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TED日本語 - アンドリュー・バード: 独創的ひとりオーケストラ
TED Talks
独創的ひとりオーケストラ
Andrew Bird's one-man orchestra of the imagination
アンドリュー・バード
内容
音楽の開拓者、アンドリュー・バードがトレードマークのバイオリンの技と、木琴、声、そして洗練された電子ループを操る。その上に超人的な口笛の能力を加えると、誰をも釘付けにするひとりオーケストラの出来上がり。
字幕
SCRIPT
Script
Well, there's lots to talk about, but I think I'm just going to play to start off.
(Music)
♪ When I wake up ♪
♪ in the morning ♪
♪ I read the paper ♪
♪ And then I slowly ♪
♪ and so softly ♪
♪ do the dishes ♪
♪ You sing me happy birthday ♪
♪ Like it's gon na be ♪
♪ your last day ♪
♪ here on Earth ♪
(Applause)
All right. So, I wanted to do something special today. I want to debut a new song that I've been working on in the last five or six months. And there's few things more thrilling than playing a song for the first time in front of an audience, especially when it's half-finished. (Laughter) I'm kind of hoping some conversations here might help me finish it. Because it gets into all sorts of crazy realms. And so this is basically a song about loops, but not the kind of loops that I make up here. They're feedback loops. And in the audio world that's when the microphone gets too close to its sound source, and then it gets in this self-destructive loop that creates a very unpleasant sound. And I'm going to demonstrate for you. (Laughter) I'm not going to hurt you. Don't worry.
♪ This is a loop, feedback loop ♪
♪ This is a loop, feedback loop ♪
♪ This is a loop, feedback loop ♪
♪ This is a loop, feedback loop ♪
♪ This is a loop, feedback loop ♪
♪ This is a loop, feedback loop ♪
♪ This is a -- (Feedback)
All right. I don't know if that was necessary to demonstrate -- (Laughter) -- but my point is it's the sound of self-destruction.
And I've been thinking about how that applies across a whole spectrum of realms, from, say, the ecological, okay. There seems to be a rule in nature that if you get too close to where you came from, it gets ugly. So like, you can't feed cows their own brains or you get mad cow disease, and inbreeding and incest and, let's see, what's the other one? Biological -- there's autoimmune diseases, where the body attacks itself a little too overzealously and destroys the host, or the person. And then -- okay, this is where we get to the song -- kind of bridges the gap to the emotional.
Because although I've used scientific terms in songs, it's very difficult sometimes to make them lyrical. And there's some things you just don't need to have in songs. So I'm trying to bridge this gap between this idea and this melody. And so, I don't know if you've ever had this, but when I close my eyes sometimes and try to sleep, I can't stop thinking about my own eyes. And it's like your eyes start straining to see themselves. That's what it feels like to me. It's not pleasant. I'm sorry if I put that idea in your head. (Laughter) It's impossible, of course, for your eyes to see themselves, but they seem to be trying. So that's getting a little more closer to a personal experience. Or ears being able to hear themselves -- it's just impossible. That's the thing. So, I've been working on this song that mentions these things and then also imagines a person who's been so successful at defending themselves from heartbreak that they're left to do the deed themselves, if that's possible. And that's what the song is asking. All right. It doesn't have a name yet.
(Music)
♪ Go ahead and congratulate yourself ♪
♪ Give yourself a hand, the hand is your hand ♪
♪ And the eye that eyes itself is your eye ♪
♪ And the ear that hears itself is near ♪
♪ 'Cause it's your ear, oh oh ♪
♪ You've done the impossible now ♪
♪ You made yourself invulnerable ♪
♪ No one can break your heart ♪
♪ So you wear it out ♪
♪ And you wring it out ♪
♪ And you wear it out ♪
♪ Breaking your own, break it yourself ♪
♪ Breaking your own, break it yourself ♪
♪ Breaking your own ♪ (Applause)
Thanks. (Applause) All right. It's kind of cool. Songwriters can sort of get away with murder. You can throw out crazy theories and not have to back it up with data or graphs or research. But, you know, I think reckless curiosity would be what the world needs now, just a little bit. (Applause) I'm going to finish up with a song of mine called "Weather Systems."
(Music)
♪ Quiet ♪
♪ Quiet down, she said ♪
♪ Speak into the back of his head ♪
♪ On the edge of the bed, I can see your blood flow ♪
♪ I can see your ♪
♪ I can see it all from here ♪
♪ I can see ♪
♪ oh, I ♪
♪ I can see ♪
♪ of the world ♪
♪ of the world ♪
♪ Some things you say ♪
♪ are not for sale ♪
♪ I would hold it where ♪
♪ our free agents of some substance are ♪
♪ scared ♪
♪ I can see it all from here ♪
♪ I can see ♪
♪ oh, I ♪
♪ I can see ♪
♪ weather systems of the world ♪
♪ of the world ♪
(Applause)
話すことはいっぱいあるけど、 とりあえず演奏で始めます。
(音楽)
♪朝♪
♪起きると♪
♪コーヒー入れて♪
♪新聞読んで♪
♪そしてゆっくりと♪
♪そしてそっと♪
♪お皿を洗い♪
♪魚の餌やり♪
♪僕にハッピー・バースデーを歌う君♪
♪この日が♪
♪最後かのように♪
♪この地球で♪
(拍手)
はい。 今日はちょっと特別なことをしたいんだ。 取り掛かってから五、六ヶ月くらい経つ 新曲の発表だよ。 お客さんの前で 初めて曲を披露することほど ドキドキすることはないね。 特に仕上がってない曲ほど。 (笑) こうしてここでお話させてもらうことで 曲の完成に繋がればいいなと思って。 とんでもない分野に 入っていくから。 簡単に言うとこの曲は ループの話、 僕がここで創るようなループじゃなくて フィードバックのループ。 音響の世界では マイクが音源に 近づきすぎた時に、 自己破壊的なループに陥って かなり不快な音が出る時のこと。 今やってあげるよ。 (笑) 痛くないから。心配しないで。
♪これはループ、フィードバックループ♪
♪これはループ、フィードバックループ♪
♪これはループ、フィードバックループ♪
♪これはループ、フィードバックループ♪
♪これはループ、フィードバックループ♪
♪これはループ、フィードバックループ♪
♪これは―(フィードバック)
はい。今の行動に意味があったのかは不明だけど・・・ (笑) ・・・とにかく僕が言いたいのは、自己破壊の音だってこと。
そして、僕が考えてるのは これがありとあらゆる分野に通じるってこと、 例えば、生態学、はい。 自然には法則があるみたいなんだよ 自分の元に近づきすぎると、 醜いことになる。 牛に牛の脳を餌として与えてはいけない、 さもないと狂牛病になってしまう、 近親交配とか近親相姦 それとか、 もうひとつなんだったっけ? 生物学の―自己免疫疾患、 体が自分自身を攻撃する状態 ちょっと熱心になりすぎてしまって 宿主や本人を、 破壊してしまう。 それに―うん、ここで曲に繋がってくるんだよ― 感情的な部分に繋がる
科学的な言葉を使ったけど 曲の中では、 詠わせるのが難しい。 ただ単に 曲には要らないものもあるから。 だからそこを繋げようとしてるんだ このアイディアとメロディの間を。 こんなこと、僕だけかもしれないんだけど、 寝ようとして 目を閉じたときに、 自分の目玉のことばっかり考えてしまうんだ。 目が目そのものを見ようと 目を凝らし始めるみたいに。 そんな気がするんだ。 気持ちのいいものではないよ。 気にならさせてしまったらごめんなさい。 (笑) もちろん、目が目を見ることは、不可能だよ、 でも見ようとしてる感じがするんだ。 これでもうちょっと個人的な体験に近づいてきたでしょ。 それとか耳が耳自身を聞こうとすること― ただそれは不可能。 そうなんだよ。 だからそんなことを伝える曲を 作ってきたんだ そしてさらにこの曲は 自分を傷つくことから守ることが 上手になりすぎて逆に自分を傷つけてしまう という架空の人の話をする、 そんなことが可能であれば。 それがこの曲に考えさせられることなんだ。 はい。 題名はまだないんだ。
(音楽)
♪自分にお祝いの握手をしてみなよ♪
♪自分に手を出して、自分の手で♪
♪自分を見つめる目も自分の目♪
♪そして耳を聴く耳のそばに♪
♪だって自分の耳だから、oh oh♪
♪今不可能を可能にした君♪
♪自分をほどいた君♪
♪これで完全無敵だ♪
♪だれも傷つけることができない心♪
♪だからむき出しに♪
♪そして絞り出し♪
♪そしてむき出しに♪
♪自分で壊す♪
♪自分のを壊し、自分で壊す♪
♪自分のを壊し、自分で壊す♪
♪自分のを壊す♪ (拍手)
ありがとう。 (拍手) はい。 いいもんだよ。作詞作曲者ってある種殺人からも逃げられる。 めちゃくちゃな理論でも データで証明しなくてもいい グラフもリサーチもなし。 でも無謀な好奇心こそ 今の世の中に必要なんじゃないかな、 ちょっとぐらいはね。 (拍手) 締めくくりに僕の曲を披露させてもらいます 「天気体系」
(音楽)
♪静かに♪
♪静かにしてよ、と言った彼女♪
♪彼の頭の後ろから声かける♪
♪ベッドの端で、血の流れまで見える♪
♪見える♪
♪細胞の育ちが♪
♪しばらくそのままで♪
♪ワインを零さないで♪
♪全部ここから見える♪
♪見える♪
♪oh♪
♪見える♪
♪天気体系♪
♪世界の♪
♪天気体系♪
♪世界の♪
♪話す言葉のいくらかは♪
♪売り物じゃない♪
♪私だったら留めておく♪
♪ある物質のフリーエージェントが♪
♪怖がってる場所に♪
♪しばらくそのままで♪
♪ワインを零さないで♪
♪全部ここから見える♪
♪見える♪
♪oh♪
♪見える♪
♪この世界の天気体系♪
♪天気体系♪
♪この世界の♪
ありがとう。
(拍手)
品詞分類
- 主語
- 動詞
- 助動詞
- 準動詞
- 関係詞等
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