芸術とカルチャー (3)

トーマス・ヘルム: 世界で一番退屈なテレビ番組がやみつきになる理由
18:10
2014/12/10
スローフードというのは聞いたことあるけど、スローテレビですって?この愉快な講演では、ノルウェーのテレビプロデューサーであるトーマス・ヘルムが、とても長くて退屈な出来事を、時には生で放送するようになって、しかもその番組に夢中になる視聴者がたくさん現れたいきさつを話してくれます。これまでに放送されたのは7時間の列車の旅、18時間の魚釣り、ノルウェー沿岸をたどるフェリーでの5日半の航海など。結果として生まれたのは美しくも魅惑的な番組です。本当ですって!
アナスタシア・テイラー=リンド: 闘う男たちと悲しむ女たち ― ウクライナ革命にて
06:09
2014/12/09
「男たちは闘い、女たちは彼らを悼む」、これは写真家のアナスタシア・テイラー=リンドの言葉です。ウクライナのマイダンで起きたデモで撮影した、飾り気のない印象的な写真を通して、TEDフェローである彼女が、革命の中で捉えた人々の親密な表情を紹介します。これは恐ろしくも美しい話なのです。
ヴィンセント・ムーン、ナナ・ヴァスコンセロス: 世界に潜む音楽の儀式
24:17
2014/11/14
フランスの映像作家ヴィンセント・ムーンは、リュックとノートパソコンとカメラだけを持って世界中を旅します。彼は、エレベーター内のアーケイド・ファイア、アパートのキッチンのボン・イヴェール、そしてワンテイクで撮ったチェチェンのスーフィーの儀式や、ペルーのアヤワスカの儀式の映像を撮影してきました。ここで彼が説明するのは、人々が映像と音楽によって、自分たちの文化を新たな視点から捉えるようになる様子です。それに続いて、ジャズ界の巨匠ナナ・ヴァスコンセロスがパフォーマンスを披露します。
ハース&ハーン: 色を塗って地域を変えるには
11:27
2014/11/07
アーティストのイェロン・クールハースとドレ・ウルハーンは、地域全体をペンキで塗装し、住民を巻き込みながらコミュニティ・アートを作っています。場所はリオデジャネイロのファヴェーラから、ノース・フィラデルフィアの街並みにまで及びます。どうして彼らのプロジェクトは成功したのでしょうか?この面白く感動的な話を通して2人が説明しているのは、アート優先のアプローチについて、そして、ご近所を誘ってバーベキューをすることの大切さです。
アレハンドロ・アラヴェナ: 私の建築哲学 ― コミュニティが参加するプロセスを
15:53
2014/11/06
10年前、チリで100家族が住める住居の建設を依頼された際、アレハンドロ・アラヴェナ氏は珍しいことに着目しました。貧民街やスラム街に息づく知恵です。小さな住居空間がひしめく大きなビルを建てるよりも、柔軟性に富んだ「ハーフ・ホーム」を提案し、各家庭が住まいを拡張していけるようにしました。問題は複雑でしたが、当事者たちが協力するという、実にシンプルなソリューションを考え出すことに成功。アラヴェナ氏は、黒板とチョークを使い、彼のデザインの美しい写真を見せながら、3つのプロジェクトを紹介しています。その紹介を通して、新しい角度から物事を考え直すことで、大きなメリットをともなった見事なデザインが可能になることが明らかになっていきます。
キトラ・カハナ: 自由に空を舞う閉じ込め症候群の父
12:42
2014/10/17
2011年、ロニー・カハナは重い脳卒中を発症しました。その結果、閉じ込め症候群を患い、目を除いて完全な麻痺状態になりました。普通なら精神がおかしくなりそうな状況で、カハナは「外部の雑音が消えていく中で安らぎを見出し、新たな人生と体に恋をした」と言います。厳粛で感情に訴える講演の中で、娘のキトラが、ロニーが絶望的に見える状況下で、人々を導いたスピリチュアルな経験を、どのように記録したか話します。
モシェ・サフディ: アパート建築を改革する
05:50
2014/09/26
1967年、モシェ・サフディは画一的なアパート建築をつくり変え、各ユニットが前例の無いような開放感を提供する「アビタ67(Habitat 67)」を発表しました。50年近く経ったいま、彼はこのタイプの建物の必要性が今まで以上に高まっていると信じています。この短いトークの中で、サフディは高層建築の代わりに光が稠密な都市に浸透するような様々な建築プロジェクトの概観を紹介します。
イーマン・ムハンマド: 語られなかった話を語る勇気
04:16
2014/09/24
イーマン・ムハンマドは、ガザ地区の数少ない女性報道写真家です。男性の同僚の多くから、あからさまな嫌がらせを受けつつも、彼女は男性に禁じられた場所を初めて取材することができました。短くも視覚に訴えるトークの中で、彼女は語られることのなかった話に光を当てることによって、パレスチナの社会に存在する性差別を批判します。
マック・バーネット: 良い本が秘密の扉である理由
17:03
2014/09/17
幼少期は非現実的です。だとすれば、子どもの本もそうあるべきです。受賞作家マック・バーネットは、奇想天外な講演の中で、実際に物語の中のクジラに話しかける子どもたちの話を交えながら、物語を書くことは本のページから逃げ出し、芸術という扉の向こうの不思議な世界に入り込むことだと語ります。
ユルドゥス・バハショージナ: 皮肉をこめた写真でステレオタイプをひっくり返す
04:08
2014/09/12
アーティストのユルドゥス・バハショージナは、写真を使って母国ロシアの社会規範を皮肉ります。ロシアの若者文化をちょっとのぞいてみましょう。そして少しの間楽しみながら考えてほしいのは、自分についてあまり深刻に捉え過ぎないということです。
ジーア・ガフィック: 身の回りの品に隠れた悲劇の歴史
04:32
2014/08/22
ジーア・ガフィックは、時計や靴、メガネなどの日用品を写真に撮ります。これらの写真は一見何ということもないものです。しかし、実は被写体の品々はボスニア戦争の集団墓地から発掘されたものなのです。サラエボ生まれで、TEDフェローでもあるガフィックは、亡くなった人々を特定しうる形見の品物の生きたアーカイブを作るべく、これらの墓から掘り出された全てのものを写真に撮り続けてきました。
クリント・スミス: 沈黙のもたらす危険
04:22
2014/08/15
「人が“何を言ってるか”に気を取られ過ぎて、“何を言ってないか”に注意を払わなくなっている。」クリント・スミスは教鞭を持つスラム出身の詩人。見て見ぬ振りと不公平を弾劾し、声をあげる勇気を称賛する。簡潔に力強く、心を震わせて簡潔に思いを語る。
マーガレット・グールド・スチュワート: あなたの(そして何十億人の)ための巨大なウェブデザインの方法
13:00
2014/08/05
Facebookの「いいね!」や「共有」ボタンは1日220億回使われ、これまで作られたデザインの中で最もよく閲覧されています。Facebookのプロダクトデザインのディレクター、マーガレット・グールド・スチュワートが大規模なデザインのための3つの法則を説明します。規模があまりに大きいので、わずかな変更が世界規模の反感を買ってしまう反面、規模があまりに大きいからこそ、わずかな改良で多くの人々にポジティブな影響を与えることができます。
シンチェン・ファン: 海底にすんでいそうな生物たち
05:15
2014/07/16
芸術家のシンチェン・ファンは、幼い頃、おもちゃを分解したり、台湾の夜店に並ぶ奇想天外な品物を見るのが大好きでした。今回彼は、まばたきをしたり触手を広げて発光する、まるで生きているように見える深海の発光生物の立体作品をお見せします。
ビリー・コリンズ: 犬の気持ち(だと思われるもの)についての2編の詩
04:02
2014/06/20
犬は私たちを見て、どう思っているのでしょうか?詩人のビリー・コリンズは2匹のまったく異なる犬の気持ちを想像してみたと言います。少し休憩がてら想像の世界に遊ぶのにぴったりの、茶目っ気のある短いトークです。
ジャミーラ・リスコット: 英語の三通りの話し方
04:29
2014/06/19
ジャミーラ・リスコットは、“3つの言語の話し手”です。彼女は、“壊れた英語”という力強いスポークン・ワード・エッセイで、友人・クラスメート及び両親のそれぞれと話す際の三者三様の言語を賛美し、それぞれのニュアンスを意欲的に伝えます。そして複雑な歴史と各言語が持つ現在のアイデンティティを説明することで、何が”正しい”言語なのかについて明らかにします。
A.J.ジェイコブス: 世界最大の親族会...皆さんもご招待!
09:45
2014/06/13
あなたはまだ知らないかもしれませんが、A.J.ジェイコブスはたぶんあなたの親類です(かなり遠縁ですが)。系譜学ウェブサイトを使って、彼は意外な結びつきをたどって行き、我々皆を ― かなり遠く離れていますが ― 関係づけるのです。彼の目標は、世界最大の親族会を開くことです。ではそこでお会いしましょう!
スティーブン・バート: どうして人々は詩を必要とするのか?
13:12
2014/06/04
「我々はいつか死にます ― そして詩はその事実を受け入れさせてくれるのです。」面白おかしいこのトークで、文芸評論家のステファン・バートは何篇かのお気に入りの詩と共に、私たちを言葉の旅へ誘います。はるばると改行まで、そして人間の想像への熱望を後押しします。
キトラ・カハナ: ホームレスと隠れ家の物語
05:00
2014/05/28
フォトジャーナリストそしてTEDフェローのキトラ・カハナは、小さい女の子だった時、家から逃げ出し、自由気ままに道端で生きることを夢見ていました。現在成人した彼女は、自称さすらい者として、現代の遊牧民を彼らの住処 - 貨物コンテナ、バス停、駐車場それから休憩所のトイレ - まで追いかけます。狭間の文化に一瞥を送りながら。
リーヴズ: 「朝4時」のミュージアム
14:04
2014/05/16
気をつけて。リーヴズが抱く「午前4時」への執着には感染力があります。詩人である彼はTED2007で、どこにでも現れる午前4時という時間へのちょっとしたこだわりを披露しました。ところがその後、メールがどんどん届き始めます。それは、目立たないけれど笑いを誘う、編み物専門誌から『原始家族フリントストーン』と『宇宙家族ジェットソンズ』に至る引用の数々でした。彼の「朝4時のミュージアム」をのぞくと、そこは宝物であふれているのです。
ランドール・マンロー: 「もし、こうだったら?」をマンガで問う
09:29
2014/05/08
ウェブ漫画家のランドール・マンローは「もし、こうだったら?」という内容のシンプルな質問に答えています(例えば、「もし、光速で移動するボールを打ったら?」)。彼が使うのは数学と物理学、論理と淡々としたユーモアです。この楽しい話でマンローは、グーグルのデータセンターに関する読者からの質問からスタートし、遠回りしながら笑ってしまうほど詳細な答えに達します。その答えとは・・・シーッ、あなたもそこから何か学べるかも知れませんよ。
マシュー・カーター: フォントをめぐる私の人生
16:01
2014/04/18
本や雑誌やコンピュータ・スクリーンを眺めると、かなりの確率でマシュー・カーターがデザインした書体を目にするはずです。ヴァーダナやジョージア、電話帳(覚えていますか?)専用のベル・センテニアルをはじめとする書体をデザインしたのが彼です。この魅力的な話では、フォントに含まれる全ての文字の1ピクセルに至るまで神経を集中してきたキャリアの全容を紹介してくれます。
ブラン・フェレン: 芸術と技術を融合し、時代を超えた創造を
20:12
2014/03/25
ブラン・フェレンは、9歳の時、両親に連れられてローマのパンテオンを見に行きました。それが彼の全てを変えました。科学の手段と技術は、芸術・デザイン・美と組み合わされた時にもっと力強くなることを、その瞬間から理解し始めたのです。それ以来、ローマ時代の傑作に匹敵する現代作品を探し求めています。講演最後の提案にご注目を。
ガブリエル・バルシア=コロンボ: 僕の「DNA自動販売機」
04:56
2014/03/06
普通、自動販売機ではソーダやキャンディーやポテトチップスを売っています。でもTEDフェローのガブリエル・バルシア=コロンボが作った自販機は違います。アーティストである彼が考えた自販機では、人間から抽出したDNAをチューブに詰め、提供者のコレクション用の写真と一緒にパッケージに詰めて販売しているのです。チャーミングで少し風変わりな自販機ですが、実はバイオ・テクノロジーに触れる機会が増えることで生じる倫理上の問題を浮き彫りにしているのです。
アパルナ・ラオ: 注目を集めようとするアート
2014/02/07
アーティストのアパルナ・ラオが最新の作品をチャーミングに紹介します。内部に巧妙なロボット技術を組み込んだクールでコミカルな彫刻が、皆さんの知覚をあやつり、注目を集めようとします。少し時間をとって、心ゆくまで楽しんでください。
ルーク・サイスン: 私は如何にして心配するのを止めて「つまらない」アートを愛するようになったか
13:10
2014/01/16
ルーク・サイスンはルネサンス美術、とりわけ卓越した聖人の絵画や威厳に満ちたイタリアの貴婦人達、つまり「まじめな」アートを扱う学芸員でした。その後、職場をかえて、メトロポリタン美術館の陶磁器コレクションをまかされました。可愛らしく、飾りだらけで、「つまらない」燭台や花瓶のコレクションです。彼の趣味ではありませんでした。理解ができなかったのです。そんなある日のこと・・・(TEDxMet)
ライアン・ホラデイ: 今そこにしかない音楽
06:29
2014/01/10
デジタル化が進む現在、音楽業界は、自らの新しい姿を見出すべく奮闘しています。このプレゼンテーションでは、ライアン・ホラデイが「位置認識アルバム」と呼ばれる実験的なプロジェクトについて説明します。このプログラミングと音楽的な機能では、数百もの楽曲部分が地理的にタグ付けされ、リスナーがいる実際の場所でしか聴くことのできない音楽が構成されます。(TED@BCGで撮影)
ディエベド・フランシス・ケレ: 土とコミュニティーの力で作る建物
12:11
2013/12/10
ディエベド・フランシス・ケレは、建築の学位を取得したら何がしたいのかはっきりと分かっていました。彼はブルキナファソにある故郷ガンドに戻り、自分が教育で受けた恩恵を村の皆と分かち合いたかったのです。この魅力あふれるトークで、ケレは、ガンド村で彼が建築を支援してきた美しい建物を紹介します。中でも小学校は、村の全員が力を合わせて土で作り、建築賞も受賞しました。
ハビエル・ビラルタ: 地域に密着した建築を
07:45
2013/10/25
TEDフェローのハビエル・ビラルタは、アディスアベバの高層ショッピングモールの設計を依頼されたとき、うろたえました。例として見せられた建物は、彼が現代建築で嫌いなものすべてを体現したようなものでした―無駄が多く、ガラス張りのタワーでエネルギーを大量に消費し、デザインもアフリカと何の関係もありません。この魅力的なトークで、ビラルタはどんなアプローチを取ったかを紹介します。自然を生かし、伝統のデザインを取り入れ、そして、社会にあった美しい、近代的で街の象徴となるようなビルを作ったのです。
イワン・バーン: 創造的な家が見つかる場所
16:59
2013/10/16
トーレ・デ・ダビはベネズエラ、カラカスの中心に建つ45階建ての未完の廃ビルです。8年前から、人々がこのビルに移り住み始めました。写真家イワン・バーンが、トーレ・デ・ダビのアパートや、ナイジェリアにある水上の街、中国の地下の村などを案内しつつ、どのように人々が思いもよらない場所に家を建てているかを教えてくれます。これらの素晴らしい写真の数々は、人がどんな環境でも生活できること、家を作れることを物語っています。