教養と教育 (3)

アナン・アガワル: オープン・オンラインコースが今なお重要な意味をもつ訳は
15:19
2014/01/27
2013年はMOOC(巨大オープン・オンラインコース)の年でした。最初は残念な結果でしたが、その後、成功を示す数字と大きな期待で一杯です。しかし、edXの学長、アナン・アガワルは、高次元の学びを広く共有し、伝統的教室を(多分、置き換わることはないですが)補完する手段であるMOOC の重要性はゆるがないことを論証します。アナン・アガワルは、21世紀の生徒にとって理想的な学習体験を創造する―彼の融合教育のビジョンも紹介します。
マルコ・アンヌンツィアータ: インダストリアル・インターネット ― 人と機械の融合 ― の時代にようこそ
12:36
2013/12/17
誰もが話題にする「モノのインターネット」、私たちの将来にとって、どんな意味があるのでしょうか?この思慮に富んだトークで、経済学者マルコ・アンヌンツィアータは、技術が産業セクターをどのように変えつつあるか語ります。機械が見て、感じて、反応し、より効率的な運転が可能になるのです。考えてもみてください―航空機の部品が補修が必要なときに自らアラートを送ったら?風力発電のタービン同士が調整し合い、全体としてより多くの発電をできるようにしたら?これこそ、私たち皆に素晴らしいことをもたらしてくれる将来です。
スティーブン・ケイヴ: 死について私達が信じる4つの物語
15:33
2013/12/12
哲学者スティーブン・ケイヴの最初の問いは、不吉だけれど興味深いものです。「自分が死ぬと初めて気づいたのはいつか?」さらに面白い質問を続けます。「なぜ人間は避けられない死に抵抗するのか?」ケイヴは魅力あふれる話を通して、複数の文明に共通する4つの物語を検討します。それは、死の恐怖をコントロールするために私達が信じようとする物語なのです。
ジャレド・ダイアモンド: よりよく老いる社会とは?
18:12
2013/11/25
人間の寿命を延ばそうとする試みには皮肉な側面があります。高齢者が若者中心の社会で暮らすのは大変なのです。高齢者は、意味のある役割や経済的な余裕を失うことで、孤立してしまうこともあります。ジャレド・ダイアモンドの興味深い話では、様々な社会が高齢者をどのように扱うかを、手厚い例や冷酷な例を交えて紹介します。そして、私達全員が彼らの経験を活用できると主張します。
ダンビサ・モヨ: 中国は新興経済の期待の星なのか
16:24
2013/11/11
先進国は資本主義、民主主義、そして万人のための政治的権利という理想にしがみついています。でも新興市場はそんな贅沢を持ち合わせていないことがほとんどです。エコノミストのダンビサ・モヨは力強い講演の中で、欧米諸国が自分たちの栄光に固執し、他の新興国も盲目的に追随するだろうという推測は甘いと指摘します。そして、中国に体現される新しいモデルが台頭しつつあることを解説します。世界を良い場所に変えるには政治・経済協力に対する寛容な心が必要であると説きます。
チャールズ・ロバートソン: 次はアフリカ―急成長を迎える大陸
13:34
2013/10/22
この10年、アフリカ大陸は、緩やかで着実な経済成長を遂げてきました。でも、経済学者のチャールズ・ロバートソンは、「アフリカは今にも急成長する」と大胆な主張を展開します。アフリカにおける教育レベルの向上から、(中国からだけではなく)世界中から集まる多大な投資まで、いくつかの指標をひも解きながら、想像以上に早い10億人への急成長がもたらされると予測します。
ケリー・スウェイジー: 死してなお続く人生
13:55
2013/10/01
タナ・トラジャで人々を結びつける社会的行事は結婚や出産ではありません。インドネシアのこの地域で社会生活の中心となっているのは、盛大で賑やかな葬儀です。人類学者ケリー・スウェイジーは、親戚の遺体を何年にも渡り世話し続けるこの文化に注目しています。西洋の感覚からすると奇妙に感じられますが、実はこれこそが事実をより忠実に反映していると彼女は語ります。生きていることが終わっても、大切な人との関係は終わらないのです。(TEDMEDにて収録)
ジェームズ・フリン: なぜ祖父母世代よりもIQが高いのか
18:41
2013/09/26
「フリン効果」と呼ばれるものがあります。IQテストで、どの世代も前の世代より高い数値を示すというものです。私たちは本当に賢くなっているのでしょうか?それとも単なる考え方の違いでしょうか?道徳哲学者のジェームズ・フリンは、20世紀の知に関する歴史を通じて物事がめまぐるしく展開する中、考え方の変化が驚くべき(そして良いこととは限らない)結果をもたらしたという見解を表します。
オノラ・オニール: 信頼について理解しなければならないこと
09:51
2013/09/25
信頼が失われている、よい良い世界を構築するために信頼を回復しなければならない。こういったことをよく耳にします。しかし哲学者であるオノラ・オニールは、それが何を意味するのかよく理解すべきだと言います。オニールは質問の視点を変えることで、信頼に対する3つの見解を提示しながら私たちのこうした考えが実はまちがったものだと指摘します。(TEDxHousesofParliamentで撮影)
サキ・マフンディクワ: 古代アフリカのアルファベットに宿る優美と洗練
08:11
2013/08/07
単純なアルファベットから秘密結社の象徴的言語まで、グラフィック・デザイナーのサキ・マフンディクワは、アフリカ大陸における文字コミュニケーションの多様性を称賛します。彼は文字やシンボルが体現する歴史や過去からの遺産に光を当てる一方で、アフリカのデザイナーが新たなインスピレーションを得るため、そのような記号を使うことを強く勧めます。彼の主張は、お気に入りのガーナの絵文字「サンコファ」に要約されます。サンコファの意味は「さかのぼって手に入れよ」、つまり過去から学べということです。
ダニエル・H・コーエン: よい議論をするために
09:36
2013/08/05
私達はなぜ議論するのでしょう。相手を説き伏せ、誤りを証明し、何より勝つため・・・そうでしょうか。哲学者ダニエル・H・コーエンの説明によれば、最も一般的な議論の仕方、すなわち片方が勝ち片方が負ける戦争のような議論では、前向きに反論する価値は見失われてしまいます。(TEDxColbyColegeにて収録)
ジョン・サール: 意識 - 私達人間に共通するもの
15:00
2013/07/22
哲学者ジョン・サールが意識の研究を擁護する主張を展開します。また、真剣な意識の研究に対する反論を体系的に論破していきます。認識の原因となる脳内の処理過程がわかるにつれて、意識を生物学的現象と考えることが重要になります。またサールは、意識を大規模なコンピュータ・シミュレーションと捉える意見を否定します。(TEDxCERNにて収録)
ピコ・アイヤー: 故郷とは何か
14:02
2013/07/17
自分の国を離れて暮らす人の数が、世界中で増えています。複数の「故国」を持つ作家のピコ・アイヤーが、故郷の意味、旅する喜び、そして立ち止まることで得られる心の静けさについて語ります。
レズリー・ヘイズルトン: 疑いは、信仰の本質
13:46
2013/06/24
レズリー・ヘイズルトンは、イスラム教預言者ムハンマドの伝記を書いているとき、あることに衝撃を受けました。古い記述によれば、コーランの啓示を受けた夜、彼は初めに疑い、畏怖、恐怖さえも持ったというのです。そしてこの経験こそが彼の信仰の基盤となりました。ヘイズルトンは信仰の土台としての疑いと問いに対する新たな見解を提唱し、あらゆる宗教の原理主義の終結を呼びかけています。
ディディエ・ソネット: 経済危機を予測するには
17:02
2013/06/17
2007~2008年の経済危機は、予測不可能で一度限りのものだと思いませんでしたか?ディディエ・ソネット氏と彼の率いるFinancial Crisis Observatory(経済危機観測所)は、不安定な成長システムに対して一連の初期兆候を分析し、バブルの弾けそうな瞬間を追跡してきました。(まさに今、また起ころうとしています)
アンドリュー・マカフィー: 未来の仕事は、どうなって行くだろうか?
14:26
2013/06/10
そう、恐らく人型ロボットが人間の仕事を、すくなくとも今ある類の仕事を、奪ってしまうだろうと経済学者アンドリュー・マカフィーは示唆します。 未来を予見したトークでは、未来の仕事がどうなって行き、未来の仕事を掴むために次世代をどう教育するべきかじっくり考えます。
ジュディ・マクドナルド・ジョンストン: 人生で良い終わりを迎えるためにするべきこと
06:04
2013/05/22
死について考えるのは恐ろしいことです。でも、前もって計画をしておくことは現実的で、最期の日々を穏やかな気持ちで過ごせるようになります。厳粛で、思慮に満ちた話で、ジュディ・マクドナルド・ジョンストンは、人生の良い終わりを迎えるために 実践するべき5つのことを紹介します。
ピーター・シンガー: 効果的な利他主義者になる方法
17:20
2013/05/20
もしあなたが物欲無しに生きることができたら、利他主義的になる資質が自然と備わっているかもしれません。では、「与えること」の最も効果的な方法は何か、哲学者のピーター・シンガーに聞いてみましょう。彼は驚くべき思考実験を実例に、感情と実用性のバランスを取ることや、あなたが分かち合うものを最大限に活かす方法を教えてくれます。
マリア・ベザイティス: 違和感に対する驚くべき必要性
08:01
2013/05/14
私たちのデジタルな世界においては、社会的関係性はデータによって仲介されるようになりました。それを実感しないとしても、私たちは自分自身を違和感(私たちが既に知っている人達と合わない人や考え方)から守っています。しかし技術に頼ってみることが、たとえ違和感を感じるようなものもでも、自分にとって必要な人や物を届けてくれます(TED@Intelにて撮影)
ケン・ロビンソン: 教育の死の谷を脱するには
19:12
2013/05/10
人の精神が豊かに花開くために必要な3つの条件と、現在の教育風土がいかにそれに反したものであるかをケン・ロビンソン卿が語ります。可笑しくも心動かされるこの講演で彼が示すのは、私達の直面している教育の「死の谷」をどうすれば脱することができるのか、どうすれば若い世代を可能性の土壌で育むことができるのかということです。
アンジェラ・リー・ダックワース: 成功のカギは、やり抜く力
06:14
2013/05/09
コンサル業界の高評価な仕事を辞めて、アンジェラ・リー・ダックワースは、ニューヨークの公立中学校1年生に数学を教え始めました。彼女がすぐに気付いたのは、IQだけが学業での成否を決めるわけではないということ。ここで、彼女は、成功のカギとなる「やり抜き力」理論について語ります。
ジェフリー・カナダ: 破綻していく学校 - もうたくさんだ!
17:08
2013/05/07
なぜ、一体全体どうして、我々の教育システムは50年前と少しも変わっていないんでしょう?当時、何百万人もの子供が落第していました。今も同じ状況です。それは教育業界が、全く効果がない事業計画にしがみついているからにほかなりません。教育支援者のジェフリー・カナダは、データを活用できるようなシステム作り、受益者目線の対応、そして構造的な変革を大胆に提唱します。より多くの子供達が能力を伸ばせるように。
パール・アレドンド: ギャングの娘からスター教師へ
08:05
2013/05/06
刑務所入りを繰り返すギャングの親を持つパール・アレドンドは、治安の悪いイーストロサンジェルスで育ちました。教員のいう事が聞けず沢山の教師に見捨てられましたが、後に自分自身が教師になり、新しく学校を築きました。生徒達に自分が彼らと同じくらいの年齢だった時の話をし、学校の宿題が出来ない状況の時もある、それはそれでいいんだと教えます。
ラムジー・ムサラム: 学びを輝かせる3つのルール
06:30
2013/05/05
化学の先生であるラムジー・ムサラムは、生死にかかわる状況を経験して初めて、10年間続けた「エセ教育」から抜け出し、教育者としての真の役割―好奇心を育てること―を理解します。楽しく、自らの体験も交えながら、ムッサラームは、想像力と学びを輝かせ、生徒たちが世界の仕組みに目を輝かせるようになる3つのルールを紹介します。
ビル・ゲイツ: 教師へのフィードバックでもたらせる変化
10:21
2013/05/04
最近まで、教師が受けられる唯一のフィードバックは、年に一度の「よろしい」という簡単な評価だけでした。フィードバックや指導がなければ改善しようがありません。優れた教師でも適切なフィードバックによって改善できるところはあるとビル・ゲイツは言います。そしてそのようなフィードバックをすべての教室にもたらそうというビル&メリンダ・ゲイツ財団のプロジェクトを紹介しています。
リタ・ピアソン: すべての子どもに強い味方を
07:49
2013/05/03
40年の教師経験の中で、リタ・ピアソンにこう言った同僚がいました。「子どもを好きになる手当ては貰っていない」。それに対し彼女は「子どもは嫌いな人から学ばない」と反論します。教育者に向けて、生徒たちを信じ、生徒たちと実際に人間同士のつながりを持つ大切さを語った熱いメッセージです。
ティモシー・バルティック: 幼児教育の経済論
15:45
2013/05/03
ティモシー・バルティックはマクロ経済の観点から幼児教育について論理的に訴えます。そして子供が該当する年齢ではない人(もしくは子供のいない人)にとっても、子供への投資が喜ばしいものである理由を説明します。そして子供に十分な教育を与えることの経済的利益は、自己犠牲愛をはるかにしのぐ結果となるのです。(TEDxMiamiUniversity にて撮影)
フアン・エンリケス: タトゥーのように残るあなたのオンラインライフ
05:58
2013/05/02
もしアンディ・ウォーホルが間違えていて、私たちは生涯で15分間有名になる代わりに、15分しか匿名になれないとしたらどうでしょう?この短いトークで、フアン・エンリケスは個人のプライバシーをデジタルのメディアにシェアすると、驚くほど永続的に記録されてしまう実態について語ります。私たちがどのように「電子タトゥー」に対処すべきか、古代ギリシアの神話を交えて紹介します。
エリック・ブリニョルフソン: 成長のための鍵は何?機械との競争
11:57
2013/04/23
機械がますます多くの仕事を奪う中で、失業したりいつまでも賃金が増えないという人が増えています。もはや成長が止まったということなのでしょうか?エリック・ブリニョルフソンはそうではない、これは根本的な経済再編のための成長の痛みなのであると言います。コンピューターをチームメートにできると、なぜ大きな革新を迎えられるのか。惹きつけられる事例を用いて語ります。 ロバート・ゴードンによる反対意見と合わせてご覧ください。
ロバート・ゴードン: イノベーションの死、成長の終わり
12:14
2013/04/23
アメリカ経済は2世紀に渡って成長してきました。私たちは成長の終わりを目の当たりにしているのでしょうか?経済学者ロバート・ゴードンが、増える負債や広がる格差を詳細に説明しながら、アメリカの成長が減速しているかもしれないことを示す4つの理由を展開します。これによって、イノベーションを起こしても抜けられない停滞期に、アメリカが追い込まれるかもしれないと言います。エリック・ブリニョルフソンによる反対意見と合わせてご覧ください。