TED日本語一覧

A・J・ジェイコブズ: 私の朝のコーヒーを担うすべての人々に感謝する旅
15:29
2018/12/04
作家A・J・ジェイコブズは、本質的にはシンプルに見えるアイディアの探求に乗り出しました。彼が朝飲む一杯のコーヒーに携わったすべての人に、直接お礼を言うのです。千回以上「ありがとう」と言い終えて、ジェイコブズは探求に伴い世界中を旅したことを振り返ります。そして、旅の途中で学んだ人生を変えるような教訓を教えてくれます。ジェイコブズは言います。「いつもは気にかけない何百もの人々がいなかったら、私の手元にコーヒーは届かなかったことに気付いたんです。」
アレックス・オノルド: 900メートルの絶壁をいかにしてロープなしで登ったのか
11:49
2018/10/29
900メートルの垂直の壁の真ん中に命綱なしでいるところを想像してみてください。ロッククライマーのアレックス・オノルドには、この目の眩む状況こそ、10年ずっと夢見てきたものだったのです。このゾクゾクする講演で彼は、いかにヨセミテ渓谷のエル・キャピタンに登頂し、かつて行われた最も危険なフリーソロクライミングを成功させたのかを語ります。
リヴ・ボエリー: ポーカーの達人が教える決断の3つの秘訣
06:08
2018/10/22
実力だけでなく運も必要なものなのでしょうか?重要な決断をするときには直感を信じるべきか、それとも確率と細心の分析に頼るべきか?この短い講演では、プロのポーカープレーヤーであるリヴ・ボエリーが、勝負の世界で学んだ3つの戦略と、その日常への応用について語ります。
ティナ・シーリグ: 運を良くするための少しのリスク
11:39
2018/08/28
ほとんどの場合、運は落雷のような例外的で劇的なものではありません。どちらかというと、常に吹いている風のようなものです。運気をもっと取り込むのは難しくはありませんが、分かりにくいものです。この洞察力にあふれたトークでは、スタンフォード大学工学部教授であるティナ・シーリグが、運が良くなり、チャンスを見付けて掴み取る力を高められる意外な3つの方法を教えてくれます。
クリストフ・ニーマン: あなたはこの言語の上級者 ― しかもそれに気づいてさえいない
12:42
2018/08/22
私達は気づかないうちに画像の言語を使いこなしている、とイラストレーターのクリストフ・ニーマンは語ります。この愉快なトークでは、機知に富み、一風変わった絵がたくさん出てきます。芸術家はいかにして言葉を使わずに受け手の感情や知性を活用するのか、ニーマンが面白可笑しい視覚のツアーに私たちを連れ出してくれます。
クリスティーナ・ウォレス: 出会い系アプリでスワイプするのをやめて恋人を見つける方法
05:20
2018/08/21
さぁ、現実と向き合いましょう。出会い系にはもうウンザリですよね。候補者は掃いて捨てるほどいるのに、時間はムダになっていく。本当に使う価値あるのでしょうか?ポッドキャスターで起業家のクリスティーナ・ウォレスは、正しく使いさえすれば使う価値はあると考えます。ウォレスが経営学修士号を学んで得たスキルを駆使し、「ゼロデート」というアプローチを考案することでスワイプ式アプリから卒業した経緯と、どうすればあなたにもそれが出来るかを語る、愉快で実践的なトークです。
スパソーン・スワジャナコーン: 実在の人物の偽映像の作り方と、その見分け方
07:15
2018/07/25
有名人が実際には言っていないことを言っているように見せかけた偽映像を、あなたはうまく見分けられますか?この驚くべき講演とデモで、それがどのように作られるのかをご覧ください。コンピューター科学者スパソーン・スワジャナコーンは、大学院での研究として、AIと3次元モデリングを使い、本物にしか見えないような音声と同期した人物の映像を作りました。この技術の倫理的問題と創造的可能性、そしてその悪用への対策として行われていることについて学びましょう。
カレン・J・ミーチ: 他の恒星系からの初の訪問者オウムアムア
13:24
2018/07/19
2017年10月、天文学者なら誰でも待ち望んでいる連絡を受けたのは天体生物学者のカレン・J・ミーチでした。NASAが他所の恒星系からやってきた天体を特定したのです。この恒星間起源の彗星は、長さ400メートルほどでした。「オウムアムア」という斥候や使者を意味するハワイの言葉で呼ばれることになったこの天体をめぐり、興味深い疑問が生じました。これは太陽系が誕生した時の岩石の破片なのか、超新星爆発によって吹き飛んだ惑星の物質なのか、それとも宇宙人の技術の産物なのか、もっと違うものなのでしょうか。目の離せないこのトークで、ミーチは彼女の研究チームが、遠方からやって来た予期せぬ贈り物のなぞ解きに、限られた時間の中でどう取り組んだかを語ります。
ジェームズ・ブライドル: 悪夢のような子供向けYouTube動画 ― 今のインターネットのどこが間違っているのか
16:32
2018/07/13
作家で芸術家のジェームズ・ブライドルが、インターネットの暗く奇妙な片隅に光を当てます。そこでは誰とも分からぬ人々がYouTubeを使い、子供の頭を弄んで広告収入を得ています。サプライズ・エッグ開け動画やフィンガー・ファミリーの歌から、人気のアニメキャラが暴力的な状況に置かれるアルゴリズム的に生成されたマッシュアップ動画まであって、幼い心を食い物にし、怯えさせています。それは勢いを増すデータ駆動の世界がどこへ向かっているのかを示しているでしょう。ブライドルは言います。「テクノロジーがあらゆる問題への解決法だと思うのはやめて、問題が実際どういうものか知るためのガイドと考える必要があります。そうすれば問題を適切に捉え、取り組み始めることができるでしょう」
ポピー・クラム: 人の感情を読むテクノロジー
12:42
2018/07/10
テクノロジーが私達のことを私達自身よりもよく知るようになったらどうなるでしょう?感情が外面にどう現れるかを研究しているポピー・クラムは、ポーカーフェイスはもう終わりだと言います。新技術によって私達の感情を示す兆候が容易に検出できるようになっているためです。彼女は講演とデモを通し、「共感のテクノロジー」を使って、体温や呼気の成分といった肉体的な兆候から感情を読み取れることを示します。良くも悪くも、「技術によって共感能力者となることの効力を認めるなら、感情的、認知的な分断をテクノロジーで橋渡しできる可能性が生まれる」のだと彼女は言います。
フランス・ドゥ・ヴァール: アルファ雄の驚くべき科学
15:54
2018/07/09
霊長類学者フランス・ドゥ・ヴァールが「アルファ雄」を奥深い視点から見ていきます。リーダー輩出方法における人間と霊長類の驚くべき類似点を指摘し、権力のメリットとデメリットについて解説します。自身の研究から、アルファ雄が持つ寛大さや共感力、さらに秩序を保つ力といった意外な能力について明かし、政治家たちの間に起こる権力闘争についても考察します。ヴァールに言わせれば、大きくて力が強く、周りを威嚇したり侮辱するような者が必ずしも「アルファ雄」であるというわけではないのです。
ジョン・ドーア: 適切な目標が成功の秘訣である理由
11:51
2018/07/02
私たちのリーダーや組織が期待を裏切っていますが、それは必ずしも無能さや不正のためではないと、ベンチャー投資家のジョン・ドーアは言います。時にそれは、単に間違った目標のためなのだと。この実践的な講演では、GoogleやIntelやボノがその大いなる目標の設定と遂行に使っている「目標と主要成果」(OKR) という目標管理法によって、いかに正しい道を進めるかが示されています。適切な目標設定が成功と失敗を分けうること、OKRによってリーダーや自分自身に責任を持たせられることを知ってください。
アヌシュカ・ナイクナーレ: 十代の科学者が考えた、傷の治癒を促す発明
06:58
2018/06/19
家のガレージで作業しながら、アヌシュカ・ナイクナーレは創傷の治療過程を観察できるセンサーを作り上げ、グーグルサイエンスフェアの最年少優勝者(当時13歳)となりました。彼女の独創的な発明は、世界的に問題になっている慢性創傷の解決を目指しています。慢性創傷とは糖尿病などの持病よって傷が正常に治らなくなることで、毎年世界で何億ドルもの医療費が失われています。このトークを聞いて、彼女が発明した「スマート創傷被覆材」 がどのように機能するのかを知り、彼女が自分の物語を広めて他の人々に影響を与える姿をご覧ください。
イングリッド・フェテル・リー: 喜びはどこに隠れ、どう見付けるか
13:38
2018/06/11
桜や虹やシャボン玉や動眼 ― ある種のものが普遍的な喜びを生み出すように見えるのは、なぜなのでしょう?この心を捉える講演で、イングリッド・フェテル・リーは驚くほど実際的な喜びの起原を明らかにし、どうすれば身の回りにもっと多くの喜びを見つけ、作り出せるのかを示します。
シモーン・イェッツ: 役立たずなものを作る理由
11:58
2018/05/26
素晴らしく突飛な創作品が披露されるこの心温まる楽しい講演で、シモーン・イェッツは役立たずな装置を作ることについて語ります。彼女の発明品は、野菜切り機にせよ、散髪マシーンや口紅装置にせよ、上手くいくことは(あったとしても)めったにありませんが、そこにこそ意味があります。彼女は言います。「役立たずなものを作ることが素晴らしいのは、最善の答えが何か必ずしも分かっていないと認める点にあります。世界がどうなっているのか分かっているという頭の中の声を切るんです。歯磨きヘルメットは答えではないかもしれませんが、少なくとも疑問を呈してはいるのです」
レベッカ・クラインバーガー: 自分の声が嫌だと感じるのはなぜか
12:42
2018/05/24
私たちの声は、他人から見た私たち自身の印象と区別できせません。しかし、私たちと自分自身の声との関係は非常に不明瞭です。レベッカ・クラインバーガーは、私たち人間がどのように声を使い、どのようにして自分の声と他人の声を理解するのかを研究しています。このトークでは、自分の声が嫌いだと感じるのであればそれはなぜかなのか、「外向きの声」「内向きの声」「内声(心の声)」の違いとは何か、そして自分自身は気づかずに私たちが発している驚くべき情報について解説します。
スティーブン・ピンカー: データで見ると、世界は良くなっているのか、悪くなっているのか?
18:32
2018/05/21
誰かがそう信じさせようとしているように、2017年は本当に「最悪の年」だったのでしょうか?心理学者のスティーブン・ピンカーは、殺人、戦争、貧困、汚染その他に関する最近の統計データを分析することで、今の世の中は30年前に比べ、そのいずれにおいても改善していることを見出しました。しかし、進歩というのは必然的に起きるものではなく、また常にすべてがあらゆる人にとって良くなるわけではないと彼は言います。進歩とは問題解決であり、気候変動や核戦争といったものは待ち受けている終焉としてではなく、解決すべき問題と捉えるべきなのだと。「完全な世界というものは存在しないし、そんなものを求めることは危険でさえある。しかし人類の繁栄のために知識を応用し続ければ、我々に実現できる改善に限りはない」と彼は述べています。
ディラン・マロン: オンラインの嫌がらせコメントから、オフラインの建設的な対話を生む方法
10:52
2018/05/18
デジタル・クリエイターのディラン・マロンは『Every Single Word(すべての台詞)』や『Sitting in Bathrooms With Trans People(トランスの皆さんとトイレで座り込み)』といったプロジェクトで数百万の視聴回数を集めています。ところが、ネット上での成功の裏側には、嫌がらせがあることに気づきました。彼は次第に、予想外の対処法を身に付けていきます。つまり、彼に対して心無いコメントを残した人々に電話をかけ、「なぜそんな書き込みをしたのか?」とシンプルに質問をするのです。ネット上での人付き合いについて深く考えさせられるこのトークで、彼はこう説明します。「自分ができる最も革命的なことは、対立する相手と実際に対話することであって暴言を吐くことではない」と。
グウィン・ショットウェル: 30分で地球を半周するSpaceXの旅行プラン
21:30
2018/05/14
SpaceXでは何をやっているのでしょう?エンジニアのグウィン・ショットウェルは、イーロン・マスクの先駆的航空宇宙会社の7番目の社員で、現在社長をしています。TEDのキュレーターであるクリス・アンダーソンとの対談で、彼女はSpaceXが取り組む有人ロケットの開発競争や、次の大プロジェクトBFR(それが何かは彼女の話を聞いてください)について語ります。人類を火星へと送るべく巨大ロケットが新たに設計されていますが、それには地球人向けの宇宙旅行という別の可能性もあります。
ハナ・ブルクシュトゥマ: 印刷できる柔軟な有機太陽電池
10:15
2018/05/08
見慣れた太陽電池とは違い、有機太陽電池はインクに溶かせる化合物でできていて、単純な手法で好きな形に印刷できます。それによって得られるのは、軽量で柔軟で半透明な、太陽エネルギーを電気に変えるフィルムです。それがどうやって作られ、世界の電力事情をどう変え得るかを、ハナ・ブルクシュトゥマが解説します。
レラ・ボロディツキー: 言語はいかに我々の考えを形作るのか
14:12
2018/05/02
世界では約7千の言語が使われており、それぞれに異なる音、語彙、構造を持っています。でも、言語は私たちの考え方に影響するのでしょうか?認知科学者のレラ・ボロディツキーが、左右の代わりに方角を使うオーストラリアに住むアボリジニの言葉や、青を複数の語で言い分けるロシア語といった様々な事例を紹介し、この問いへの答えがイエスであることを示します。ボロディツキーは言います。「言語の多様性が素晴らしいのは、人の心がいかに巧みで柔軟かを明らかにするからです。人間の精神は認知的な宇宙を1つではなく、7千も生み出してきたのです」
ダニー・ヒリス: 太陽光を使った地球工学は進めるべきか?
07:04
2018/04/26
視点を変えるこのトークで、ダニー・ヒリスは、気候変動といった地球規模の問題に対して、創造的な科学的方法でアプローチするよう、私たちを促しています。太陽光を使ったジオエンジニアリング(地球工学)に賛同する立場から、ヒリスは柔軟な姿勢で、好奇心を持ちながら、賛否両論のある解決策に目を向けています。
エリカ・ストーン: 公的資金による学術研究の成果を自由に見られないのはなぜか?
09:44
2018/04/19
アメリカでは皆さんが納めた税金が、公立大学の研究費に使われています。それなのになぜ、その研究成果を読むのに営利的な雑誌に高いお金を払わなければならないのでしょうか?エリカ・ストーンは、オープンアクセスという大衆と学者の間の新しい関係を支持し、学者はもっと身近な媒体で研究成果を発表すべきだと主張しています。ストーンは言います。「民主主義が機能するには国民が良い教育を受け、情報を得られることが必要です。研究は有料サイトや煩雑なしくみの背後で行われるのではなく、みんなの目の前で展開されるほうが、良いとは思いませんか?」
ヴィットリオ・ロレート: 新しいアイデアが必要?では既知の領域の境界から始めましょう
16:08
2018/04/16
「素晴らしいアイデアはどこから来るのか?」この問いを胸にヴィットリオ・ロレートが、新しいものの誕生を数学的に説明しようとする探求の旅へと誘います。現実と可能なことが交わる「隣接可能領域」と、それを統べる数学を研究することで、私たちが新しいアイデアをどう作り出すのか説明できることを学びましょう。
ハディ・エルデベック: アーティストは経済にどう貢献し、私たちは彼らをどう支えられるか?
06:41
2018/04/09
アートは私たちの人生に意味を与え、文化に生命を吹き込みます。では、なぜ私たちは、アーティストになったら生計を立てるのに苦労するだろうと考えてしまうのでしょう?ハディ・エルデベックは、アーティストが副業ではなく作品制作に集中できるように、助成金や資金援助を紹介するオンライン・プラットフォームを作り、アーティストの価値が認められる社会を作ろうとしています。
アルヴィン・アービー: 子ども達が生涯の読書家になるために
07:28
2018/04/04
アメリカの教育省によると、4年生の黒人男子のうち85パーセント以上に読む力が十分身に付いていません。全ての子ども達がよく読めるようになるにはどのような読書体験をさせればよいでしょうか?教育者であり著者であるアルヴィン・アービー氏はこのトークを通して、私たちに読み方の指導を考え直させ、多くの黒人の子ども達が直面する読書の課題を説明します。そして、全ての子ども達が読者としての意識を持てるように、文化的配慮のできる教育者が何をするかを教えてくれます。
ビル・バーナット: 鬱の友達と心を通わせるには
13:10
2018/03/23
どうしたら親しみをもって鬱の友達と付き合えるかイマイチわからない?コメディアンであり、語り手でもあるビル・バーナットからのアドバイスをどうぞ。鬱の人と話す時に「したらいいこと」「しないほうがいいこと」をお教えします。この次会話する時は、思いやりと、そしてちょっぴりユーモアも交えて対応できるはず。
ウェンディー・スズキ: 脳に良い変化をもたらす運動の効果
13:02
2018/03/21
脳の働きを劇的に変化させる為に、今あなたが出来ることとは何でしょうか?「運動することです!」そう断言するのは、神経科学者ウェンディー・スズキ。運動することが、気分も記憶力も向上させる科学的根拠を説明するスズキのトークを聞きながら、ジムに行く気を起こしてください ― そして、あなたの脳をアルツハイマー病のような神経変性で起こる病気から守りましょう。
レイモンド・タン: 「謙虚であれ」およびその他の教訓 ― 「水の哲学」からの教え
09:42
2018/03/20
私達は常に変化を続ける世界の中で、どうやって達成感を見出すのでしょうか?レイモンド・タンは古代中国の哲学書『道徳経』に出会うまで、この疑問と格闘していました。この書の中で、彼は善を水に例えた漢詩を見つけ、現在その概念を自らの日常生活の中で応用しています。この魅力的なトークの中で、彼はこの「水の哲学」から、これまで学んだ3つの教訓の話をします。「水ならどうするだろうか?」タンはそう問います。「このシンプルで力強い問いは…私の人生をより良い方向へ変えてくれたのです。」
イロナ・シュテンゲル: 科学と研究における人間の感情の役割
10:41
2018/03/19
科学や研究において人間の感情には役割があるのでしょうか?材料研究者のイロナ・シュテンゲルは、感情と論理は相対立するのではなく、互いを補強し合うものだと提唱します。彼女は感情(例えば「有意義な何かに献身している」という、自分を力づける感情など)を上手に利用することが、どのようにチームワークと自己成長を促し、それが触媒となって科学における飛躍や革新をもたらしたのかに関する事例について語ります。