健康と医学 (3)

ゲイル・リード: 世界の医師たちを訓練するにはどこがいい?それはキューバ
17:12
2014/10/01
大きな問題には、大きな解決策が必要です。大きなアイデアや想像力、そして大胆さも。医師を最も必要とする地域社会で働けるように、世界の医師達を育成する「費用のかからない大きな解決策」ハバナのラテンアメリカ医科大学を、ジャーナリストであるゲイル・リードが紹介するトークです。
マシュー・オライリー: 「私は死ぬのでしょうか?」真実を答える
05:37
2014/09/25
マシュー・オライリーは、ニューヨークのロングアイランドで活躍しているベテラン救命救急医療技術者です。ここでは、重傷を負った患者が彼に「私は死ぬのでしょうか?」と質問を投げかけた後、どうなるのかということについて語っています。
リシ・マンチャンダ: 病気の上流を診る医療
18:17
2014/09/15
リシ・マンチャンダは、ロサンゼルス中南部で10年に渡り医師として働き、彼の仕事は患者の症状を治療するだけで無く、病気の根本原因を突き止める事だと気づきました。これら「上流で起こる」要因は、例えば栄養価に乏しい食事、過酷な仕事、新鮮な空気の不足等です。このトークで、彼は医師達に、診察室の外の患者達の生活にまず目を向けるように呼びかけます。
ローレル・ブレイトマン: 強迫神経症で元気がないイヌやネコ ― 私達人間が動物の狂気から学ぶこと
19:32
2014/08/21
よく目にする面白い動物ビデオの背景には、妙に人間に通じる問題が存在します。ローレル・ブレイトマンが研究するのは、強迫性障害のクマから自滅行動をするラット、ありそうもない友をもつサルまで、精神疾患のサインを示す非ヒト動物です。うつ、悲しみやその他人間同様の問題に向き合う動物を観察することから人間が学べることは何かをブレイトマンが問いかけます。
タリシア・ウィリアムズ: 自分の体のデータを持とう
17:07
2014/08/11
新種のハイテク自己測定器(心拍数、睡眠、一日の歩数などの測定)はアスリート向けだと思われるかもしれません。しかし、統計学者であるタリシア・ウィリアムズは、私たち全員が、自分の体について簡単なデータを毎日測定、記録すべきだと提言しています。なぜなら、私たち自身のデータは、医者が知っていること以上のものを明らかにしてくれるからです。
メーガン・ワシントン: なぜ人前で話す恐怖の中で生き続けるのか
13:02
2014/08/08
メーガン・ワシントンはオーストラリアを代表する歌手の一人であり、ソングライターです。そして子供の頃から吃音を抱えています。この大胆に自分をさらけ出したトークの中で、彼女はどうやってこの言語障がいとつきあっているかを打ち明けます。「st」の文字が組み合わせられた単語をさけることに始まり、発話直前に言い変えて脳をだますことまで。そして、そうです、彼女は伝えるべき事を話す代わりに歌うのです。
ニコライ・ベグ: 極めて危険な一瞬を回避できる手術器具
09:21
2014/07/15
多くの手術は皮膚に穴をあけることから始まり、このときに体内の組織を傷つける危険が伴います。機械工学のエンジニアであるニコライ・ベグは、手術で頻繁に使われるトロッカーと呼ばれる医療器具の物理的なメカニズムに注目し、これを改良しました。日常的に行われる手術の危険性を軽減することができる発明です。
ステラ・ヤング: 私は皆さんの感動の対象ではありません、どうぞよろしく
09:16
2014/06/09
コメディアンでジャーナリストのステラ・ヤングは、たまたま車椅子で生活をしています。ヤングが強調したいのは、この事実だけでヤングが全人類を感化するような気高い存在になるわけではないと言うことです。この面白い講演で、ヤングは私たちの社会が障害者を「感動ポルノ」にしてしまう風潮を批判します。
ステファン・フレンド: 「知られざるヒーロー遺伝子たち」を探して
10:39
2014/05/29
私たちは病気になる遺伝学を持つけれども病気にならない人々から、何を学ぶことができるでしょう?同じ遺伝疾患のリスクを持つ家族でも、全員では無く、一部だけが病気を発症します。ステファン・フレンドが、私たちは健康でありつづける人々を研究するべきだと示唆します。遺伝性疾患の秘密を解読する為の大規模な「レジリエンス・プロジェクト」に参加してみては?
ケヴィン・ブリッグス: 生と自殺の間に架かる橋
14:13
2014/05/14
長年に渡り、ケヴィン・ブリッグス巡査部長は、陰鬱ながら、時に奇妙にもやりがいのある珍しい仕事についてきました。自殺の名所として知られる、サンフランシスコのゴールデン・ゲートブリッジのパトロールです。この講演において、ブリッグス氏は、生死の境目に立った人々との会話を実体験に基づいてありのままに語ります。そして、愛する人を自殺で失いかねない人達に対して、力強い助言を与えます。
ウェンディ・チャン: 自閉症 ― 分かっていること(と、まだ分かっていないこと)
15:34
2014/04/28
この事実に基づくトークで、遺伝学者のウェンディ・チャンは、自閉症スペクトラム障害について分かっていることを話してくれます。例えば、自閉症は、多様かつ相互に組み合わさった原因から生じていることなどです。診断をめぐる不安や懸念を超えて、チャンやそのチームは、研究や治療、そして当事者の話に耳を傾けることから学んだことに目を向けます。
ノーマン・スパック: トランスジェンダーの10代達が「願う自分」になる手助けをする私の方法
16:53
2014/04/16
思春期は誰にとっても戸惑いの時ですが、トランスジェンダーの10代の若者にとっては、夜ごと心地よく思えない身体に成長していく悪夢の時にもなり得るのです。心に沁みるこの講演では、内分泌科医のノーマン・スパックが、どうやってホルモン補充療法で未成年者を治療するアメリカの数少ない医者の一人となったのか、自身の経験を教えてくれます。思春期の影響を食い止めることで、スパックはトランスジェンダーの10代の若者に必要な時間を与えているのです。(TEDxBeaconStreetにて撮影)
ディビッド・センゲ: 義足の痛みの問題
04:43
2014/04/10
ディビッド・センゲが使いよい義足を作る理由は、どこから来るのでしょうか。彼が育ったシエラレオネでは、愛する多くの人々が残酷な内戦で四肢を失くしました。彼らが自分の義足を使っていないのに気づき、ディビッド・センゲはMITメディアラボで彼のチームと共に、その理由を調べ問題解決に乗り出したのです。
ヒュー・ハー: 走り、登り、踊ることを可能にする新たなバイオニクス義肢
19:00
2014/03/28
ヒュー・ハーは次世代のバイオニック義肢、自然にある造形をヒントに作られたロボティクスを駆使した義肢を創っている。ハーは30年前、両足を登山中の事故により失った。今、MITメディアラボのバイオメカトロニクスグループを率いる彼は技術的でもあり深くパーソナルでもあるトークの中で驚くべきテクノロジーを2013年のボストンマラソン爆破事件で左脚を失った社交ダンサー、エイドリアン・ハスレット=デービスの力を借りて披露する。彼女は事故後初めてダンスをTEDステージで披露する。
ダニエル・リーゼル: 修復的司法の神経科学
14:35
2014/03/18
ダニエル・リーゼルは精神病質犯罪者の脳を研究しています。彼は大きな問いを投げかけます。「犯罪者を、ただ纏めて収容するのでなく、脳についての科学的知識を用い、彼らをリハビリさせるべきではないだろうか?」というものです。言い換えるならば、「事故で損傷を起こした脳に新しく神経回路ができるなら、脳に道徳心を再生させることもできるのではだろうか?」ということです。
アジト・ナラヤナン: 言語を問わない単語ゲーム
15:43
2014/03/10
言語障害を抱える子供たちに関する仕事をしているとき、アジト・ナラヤナン氏は、単語を絵で表し、「マップ」上で関連付ける方法を思いつきました。このアイディアは現在、話すことが難しい人々を補助するアプリの原動力となっています。その裏にある大きなアイディア、言語概念のFreeSpeech(自由言語)には、希望にあふれた可能性が潜んでいます。
メアリー・ルー・ジェプセン: 未来のマシンで脳からイメージを読み出せるか?
10:26
2014/03/03
最先端デジタル・ディスプレイの専門家メアリー・ルー・ジェプセンは、人間が生み出す創造的なアイデアを画面に表示する方法を研究しています。また、自分自身が脳手術を受けた経験からより深く理解したいと望んでいることがあります。発想、創造性、思考過程の背後にある神経活動です。彼女は、自分が情熱を注ぐ2つの取り組みを結びつけるため、驚くべき最先端の脳科学研究について語ります。その2つの研究は人間の思考方法(そして思考内容)の理解に向けた新分野を切り開く可能性を秘めているのです。
シッダールタン・チャンドラン: 損傷した脳は自力回復できるか?
15:57
2014/02/24
外傷性の脳傷害の後、脳で新しい細胞が作られ傷ついた細胞と入れ替わり、自己修復がおこる事があります。しかし、運動ニューロン疾患(ルー・ゲーリック病やALSとしても知られている)といった退行性の疾患の回復には、その修復速度は十分ではありません。シッダールタン・チャンドランは、脳損傷を従来より速いスピードで再建できる特殊な幹細胞を用いた、新技術についてふれていきます。
モリー・スティーブンス: 新しい骨再生法
14:52
2014/02/18
まとまった量の骨を再生するのに、何が必要なのでしょうか。典型的な骨の再生法では、患者の腰から採骨し、損傷した所に埋め込むのですが、限界もあり、手術後2、3年でかなりの痛みが生じうるのです。情報を豊かに織り込み、モリー・スティーブンスは、骨生来の能力を使い、痛みを伴わず骨組織の再生をする新しい幹細胞応用法を紹介します。
ルパル・パテル: 指紋のようにユニークな合成音声
11:44
2014/02/13
重度の言語障害をもつ多くの患者はコンピューターを駆使してコミュニケーションをはかっています。でもその音声の選択肢には限りがあります。そのため、イギリス人のスティーヴン・ホーキングの声はアメリカ訛りで、多くの人達が同じ声を使い、しばしば不似合いな声で我慢しているのです。スピーチ・サイエンティストのルパル・パテルはこの現状をどうにか変えたいと願いました。素晴らしい講演の中で、パテルは声なき人達のためにユニークな声を生み出す方法について紹介します。
ポーラ・ジョンソン: 彼、そして彼女の...ヘルスケア
14:42
2014/01/22
すべての細胞において、性の違いが存在します。これは男女間は細胞レベルにおいて異なるということを意味しています。しかし、往々にして研究、あるいは医療の現場では、この本質が見過ごされてきました。両性で病気や治療のはたらき方に大きな違いがあることについてもです。パイオニアとしてポーラ・ジョンソン博士は全員をひとまとめとして扱うことは女性の健康を運まかせにすることなのだと述べています。このことについてもう一度考え直す必要があるでしょう。
マーク・ケンドル: より安全で低コストな注射針を使わないワクチン・パッチ
13:50
2014/01/14
注射針と注射器の発明から160年後も私達はワクチン投与の際に使っていますが、進化の時です。生物医学工学者のマーク・ケンドルがナノパッチのデモンストレーションします。ナノパッチは1cmX1cmの正方形型ワクチンで、痛みを伴うことなく皮膚に貼れます。この小さなシリコン片が、低コストで現在の注射針と注射器の4大欠点をいかにして克服したのかを説明します。
サンドラ・アーモット: なぜダイエットは成功しないのか
12:41
2014/01/08
アメリカでは少女の80%が10歳になるまでにダイエットを経験しています。神経科学者のサンドラ・アーモットは、ダイエットは成功しないだけでなく、危険である理由を科学的に探究しながら、脳が体重をコントロールする仕組みを、この誠実かつ赤裸々なトークで、自らの経験を通して講義します。彼女はダイエットに煩わされず本能的に生きる方法を提案します。
メイスーン・ザイード: 私には99の問題がある ― 脳性まひは、その1つに過ぎない
14:13
2014/01/03
「私は脳性まひで、いつも震えています」と、メイスーン・ザイードは、陽気で楽しいトークを始めます(本当に楽しいんです)。そして「歌姫シャキーラのベリーダンスとボクサーのモハメド・アリを同時にやってる感じですから」と話します。アラブ系アメリカ人のコメディアンである彼女は、優美さとウィットで自身の目まぐるしい半生を紹介します。女優、スタンドアップ・コメディアン、博愛主義者、そして障害者のための支援者としての冒険をご覧ください。
クリスタ・ドナルドソン: 人生が変わる、80ドルのプラスチックの足
09:55
2013/12/19
近年、我々は目覚ましい技術発展を遂げたものの、もっぱら幸運な特定の人々だけがその恩恵を享受しているのは問題です。エンジニアであるクリスタ・ドナルドソンが「ReMotion knee」という装具を紹介します。これは、大腿を失ってしまった人たちが使用する人工義肢で、ユーザの多くは稼ぎが一日4ドル以下です。最高クラスの技術が盛り込まれていながら、市販の他の義肢と比べてずっと安価なのです。
アンドリュー・ソロモン: 鬱、私たちが共有する秘密
29:21
2013/12/18
「鬱の反対は幸せではなく活力であり、その活力こそが当時の自分から失われていった。」作家のアンドリュー・ソロモンが自らが長年戦ったうつ病の暗い過去を雄弁かつ衝撃的に語ります。そして世界をまたにかけて行った、鬱を患う人々とのインタビューで得た驚くべき事実について紹介します。彼が鬱について口を開くと、実に多くの人たちが自身の経験について語り始めたのです。(TEDxMet)
ジュラルディン・ハミルトン: 「臓器チップ」がもたらす未来
13:24
2013/12/03
新しい薬や病気の治療法を考え出すのは、比較的簡単です。難しいのはその試験で、それによって、将来性のある治療法が何年も使うことができないこともあります。この詳細に語られるトークで、ジュラルディン・ハミルトンは、彼女の研究所がチップ上にどう臓器や体の一部を作りだしたか紹介します。新薬を試験するのに必要な部分だけを備えたシンプルな構造のチップによって、その人だけに合った治療法を探し出すこともできます。(TEDxBostonで撮影)
スザーナ・エルクラーノ=アウゼル: 人の脳は、何がそんなに特別なのでしょうか?
13:32
2013/11/26
人の脳は奇妙なものです。体のサイズの割には、不思議に大きく、その重さの割には、使うエネルギーはとてつもないものです。そして、その大脳皮質は、おそろしく密度の高いものです。何故でしょう?神経科学者のスザーナ・エルクラーノ=アウゼル女史は、その神秘の世界に私たちを誘い、「脳スープ」を作ることで、人の脳の謎を紐解いて行き、驚く結果に辿り着きます。
ピーター・ドゥーリトル: 脳の「作業記憶野」による認識とは?
09:30
2013/11/22
「人生の出来事が次々と目の前で起きています。私たちは、形も定まらない体験の流れを捉えて、そこから何らかの意味を引き出さなければなりません」 教育心理学者のピーター・ドゥーリトルは、この愉快でためになるトークで、作業記憶野の重要性と限界について詳細に語ります。作業記憶野とは脳の一部であり、目の前で起きていることの意味を把握するはたらきがあります。
ヘンリー・エヴァンズ&チャド・ジェンキンス: 人類のためのロボットを
10:21
2013/11/20
脳卒中による四肢麻痺を抱えながらも、ヘンリー・エヴァンズは、テレプレゼンス・ロボットを駆使してステージに立ち、この新しいロボット―「人類のためのロボット(Robots for Humanity)」という団体が彼のために微調整してくれたロボット―によって、いかに彼が自分の人生を生きられるようになったか語ります。彼は、チャド・ジェンキンスのチームが開発した機敏な小型ロボットを飛ばすことで、自らの意思で空間を操れるようになり、再び、庭や大学のキャンパスを見てまわれるようになったのです。(TEDxMidAtlantic)