科学と技術 (3)

ウェンディ・フリードマン: 宇宙の誕生が見える最新型望遠鏡
15:38
2015/09/22
いつ、どうやって宇宙は誕生したのでしょうか?天文学者の国際的グループは、大型で新たな望遠鏡を使い、可能な限り遠い過去を見ることでその疑問に答えようとしています。ウェンディ・フリードマンは、南アメリカに建設中の巨大マゼラン望遠鏡プロジェクトを先導しています。彼女はリオデジャネイロのTEDグローバルにおいて、巨大マゼラン望遠鏡によって可能になるであろう、宇宙に関する発見の壮大な展望を語ります。
ジム・アルカリリ: 量子生物学は生命の最大の謎を解明するか?
16:09
2015/09/16
コマドリはどうやって南方へと渡っていくのでしょうか?その答えは、あなたの想像以上に奇妙かもしれません。量子力学が関わっているのです。ジム・アルカリリは、とても新しくかつ奇妙な分野である量子生物学に関する話をまとめました。アインシュタインが「不気味な遠隔作用」と呼んだ量子力学的作用が渡り鳥の飛行を助けたり、様々な量子効果が、生物の起源そのものについても説明し得るのではないかと語ります。
ラジブ・マヒシュワラン: バスケットボールの激しい動きの背後にある数学
12:08
2015/07/06
バスケットボールは、型にとらわれない動き、選手間の接触、そして「時空パターン認識学的」なる要素をもった速い動きの試合です。ラジブ・マヒシュワランとその仲間は、コーチや選手が新しいデータを直感的なものと融合出来るように、試合の鍵となるプレイの背後にある動きを解析しています。それだけでなく、この研究で得られた知見は、様々な場面における人々の動きを理解するのにも役立つことでしょう。
クリス・アームソン: 自動運転車は周りの世界をどう見ているのか
15:29
2015/06/26
統計的に自動車おいて、信頼性の最も低い要素が何かというと、それは運転手です。現在進められている、運転席から人間をなくそうという企ての1つ、Googleの自動運転車プログラムを率いるクリス・アームソンが、自動運転車の現状について語り、自動運転車はどのように道路を見、次にどうすべきか自律的に判断しているのか、興味深い映像を使って紹介します。
ラナ・エル・カリウビ: 顔を見るだけで感情がわかるアプリ
11:04
2015/06/15
感情は私たちの生活のあらゆる面に影響します ― 学び方やコミュニケーションの取り方、決定の仕方まで様々です。しかし、デジタルにおいてはそれが欠けています。私たちが用いる電子機器やアプリは、私たちの感情を知りようがないのです。科学者のラナ・エル・カリウビは、これを変えようとしています。彼女は顔の表情を読み取って、それに対応する感情と結びつける、強力な新しいテクノロジーを実演します。この「感情エンジン」には大きな意味があり、私たちが機械と関わる方法だけでなく、お互いに交流する方法をも変える可能性がある、と彼女は言います。
サラ・シーガー: 太陽系外の惑星を求めて
16:15
2015/05/28
どの夜空に輝く星にも、少なくとも1つの惑星が回っています。この太陽系外の惑星について、どのような知識があり、さらに学ぶには何が必要なのでしょう?天文家のサラ・シーガーが、興味深い幾つかの系外惑星と、情報収集に使われる新しい技術を紹介します。この技術で生命体の住む系外惑星も見つけられるかもしれません。
エイブ・デイヴィス: 物の隠れた性質を解き明かす新しい映像技術
17:57
2015/05/05
音が物に引き起こす小さな振動をはじめ、私たちの周りでは微細な動きが絶えず起きています。最近の技術は、見たところ動きのない物の映像からそのような振動を拾い出し、音や会話を復元することを可能にしていますが、エイブ・デイヴィスはそれをさらに1歩進めています。何の変哲もないビデオから、物の隠れた性質を対話的に探れるソフトウェアのデモを是非ご覧ください。
ジャダイダ・アイスラー: 私が深淵なる宇宙に魅了され、超巨大ブラックホールの虜となるまで
04:19
2015/04/21
ジャダイア・アイスラーは、子供の頃、夜空に魅了され、そして今、非常に活動的な超巨大ブラックホールを研究する天体物理学者です。このトークで、アイスラーは、私達を地球から何兆キロ遥か彼方へといざない、地球に向かって強力な粒子のジェットストリームを放っている、太陽の10億倍から100億倍までもの質量を持った超巨大天体を私達に紹介します。
ナタリー・キャブロール: 火星は生命の起源の謎を解き明かすのか?
16:02
2015/04/20
他の惑星の生命と言えば、小さな緑の宇宙人を想像しがちですが、実際には微生物である可能性が高いでしょう。惑星科学者のナタリー・キャブロールが、私たちに教えてくれるのは、火星の微生物探査の内幕です。この探査は意外にも、アンデス山脈の隔絶した地にある湖で行われています。空気は薄く、大地は紫外線に晒されるこの極限環境が、35億年前の火星に似ているためです。この環境に、どうやって微生物が適応しているかを理解すれば、火星のどこを探査すれば良いかが、わかるかもしれません。そして、微生物が進化を遂げて、文明が成立する一方で、死に絶えてしまう場合がある理由を知る手がかりを与えてくれるでしょう。
フレッド・ヤンセン: 彗星に着陸する方法とは
17:51
2015/04/09
ロゼッタ計画の責任者フレッド・ヤンセンは、67P、別名チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に、2014年見事に探査機を着陸させました。驚嘆と笑いに満ちたヤンセン氏の話のなかで、彼は、着陸機「フィラエ」を地球から5億km離れた彗星に下ろすために行った複雑な計算について触れています。また、そこに至るまでに撮影された、見事な写真も披露しています。
フェイフェイ・リー: コンピュータが写真を理解するようになるまで
18:02
2015/03/23
小さな子供は写真を見て「ネコ」や「本」や「椅子」のような簡単な要素を識別できます。今やコンピュータも同じことができるくらいに賢くなりました。次は何でしょう?この胸躍る講演で、コンピュータビジョンの専門家であるフェイフェイ・リーが、写真を理解できるようコンピュータに「教える」ために構築された1500万の画像データベースをはじめとする、この分野の最先端と今後について語ります。
ジョゼフ・デシモン: 3Dプリンターを100倍高速化する技術
10:46
2015/03/19
私たちが3Dプリントと思っているものは、実際には2Dプリントを繰り返しているに過ぎず、しかも、非常に遅いのだとジョゼフ・デシモンは言います。TED2015のステージで彼が披露するのは、ターミネーター2に触発されたという新技術で、従来の25~100倍という速さで、均質な強いパーツを作ることができます。3Dプリントが約束してきた大きな夢が、ついに実現されるのでしょうか?
アンジェロ・フェルマーレン: 宇宙に行かずに宇宙に行く方法
07:08
2015/02/19
「我々は、宇宙空間に住み始めます」と、NASAの乗組員の司令官であるアンジェロ・フェルマーレンは言います。「50年かかるかもしれないし、500年かもしれないが、いつかその時は来る」と。TEDのシニア・フェローが、宇宙の彼方で、人類が生活していくことに備えた彼の仕事を紹介する魅力的なトークです。さらには、彼が世界中の人々に投げかけている、地球外で人類が住む家を設計する、興味深いアートプロジェクトを紹介します。
ケネス・シノヅカ: 祖父の身を守るための僕のシンプルな発明
05:50
2015/02/12
認知症を患った人の60%が徘徊をし、この問題は患者にとっても介護者にとっても非常に大きなストレスになる可能性があります。この魅力的なトークの中で、10代の発明家ケネス・シノヅカは、夜に徘徊する自身の祖父と、その世話をする叔母の役に立つ新しい解決策をどのように思いついたか、そして彼がどのようにアルツハイマー病を患う他の患者にも役に立つよう願っているかについて語っています。彼の話に耳を傾けてみましょう。
サラ・バーグブライター: 米粒のサイズのロボットを作る理由
06:10
2015/01/21
アリのような昆虫の動きや身体を研究することで、サラ・バーグブライターと彼女の率いるチームは、大変に堅固で、この上なく小さい機械の虫を作り上げ…それにロケットを付けました。マイクロロボティクスにおける驚くべき発展を目にし、このとても小さなお助けロボットが、将来利用されるかもしれない3つの方法について、耳を傾けてみましょう。
ダニエレ・クエルチャ: 最も楽しい経路が選べる地図
07:24
2015/01/06
地図アプリは、目的地への最短経路を見つけてくれる便利なものですが、少し遠回りしたい気分の時はどうでしょう?研究者のダニエレ・クエルチャ が、単に早いだけでなく、その道のりでどう感じられるかまで考慮に入れた「ハッピーマップ」をご覧に入れます。
マイケル・ルービンスタイン: 見えない動きを見、聞こえない音を聞く。すごい?それとも気味が悪い?
12:10
2014/12/23
肉眼では見られない微細な動きや色の変化を拡大する「顕微鏡」をご紹介します。画像技術者マイケル・ルービンスタインは、驚くばかりの映像を次から次へと見せ、この技術によって普通の映像から人の心拍を読み取ったり、音波により生じるポテトチップ袋の振動を拡大して会話を再現できることを示します。恐ろしい応用の可能性も秘めたこの驚きの技術は、実際に目にするまで信じられないかもしれません。
ジェレミー・ハワード: 自ら学習するコンピュータの素晴らしくも物恐ろしい可能性
19:49
2014/12/16
コンピューターに学び方を教えた時何が起きるのでしょう?科学技術者であるジェレミー・ハワードが、急速に発展しているディープ・ラーニングの分野で起きている驚くべきことを紹介してくれます。コンピューターが中国語を学び、写真に写っている物を認識し、医療診断をする。(あるディープ・ラーニング・プログラムは何時間ものYouTubeビデオを見た後、「猫」の概念を自ら学び取りました。)この分野の最新動向を押さえておくことにしましょう。それは私達の身の回りのコンピューターの振る舞いを変えることになるでしょうから・・・あなたが思っているよりも早く。
ウィル・マーシャル: リアルタイムで地球の変化を撮影する極小衛星群
08:05
2014/11/18
衛星画像は、ほぼすべての街角の詳細な画像をネットで容易に利用可能にし、私たちの地球についての知識に革命をもたらしました。そして、Planet Labsのウィル・マーシャルは、小型化すれば、更に優れた画像を、より速く手に入れられると言います。10x10x30センチメートル程の小さな衛星なら一群で打ち上げられるので、地球全体の高解像度な衛星画像を毎日更新できるのです。
セルゲイ・ルパシン: 空飛ぶカメラ、ただしリード付き
06:27
2014/10/28
空中撮影用の無線機や無人機(UAV)は、事実少し気味が悪く、規制や安全面に大きな問題があります。でも、空中撮影は反対運動の規模や、石油流出の様子、デルタ地帯に隠れた野生動物など世界の真実を伝えるパワフルな方法になります。セルゲイ・ルパシンが「Fotokite」の実演を通して、世界を高い場所から安全に制御された形で見ることができる、簡単で新しい方法を紹介します。
マーク・エイブラハムズ: 笑わせ、そして考えさせる科学賞
13:17
2014/10/24
イグノーベル賞の創設者であるマーク・エイブラハムズは、世界で最も風変わりな研究の数々を紹介します。この示唆に富み―時に抱腹絶倒を巻き起こすトークで、彼は、真におかしな科学の話を紹介します。そして、バカげたことこそ、科学への関心を高めるのに欠かせないのだと言います。
アンドリュー・コノリー: 宇宙へ向けた次の窓は何か?
17:44
2014/09/16
巨大データはどこにでもあります。空でさえもです。そんな情報を盛りだくさんに、天文学者のアンドリュー・コノリーが、空の絶え間なく変わる様相を記録した、宇宙に関する巨大データをどのように収集したのかを説明します。宇宙の大量の画像を、科学者はどのように捉えるのでしょうか?巨大望遠鏡がその糸口となります。
ジャネット・イワサ: アニメーションで科学者の仮説を試す方法
05:11
2014/08/07
3Dアニメーションは、科学者の仮説に息吹を吹き込みます。分子生物学者(TEDフェロー)のジャネット・イワサは、科学者の為だけに開発されたオープンソースの3Dアニメーションソフトを紹介します。
ニコラス・ネグロポンテ: 未来の30年史
19:43
2014/07/08
MITメディアラボ創設者、ニコラス・ネグロポンテがあなたを過去30年間に起こったテクノロジーの発展の旅に誘います。この優れた予言者は、彼が1970年代と1980年代に予測し当時嘲笑されたインターフェースと技術革新が現在は普及しているという例を紹介し、最後の(とんでもない、あるいは鮮やかな)30年後の予測と共に締めくくります。
グァ・ワン: 未来のオーケストラの作り方
17:36
2014/06/26
グァ・ワンは、コンピュータ音楽を制作していますが、それは電子信号音を使っての作曲だけではありません。スタンフォード・ラップトップ・オーケストラと共に、彼は、予想外の材料から(イケアのサラダボールなど)、音楽家が美しくそして表現豊かに演奏できる新しい楽器を作成しています。
ナオミ・オレスケス: 科学者を信頼すべき理由
19:14
2014/06/25
世界の重大な問題の多くは科学者の見解を必要としますが、なぜ私たちは科学者の言うことを信じるべきなのでしょうか。科学史の研究者であるナオミ・オレスケスは、私たちと信じることとの関係を深く考察し、科学研究に対する姿勢にまつわる3つの問題点を導き出します。さらに、私たちが科学を信頼すべき理由として、独自の根拠を示してくれます。
ロバート・フル: 自然界で最も不快な生き物にヒントを得たロボット
05:08
2014/06/06
ロボットはいかにすればでこぼこの地面を安定して走ったり、逆さのまま移動したり、空中で体操技をしたり、壁に激突しても壊れずにいることができるのでしょう?ロバート・フルが驚くべきゴキブリの体に目を向け、ロボット工学者がそこから何を学べるか語ります。
レイ・カーツワイル: ハイブリッド思考の世界が来る
09:52
2014/06/02
2億年前、我々の祖先である初期の哺乳類は、脳の新たな器官、大脳新皮質を発達させました。この切手サイズの組織(クルミの大きさ程の脳を覆っていた)は人間が進化する上での鍵となりました。フューチャリストのレイ・カーツワイルは次なる脳の大きな飛躍 ― クラウドの演算能力の利用 ― に備えるべきだと提言します。
クリス・クルー: 拡張現実がどのようにスポーツを変え-共感を紡ぐのか
9:11
2014/05/22
クリス・クルーはスポーツの未来を探究し、テクノロジーが選手やコーチだけではなく、ファンにどのように役立つのかを考察することを望んでいます。ここでは前NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のパンターが、拡張現実によってあたかもフィールドに直接立ち、スポーツをしているかのような体験をさせてくれ、そして更には他人を新たな見解で理解するのに役立つような ― そんな未来を描きます。
ジェームズ・パッテン: 最高のコンピュータインタフェースは手かもしれない
06:12
2014/04/24
デザイナでありTEDフェローであるジェームズ・パッテンは「コンピュータは驚くほど強力な創造的表現の道具」だと言います。しかし現在我々はコンピュータとの対話を主にキーボードやタッチスクリーンに頼っています。パッテンはこの気の利いた講演とデモを通し、デジタルの世界で自分の考えやアイデアに命を吹き込むための、もっと直感的で身体的な方法を考察します。コンピュータインタフェースを画面から外に出して、手でいじれるようにするのです。