教養と教育 (3)

ルース・チャン: 難しい選択の仕方
14:41
2014/06/18
このトークであなたの人生は本当に変わるかもしれません。どちらの職業を選ぼうか?別れるべきか、結婚するべきか?どこに住もう?こうした重要な決断は難しく、なかなか決められないものです。しかしそれは考え方が間違っているからなのだと、哲学者のルース・チャンは言います。彼女が提案するのは、本当の自分を確立するための、説得力のある新たな枠組みです。
アン・カーザン: 言葉が「本物」になる条件
17:13
2014/06/17
「hangry」「defriend」「adorkable」などの俗語は、たとえ辞書に載っていなくても、英語という言語の意味における重大な不足を補っていると言えます。結局のところ、どの語を辞書に収録するか決めているのは誰なのでしょう?歴史言語学者のアン・カーザンは、辞書作りの舞台裏にいる人たちに目を向け、彼らが絶えず行っている選択を魅力的に紹介してくれます。
クワメ・アンソニー・アッピア: 宗教は良いものか 悪いものか?(これは引っかけ問題です)
14:40
2014/06/16
宗教の名の下に良いことがたくさん行われていますが、悪いこともたくさん行われています。ただ、正確なところ、宗教とは何でしょうか?それ自体が良いものだったり、悪いものだったりするのでしょうか?哲学者クワメ・アンソニー・アッピアが披露するのは、寛容でびっくりするような見方です。
デイヴィッド・エプスタイン: アスリート達は本当により速く、強くなっているのだろうか?
2014/04/29
過去数十年のスポーツでの競技実績を見ると、まるで人間のあらゆる運動能力が進化して来たかのような印象を受けます。デイヴィッド・エプスタインは、この爽快で反直感的なトークで、私達が自画自賛を思いとどまるべき理由を指摘します。様々な要因が重なり新記録に貢献して来ました ― 人に本来備わる能力の発達はそのほんの一部なのです。
デイビット・ブルックス: 人生の集約は、履歴書と追悼文のどちらに?
05:01
2014/04/14
「誰しも2つの自己をもっている」とデイビット・ブルックスは、トークの中で語ります。社会的成功を熱望する一方、もう一人の自分は、死後、讃えられる価値、コミュニティや人との繋がりの中での愛を、求めて生きています。(ジョセフ・ソロヴェイチックは、これらの自己を「アダム1」と「アダム2」と呼んでいる。)ブルックスは、「あなたは、この2つの自己をバランスよく保ていますか?」と問いかけています。
クリス・エムディン: 教師に魔法を教えよう
06:54
2014/04/08
ラップコンサート、床屋での粋なジョーク、そして日曜の礼拝。これらの共通点とは?そこには、人々を魅了すると同時に教え方について秘密の魔法がある―そしてその技術は教師に伝えらえることが殆ど無い―とクリス・エムディンは言います。この科学唱道者(かつ、ウータン・クランの一員 GZAとのプロジェクト「サイエンス・ジーニアスB.A.T.T.L.E.S.」の共同創始者)は、再び教室を蘇らせるための未来図を提唱します。
スティーブン・ピンカー、レベッカ・ニューバーガー・ゴールドスタイン: 遠くまで及ぶ理性
15:23
2014/03/17
TED初、ソクラテス的対話アニメーション!政治と文化が非合理に支配されたように見えるこの時代に、理性的な思考は力を失ったのでしょうか?心理学者スティーブン・ピンカーを、哲学者レベッカ・ニューバーガー・ゴールドスタインが少しずつ、鮮やかに説得していく様子をご覧ください。彼女が説くのは、たとえ影響力が浸透するまで時に数世代を要するとしても、理性が実際に人間の倫理観の進歩を促す主要な要素だという点です。この対話はTEDで収録し、Cognitiveが細部にわたって見事な、時に笑いを誘うアニメーションを作成しました。
マイケル・メトカーフ: 援助金が必要なら印刷しよう
14:24
2014/02/26
金融危機の際には連邦準備銀行、イングランド銀行、日本銀行はあわせて3兆7千億ドルを創出しました。中央銀行だけでなく投資家にも資産買入れを勧めるためです。これを受けてマイケル・メトカーフは思い切った提案をします。中央銀行は国際援助のために同様な紙幣発行をインフレのリスクなしに行うことはできないのでしょうか?
デヴィッド・パットナム: メディアに注意義務はあるか
10:41
2014/02/10
この思慮に富んだトークの中で、デヴィッド・パットナムは、メディアに関する大きな問題を投げかけます。メディアは、見識ある市民を生み出すことを道徳的に要請されているのか。それとも、他のビジネスと同様、あらゆる手段で利益を追求して構わないのか。利益と責任のバランスを取るための彼の答えは大胆で、賛成できないかもしれません。(TEDxHousesofParliamentにて撮影)
アナン・アガワル: オープン・オンラインコースが今なお重要な意味をもつ訳は
15:19
2014/01/27
2013年はMOOC(巨大オープン・オンラインコース)の年でした。最初は残念な結果でしたが、その後、成功を示す数字と大きな期待で一杯です。しかし、edXの学長、アナン・アガワルは、高次元の学びを広く共有し、伝統的教室を(多分、置き換わることはないですが)補完する手段であるMOOC の重要性はゆるがないことを論証します。アナン・アガワルは、21世紀の生徒にとって理想的な学習体験を創造する―彼の融合教育のビジョンも紹介します。
マルコ・アンヌンツィアータ: インダストリアル・インターネット ― 人と機械の融合 ― の時代にようこそ
12:36
2013/12/17
誰もが話題にする「モノのインターネット」、私たちの将来にとって、どんな意味があるのでしょうか?この思慮に富んだトークで、経済学者マルコ・アンヌンツィアータは、技術が産業セクターをどのように変えつつあるか語ります。機械が見て、感じて、反応し、より効率的な運転が可能になるのです。考えてもみてください―航空機の部品が補修が必要なときに自らアラートを送ったら?風力発電のタービン同士が調整し合い、全体としてより多くの発電をできるようにしたら?これこそ、私たち皆に素晴らしいことをもたらしてくれる将来です。
スティーブン・ケイヴ: 死について私達が信じる4つの物語
15:33
2013/12/12
哲学者スティーブン・ケイヴの最初の問いは、不吉だけれど興味深いものです。「自分が死ぬと初めて気づいたのはいつか?」さらに面白い質問を続けます。「なぜ人間は避けられない死に抵抗するのか?」ケイヴは魅力あふれる話を通して、複数の文明に共通する4つの物語を検討します。それは、死の恐怖をコントロールするために私達が信じようとする物語なのです。
ジャレド・ダイアモンド: よりよく老いる社会とは?
18:12
2013/11/25
人間の寿命を延ばそうとする試みには皮肉な側面があります。高齢者が若者中心の社会で暮らすのは大変なのです。高齢者は、意味のある役割や経済的な余裕を失うことで、孤立してしまうこともあります。ジャレド・ダイアモンドの興味深い話では、様々な社会が高齢者をどのように扱うかを、手厚い例や冷酷な例を交えて紹介します。そして、私達全員が彼らの経験を活用できると主張します。
ダンビサ・モヨ: 中国は新興経済の期待の星なのか
16:24
2013/11/11
先進国は資本主義、民主主義、そして万人のための政治的権利という理想にしがみついています。でも新興市場はそんな贅沢を持ち合わせていないことがほとんどです。エコノミストのダンビサ・モヨは力強い講演の中で、欧米諸国が自分たちの栄光に固執し、他の新興国も盲目的に追随するだろうという推測は甘いと指摘します。そして、中国に体現される新しいモデルが台頭しつつあることを解説します。世界を良い場所に変えるには政治・経済協力に対する寛容な心が必要であると説きます。
チャールズ・ロバートソン: 次はアフリカ―急成長を迎える大陸
13:34
2013/10/22
この10年、アフリカ大陸は、緩やかで着実な経済成長を遂げてきました。でも、経済学者のチャールズ・ロバートソンは、「アフリカは今にも急成長する」と大胆な主張を展開します。アフリカにおける教育レベルの向上から、(中国からだけではなく)世界中から集まる多大な投資まで、いくつかの指標をひも解きながら、想像以上に早い10億人への急成長がもたらされると予測します。
ケリー・スウェイジー: 死してなお続く人生
13:55
2013/10/01
タナ・トラジャで人々を結びつける社会的行事は結婚や出産ではありません。インドネシアのこの地域で社会生活の中心となっているのは、盛大で賑やかな葬儀です。人類学者ケリー・スウェイジーは、親戚の遺体を何年にも渡り世話し続けるこの文化に注目しています。西洋の感覚からすると奇妙に感じられますが、実はこれこそが事実をより忠実に反映していると彼女は語ります。生きていることが終わっても、大切な人との関係は終わらないのです。(TEDMEDにて収録)
ジェームズ・フリン: なぜ祖父母世代よりもIQが高いのか
18:41
2013/09/26
「フリン効果」と呼ばれるものがあります。IQテストで、どの世代も前の世代より高い数値を示すというものです。私たちは本当に賢くなっているのでしょうか?それとも単なる考え方の違いでしょうか?道徳哲学者のジェームズ・フリンは、20世紀の知に関する歴史を通じて物事がめまぐるしく展開する中、考え方の変化が驚くべき(そして良いこととは限らない)結果をもたらしたという見解を表します。
オノラ・オニール: 信頼について理解しなければならないこと
09:51
2013/09/25
信頼が失われている、よい良い世界を構築するために信頼を回復しなければならない。こういったことをよく耳にします。しかし哲学者であるオノラ・オニールは、それが何を意味するのかよく理解すべきだと言います。オニールは質問の視点を変えることで、信頼に対する3つの見解を提示しながら私たちのこうした考えが実はまちがったものだと指摘します。(TEDxHousesofParliamentで撮影)
サキ・マフンディクワ: 古代アフリカのアルファベットに宿る優美と洗練
08:11
2013/08/07
単純なアルファベットから秘密結社の象徴的言語まで、グラフィック・デザイナーのサキ・マフンディクワは、アフリカ大陸における文字コミュニケーションの多様性を称賛します。彼は文字やシンボルが体現する歴史や過去からの遺産に光を当てる一方で、アフリカのデザイナーが新たなインスピレーションを得るため、そのような記号を使うことを強く勧めます。彼の主張は、お気に入りのガーナの絵文字「サンコファ」に要約されます。サンコファの意味は「さかのぼって手に入れよ」、つまり過去から学べということです。
ダニエル・H・コーエン: よい議論をするために
09:36
2013/08/05
私達はなぜ議論するのでしょう。相手を説き伏せ、誤りを証明し、何より勝つため・・・そうでしょうか。哲学者ダニエル・H・コーエンの説明によれば、最も一般的な議論の仕方、すなわち片方が勝ち片方が負ける戦争のような議論では、前向きに反論する価値は見失われてしまいます。(TEDxColbyColegeにて収録)
ジョン・サール: 意識 - 私達人間に共通するもの
15:00
2013/07/22
哲学者ジョン・サールが意識の研究を擁護する主張を展開します。また、真剣な意識の研究に対する反論を体系的に論破していきます。認識の原因となる脳内の処理過程がわかるにつれて、意識を生物学的現象と考えることが重要になります。またサールは、意識を大規模なコンピュータ・シミュレーションと捉える意見を否定します。(TEDxCERNにて収録)
ピコ・アイヤー: 故郷とは何か
14:02
2013/07/17
自分の国を離れて暮らす人の数が、世界中で増えています。複数の「故国」を持つ作家のピコ・アイヤーが、故郷の意味、旅する喜び、そして立ち止まることで得られる心の静けさについて語ります。
レズリー・ヘイズルトン: 疑いは、信仰の本質
13:46
2013/06/24
レズリー・ヘイズルトンは、イスラム教預言者ムハンマドの伝記を書いているとき、あることに衝撃を受けました。古い記述によれば、コーランの啓示を受けた夜、彼は初めに疑い、畏怖、恐怖さえも持ったというのです。そしてこの経験こそが彼の信仰の基盤となりました。ヘイズルトンは信仰の土台としての疑いと問いに対する新たな見解を提唱し、あらゆる宗教の原理主義の終結を呼びかけています。
ディディエ・ソネット: 経済危機を予測するには
17:02
2013/06/17
2007~2008年の経済危機は、予測不可能で一度限りのものだと思いませんでしたか?ディディエ・ソネット氏と彼の率いるFinancial Crisis Observatory(経済危機観測所)は、不安定な成長システムに対して一連の初期兆候を分析し、バブルの弾けそうな瞬間を追跡してきました。(まさに今、また起ころうとしています)
アンドリュー・マカフィー: 未来の仕事は、どうなって行くだろうか?
14:26
2013/06/10
そう、恐らく人型ロボットが人間の仕事を、すくなくとも今ある類の仕事を、奪ってしまうだろうと経済学者アンドリュー・マカフィーは示唆します。 未来を予見したトークでは、未来の仕事がどうなって行き、未来の仕事を掴むために次世代をどう教育するべきかじっくり考えます。
ジュディ・マクドナルド・ジョンストン: 人生で良い終わりを迎えるためにするべきこと
06:04
2013/05/22
死について考えるのは恐ろしいことです。でも、前もって計画をしておくことは現実的で、最期の日々を穏やかな気持ちで過ごせるようになります。厳粛で、思慮に満ちた話で、ジュディ・マクドナルド・ジョンストンは、人生の良い終わりを迎えるために 実践するべき5つのことを紹介します。
ピーター・シンガー: 効果的な利他主義者になる方法
17:20
2013/05/20
もしあなたが物欲無しに生きることができたら、利他主義的になる資質が自然と備わっているかもしれません。では、「与えること」の最も効果的な方法は何か、哲学者のピーター・シンガーに聞いてみましょう。彼は驚くべき思考実験を実例に、感情と実用性のバランスを取ることや、あなたが分かち合うものを最大限に活かす方法を教えてくれます。
マリア・ベザイティス: 違和感に対する驚くべき必要性
08:01
2013/05/14
私たちのデジタルな世界においては、社会的関係性はデータによって仲介されるようになりました。それを実感しないとしても、私たちは自分自身を違和感(私たちが既に知っている人達と合わない人や考え方)から守っています。しかし技術に頼ってみることが、たとえ違和感を感じるようなものもでも、自分にとって必要な人や物を届けてくれます(TED@Intelにて撮影)
ケン・ロビンソン: 教育の死の谷を脱するには
19:12
2013/05/10
人の精神が豊かに花開くために必要な3つの条件と、現在の教育風土がいかにそれに反したものであるかをケン・ロビンソン卿が語ります。可笑しくも心動かされるこの講演で彼が示すのは、私達の直面している教育の「死の谷」をどうすれば脱することができるのか、どうすれば若い世代を可能性の土壌で育むことができるのかということです。
アンジェラ・リー・ダックワース: 成功のカギは、やり抜く力
06:14
2013/05/09
コンサル業界の高評価な仕事を辞めて、アンジェラ・リー・ダックワースは、ニューヨークの公立中学校1年生に数学を教え始めました。彼女がすぐに気付いたのは、IQだけが学業での成否を決めるわけではないということ。ここで、彼女は、成功のカギとなる「やり抜き力」理論について語ります。