ニュースと政治 (2)

クヌート・ハーネス: 企業が破綻する二つの理由とそれを免れる方法
10:38
2016/04/22
企業は既存ビジネスを堅実に経営しながら、進化することも可能だろうか?経営ストラテジストのクヌート・ハーネスの見解によると、成功を収めた後、更に進化する企業こそ優秀な組織といえる。すでに構築されたノウハウを更に磨きをかけること、新しいアイディアを追求すること、この二つの要素のバランスを維持する方法を提案します ― そして、企業戦略の二つの落とし穴を免れる方法も。
ダン・グロス: 銃による暴力を「普通のこと」とすべきではない理由
13:38
2016/04/20
銃の好き嫌いは関係ない。身元調査がされないまま毎日何千丁もの銃が販売されることがなくなれば、アメリカがより安全な国になることは明らかです。「(銃暴力を防ぐ)ブレイディ キャンペーン」の代表ダン・グロスは、アメリカ人の90%以上が望む全ての銃販売に身元調査を適用しようと訴え、個人的な思いを情熱的に語ります。「世界中で起こる偉大な活動には、振り返ってみて次のような瞬間があります。『あの時、事態が真に動き始めた』」グロスはさらにこう続けます。「アメリカの銃暴力に幕を閉じる活動に、その変化の時がきた」と。
アダム・フォス: 検察官が訴える、これからの刑事司法制度の姿
15:57
2016/04/12
少年犯罪に対する、アメリカの刑事司法制度の選択肢は2つ。刑事法に則って徹底的に罪を追及するか、それとも、若者に前科を負わせることが常に正しいのかを改めて考えるか。当時ボストンのサフォーク郡地区検事局で検察官を務めていたアダム・フォスが、人生の破滅に繋がってしまう刑罰の代わりに、立ち直る機会を与え前向きな方向に導く司法制度改革を提唱します。
アーサー・ブルックス: 保守派もリベラル派も一致団結して問題解決に取り組もう
14:14
2016/04/08
保守派もリベラル派もどちらもが、自分たちだけが愛で動き、相手方は憎しみで動いていると信じています。二極化があちこちで進む現代において、どうすれば問題を解決できるのでしょう?社会科学者アーサー・ブルックスが、進退窮まる現状の打開のため、私たち一人一人が個人として実行できるアイデアを共有し、「我々が苦闘している、この恐ろしいイデオロギーの聖戦をアイデアの競争に変えられるかもしれない」と語ります。
ジェシカ・ラド: 性的暴行からのサバイバーが望む通報システムとは
05:59
2016/04/07
TEDフェローであるジェシカ・ラドは、「99%のレイプ犯が逃げおおせるような世界に生きる必要はない」と語ります。大学内での性的暴行を通報する、新しいプラットフォーム「カリスト」を立ち上げたラドは、性的暴行からのサバイバーのプライバシーを尊重しながらも、援助としかるべき正義を得る手助けをしています。このトークでは、「私たちは他人の権利を侵害しようとする者に、真の抑止力が働く世界を作ることが出来るのです」と訴えます。
ジョー・ゲビア: Airbnbの成功の裏にある信頼のためのデザイン
16:00
2016/04/05
Airbnbの共同創業者ジョー・ゲビアは、家に泊まり合えるくらいに人は信頼し合えるという考えに会社の命運を賭けました。知らない人は危険という人々の持つ先入観は、どうやって克服できたのでしょう?優れたデザインによってです。1億2千3百万泊を経た今、ゲビアは孤立と分断の代わりに、コミュニティと繋がりを育むデザインによって、共有の文化を実現しようという夢へ乗り出しています。
ツェリン・トブゲ: CO2排出量マイナスの国、ブータン
18:54
2016/04/01
ヒマラヤ山脈に抱かれ、中国とインドという大国に挟まれた小国ブータンは、「カーボンニュートラル(CO2排出量ゼロ)の誓い」を常に守り続けてきました。ブータンのツェリン・トブゲ首相が、経済成長よりも幸福を重視し、環境保護の世界基準を作るというブータンのミッションについて語る、啓発的なトークです。
ケイレブ・ハーパー: コンピュータが食物を育てる未来
15:55
2016/03/29
世界中のどこにいても室内で、美味かつ栄養豊かな食物を育てることが出来たなら?マセチューセッツ工科大学(MIT)メディア・ラボ、CitiFARMの所長であるケイレブ・ハーパーは、生産者を技術でつなぐことによって食糧生産システムを変革することを望んでいます。ハーパーの「フード・コンピュータ」を通して、未来の農業がどのような姿になるのかを垣間見てみましょう。
トラビス・カラニック: 車利用を劇的に効率化するUberのプラン
19:18
2016/03/25
Uberは、渋滞や公害の削減という壮大な目標を初めから持っていたわけではありません。でも会社が成功するにつれて、共同設立者のトラビス・カラニックはこう思うようになりました。「同じ経路でUberを使う人たちが相乗りできるようにする方法はないだろうか?そうすれば運賃や二酸化炭素排出量を減らせるのに」。その結果が、Uberの自動車相乗りサービスuberPOOLです。このサービスは開始から8か月で、ロサンゼルスの路上から交通量を走行距離にして1,270万キロ分減らし、大気から二酸化炭素を1,400トン削減しました。相乗りは郊外からの通勤にも有効たり得るとカラニックは言います。「現在我々が既に手にしている技術と、もっと賢明な規制さえあれば、すべての車を共用車に変え、街を取り戻せます。それも今日から」
アレクサンダー・ベッツ: 崩壊しゆく難民制度を建て直そう
18:09
2016/03/24
この1年でヨーロッパにたどり着いた難民は100万人 ― これに対するヨーロッパの反応は、はっきり言ってお粗末だった、と語るアレクサンダー・ベッツ。彼が専門とする「強制移住」の現実として、難民家族はキャンプ収容、都会での貧窮、安住を求めての危険な違法渡航という、どれも選べないような無理な選択を迫られています。ベッツはこの洞察に溢れるトークで、難民の対応の仕方を変え、難民が即ちに亡命先への貢献を始められる4つの方法を提案します。「難民が負担になることを避けられないわけがありません。機会を提供さえすれば、難民たちも、技術や才能、意欲、そして世のために貢献する力を持つ同じ人間なのですから。」
オードリー・チョイ: 世界の変革を求めながら利益を追求する方法
12:34
2016/03/16
世界の資本市場には社会変革を促進する働きがあるでしょうか?投資エキスパートであるオードリー・チョイによると、個人は全世界の資本の半分近くを保有しており、社会的価値観や持続性を追求する企業に投資することによって、世の中を変革させる力があるのだと言います。「我々にはかつてないほどに選ぶ機会を与えられています。ですから、視点を変え、世の中に対し望む変革へ投資するべきです」と彼女は訴えます。
アル・ゴア: 気候変動についての楽観論
25:20
2016/03/14
なぜアル・ゴアは気候変動について楽観的なのでしょうか。この熱意あふれる講演で、ゴアは地球を破壊する恐れのある人為的な脅威とその問題と闘うための解決策について、力強い問いを投げかけます。(TEDのキュレーターであるクリス・アンダーソンとの質疑応答があります。)
ターニャ・シモンチェリ: 遺伝子特許業界と争い、勝利を収めるまで
18:05
2016/02/17
ヒト遺伝子の特許は取れるでしょうか?2005年にターニャ・シモンチェリは初めてこの複雑な問題を検討し始めましたが、その頃はアメリカ特許法で可能とされていました。そのせいで特許権者には、特許を取得した遺伝子を解読したり、検査したり、調べることを止めさせる権利が与えられていたのです。この法律は患者に害を及ぼす上に、生体医療のイノベーションに対する障壁になることを憂慮して、アメリカ自由人権協会のシモンチェリと同僚たちはこれに立ち向かいました。誰もが負けると考えた訴訟をあえて起こし、最高裁にたどり着くまでの緊張感あふれる話をお聞きください。
ロドリゴ・ビジュー: 政府はサイバー戦争を理解していない ― 必要なのはハッカーだ
09:28
2016/01/21
インターネットは、戦争の最前線を一変させ、政府は置き去りになっています。セキュリティ・アナリストであるロドリゴ・ビジューは、現代における紛争はインターネットにおいて非国家組織、活動家、民間企業により行われ、ネット空間がテロリストにとって兵員獲得や急進化のための肥沃な土壌となっていることを示します。その一方で、政府による徹底した監視プログラムは悪用される危険を抱えています。ビジューは、政府に大規模監視プログラムをやめてバックドアを塞ぐよう強く促し、個人が立ち上がって行動するよう訴えます。
アリソン・キリング: 街に死者を葬る場所が足りなくなったらどうなるか
08:49
2016/01/15
イギリスでは「自分で墓地を運営しようと思えば、できなくはない」と、アリソン・キリングは言います。彼女は、我々が死んでから埋められる場所について掘り下げて考えています。このトークでは、建築家でTEDフェローである彼女が、我々の市や町の中で見過ごされた場所である「墓地」について驚くような経済的、社会的な視点を提示します。そしてイギリスの法律を例に挙げながら、我々が埋葬される場所に関わる興味深く、時におかしく、矛盾しがちな法律について解説します。
ポール・グリーンバーグ: 過食される4種類の魚 ― 代わりに何を食べるべきか
2016/01/13
鮭、マグロ、エビなどは人気の海産物ですが、今の漁獲の方法は、海を環境破壊の脅威に晒しています。ポール・グリーンバーグは、水産業界の異様な規模と不合理性を明らかにし、自然界にとっても、漁業で生計を立てている人々にも恩恵のあるような具体的な変革の方法を提案します。
アノテ・トン: 近い将来起こり得る我が国土の水没を世界の協力で防止を
21:15
2015/12/16
キリバスの国民にとって、気候変動は日常に起こる現実であり、議論するものでも、否定するものでも、法制化するものでもありません。太平洋に浮かぶ海抜が低いこの島国は、海面の上昇により、近い将来水没するかもしれません。TEDの運営者であるクリス・アンダーソンとの対談で、キリバスの大統領であるアノテ・トンは、この国が直面する気候的な破局と将来の危機について語ります。「気候変動に対処するには、犠牲を伴い、約束ごとが必要です」そして「世界の有り方は変わったのだと人々に伝えるべきなのです」と訴えます。
アンドレアス・エクストローム: インターネット検索結果に隠れた道徳的価値観
09:18
2015/12/07
検索エンジンは、今や最も信頼できる情報源、そして真実の拠り所となりました。でも、公正な検索結果は存在しうるのでしょうか?スウェーデンの文筆家でジャーナリストのアンドレアス・エクストロームは、そのようなものは哲学的にありえないと言います。この示唆に富んだトークで、彼は技術と人類との結びつきを強めるよう呼びかけます。そして、アルゴリズムには人間の価値観が反映されており、どんなプログラムをもってしても、それを消し去ることはできないことを心に留めておくべきだと訴えます。
ジョシュ・ルーバー: 知られざるスニーカー・マーケットとそれが重要である理由
11:55
2015/12/05
ジョシュ・ルーバーは、「スニーカーヘッド」と呼ばれるレアものや、限定品のスニーカーを収集するコレクターです。スニーカーへの飽くなき欲求を抱く彼ら目利き達が、マーケティングの原動力となり、お気に入りのブランドへの熱狂を人々の間に生み出しています。そして、この数千億円規模のスニーカー流通市場に支配的な力を持っているのがナイキです。ルーバーの会社キャンプレスでは、スニーカー市場のデータを収集し、コレクターや投資家のために分析しています。このトークで、ルーバーはこの複雑で規制のない市場を紹介し、それが株式のように商品が取引される市場のモデルとなる可能性を考察しています。
メリッサ・フレミング: 500人の難民を乗せた船が海に沈んだ ― 2人の生存者の物語
19:15
2015/11/30
500人以上もの難民を乗せ重量を超過した船に乗っていた、ある若い女性が図らずも英雄となりました。国連難民高等弁務官事務所のメリッサ・フレミングによって語られる、この力強い物語を聞くと、人間らしい生活を求めて国を脱しようと試みる膨大な数の人々を語る数字に、ひとの顔が浮かんできます。難民を乗せた船は今この瞬間も押し寄せているのです。
ウィル・ポッター: あなたが初めて知るアメリカ合衆国の機密刑務所
14:55
2015/11/09
アメリカ合衆国の刑務所内にはコミュニケーション管理ユニット(CMU)という刑務所があります。調査ジャーナリスト、ウィル・ポッターは、CMUの中に入った唯一の記者です。CMUはかつて内密に開設され、そして収容者の処遇は大きく変更されました。収容者が自分の子供を抱くことすらも禁止されているのです。どのような人物がCMUに収容されているか、政府がどのようにして収容者を隠し通そうとしているのかを、TEDフェローのポッターが示します。「政府のメッセージは明白です。それはCMUについて言及するべからずということです」とポッターは語ります。詳しくは willpotter.com/cmu をご覧ください。
アンダース・フィエルベルク: 浜辺に打ち上げられた名も無き2人の人生の物語
14:41
2015/11/06
ノルウェーとオランダに打ち上げられた2つの遺体は、全く同じウェットスーツを身につけていました。この話を聞いて、ジャーナリストのアンダース・フィエルベルクと写真家トム・クリスチャンセンは、「2人は誰なのか?」という疑問の答えを探し始めました。彼らが発見し、ノルウェーの「ダグブラデット紙」で報道したのは、すべての人に名前があり、すべての人に物語があり、すべての人がかけがえのない人格なのだという事実です。
アリス・ボウズ=ラーキン: 気候変動は進行中 ― 私たちの選択は?
14:24
2015/10/27
あなたが経験した中で一番暑い日を思い浮かべてください。さらにそれよりも6度、10度、12度暑くなった日の様子を想像できますか?気候変動の研究者アリス・ボウズ=ラーキンは、温暖化ガスの排出を今すぐに大きく減らさなければ、そんな未来が待っていると言います。彼女は、今こそ世界は新たな行動を開始するべき、具体的には生活様式全てを変えて、経済成長を犠牲にしてでも気候を安定させることを真剣に考えるべきだと提言します。
メアリー・ロビンソン: なぜ気候変動が人権を脅かすのか
21:42
2015/10/14
気候変動の問題はフェアではありません。豊かな国が海面の上昇や農地の消失への対策を立てることが可能ですが、世界の貧しい国では既に大型の嵐、飢餓や土地の消失といったことによって生活が危機にさらされ、人権が脅かされています。メアリー・ロビンソンは、気候変動に関する世界的な正義感ある運動への参加を呼びかけます。
デヴィッド・ロスコフ: 恐怖が動かすアメリカの政治
18:00
2015/10/02
アメリカ政府には新たな発想がないのでしょうか?アメリカの政界は、未来の創造よりも、恐怖や意図的な無視へと後退しているように思えることがあります。ジャーナリストのデヴィッド・ロスコフは、アメリカの指導者達がうまく対処できていない重要な課題をいくつか紹介します。サイバー犯罪や世界を揺さぶるような新技術、現代の全面戦争の現実などです。そして彼は、恐怖は一旦棚上げにして、新たなビジョンが必要だと説きます。
ジム・サイモンズ: ウォールストリートを制した天才数学者
23:07
2015/09/25
数学者であり暗号の専門家であるジム・サイモンズは、暗号解読に用いる高度な数学を使って、金融市場に潜むパターンを解読できるかもしれないと気付きました。1兆円を超える資産を築いた今、彼は次の世代の数学教師や研究者の育成に携わっています。TEDのクリス・アンダーソンが、サイモンズと膝を交えて数にまつわる彼の驚くべき人生について聞きます。
ジェイミー・バートレット: 謎のダークネットがメジャーになるとき
13:57
2015/09/24
インターネットには、おそらくあなたが目にしたことのない並行世界があります。特製のブラウザでアクセスされるその場所は、匿名活動家から違法行為まであらゆるものの自由地帯です。ダークネットからジェイミー・バートレットが報告します。
クリストファー・ソゴイアン: 盗聴の歴史と対処法
06:16
2015/09/14
「あなたの電話を盗聴しているのは誰か。固定電話なら誰でもできるのです。」とプライバシー活動家のクリストファー・ソゴイアンは言います。監視用のバックドアが電話にデフォルト設定されているので、政府が盗聴できるのです。外国の諜報機関も犯罪者もまた然り。そのため、「ハイテク企業の中には携帯電話や新しいメッセージング・システムに同様のバックドア設けよという政府の要請を拒んでいるハイテク企業もある」とソグホアンは語ります。ハイテク企業が、盗聴やテキスト・メッセージの読み取りにどのように対抗しているのかを学んでください。
ベネデッタ・ベルティ: ISISのような武装集団が勢力を伸ばす驚くべき理由
05:38
2015/08/10
ISIS、ヒズボラにハマス。これらの3つの異なる集団は暴力で知られます。しかし、それは彼らの一側面に過ぎないと、政策分析家のベネデッタ・ベルティは主張します。彼らは社会福祉事業、学校や病院の経営、さらには安全と警護を提供することによって、弱体化した政府が放置した空白を埋め、人々の人気を勝ち取ろうとしています。これらの集団による広範囲な活動を理解することで、暴力を終わらせるための新たな考えがもたらされるでしょう。
ジョン・ロンソン: ネット炎上が起きるとき
17:11
2015/07/20
ジョン・ロンソンはずっと、Twitterが声なき弱者の声となったことを喜ばしく思ってきました。Twitterというソーシャルメディア・プラットフォームは、私たち皆に、不当な行為に気づいた時にそれに対して声を上げ反撃する機会をくれたのですから。しかし、この過程のどこかで物事の風向きが変わってしまいました。この情熱的で雄弁な講演のなかで、ロンソンはそれがいかに吠え続ける暴徒のような行動に終わりがちであるか、そして、オンラインでの交流のあり方を再考する時期にきていることを説明します。