係を築く仕組みを作るには?自身がソーシャル・ワーカー(社会福祉士)であるコッタムが、社会に根深くはびこる複雑な問題を解決するにはどうするべきかを問いかける。
2015.11.17TED日本語TED Talk