TED日本語一覧 (10)

アノテ・トン: 近い将来起こり得る我が国土の水没を世界の協力で防止を
21:15
2015/12/16
キリバスの国民にとって、気候変動は日常に起こる現実であり、議論するものでも、否定するものでも、法制化するものでもありません。太平洋に浮かぶ海抜が低いこの島国は、海面の上昇により、近い将来水没するかもしれません。TEDの運営者であるクリス・アンダーソンとの対談で、キリバスの大統領であるアノテ・トンは、この国が直面する気候的な破局と将来の危機について語ります。「気候変動に対処するには、犠牲を伴い、約束ごとが必要です」そして「世界の有り方は変わったのだと人々に伝えるべきなのです」と訴えます。
チェルシー・シールズ: 自分の教会を内部から変化させるための取り組み
12:36
2015/12/08
宗教がもたらす影響に対する宗教の責任を明確にしながら、他者の宗教的信条を尊重するためにはどうすればよいのでしょう?チェルシー・シールズは、この問いに対して力強い答えを示しています。シールズは、正統派モルモン教の伝統の中で育てられました。その過程で、モルモン教会の中で、女性が重要な地位から除外されるのを目にしてきました。彼女は、現在は文化人類学者で、アクティビストでTED フェローでもあり、教会内の制度における男女差別の是正のために活動しています。「宗教は、自由を与え、従属させ、力を与え、搾取し、慰め、破壊することも可能です。安息日の教えが、政治や保健政策、世界の暴力にも影響を与えるのです」とシールズは述べています。
アンドレアス・エクストローム: インターネット検索結果に隠れた道徳的価値観
09:18
2015/12/07
検索エンジンは、今や最も信頼できる情報源、そして真実の拠り所となりました。でも、公正な検索結果は存在しうるのでしょうか?スウェーデンの文筆家でジャーナリストのアンドレアス・エクストロームは、そのようなものは哲学的にありえないと言います。この示唆に富んだトークで、彼は技術と人類との結びつきを強めるよう呼びかけます。そして、アルゴリズムには人間の価値観が反映されており、どんなプログラムをもってしても、それを消し去ることはできないことを心に留めておくべきだと訴えます。
ジョシュ・ルーバー: 知られざるスニーカー・マーケットとそれが重要である理由
11:55
2015/12/05
ジョシュ・ルーバーは、「スニーカーヘッド」と呼ばれるレアものや、限定品のスニーカーを収集するコレクターです。スニーカーへの飽くなき欲求を抱く彼ら目利き達が、マーケティングの原動力となり、お気に入りのブランドへの熱狂を人々の間に生み出しています。そして、この数千億円規模のスニーカー流通市場に支配的な力を持っているのがナイキです。ルーバーの会社キャンプレスでは、スニーカー市場のデータを収集し、コレクターや投資家のために分析しています。このトークで、ルーバーはこの複雑で規制のない市場を紹介し、それが株式のように商品が取引される市場のモデルとなる可能性を考察しています。
ジェニ・チャン、リサ・ダゾルス: 世界のLGBTの生活とは
11:50
2015/12/04
サンフランシスコに住むゲイカップルのジェニ・チャンとリサ・ダゾルスは、それぞれ思い通りの気ままな生活をしていました。しかし彼らが住んでいるベイエリア以外の、基本的な権利を未だに持たない人々の生活とは、どのようなものなのでしょうか?二人は世界で並々ならぬ事をしてきたLGTBの人々、「スーパーゲイ」を探して、アフリカ、アジア、南アフリカ等15カ国を旅しました。最近ゲイである事を初めて公表した王子が現れたインドから、ゲイの婚姻をラテンアメリカで初めて認めたアルゼンチンまでです。その旅の中で、二人は感動的な物語や自分達が探してきた、勇敢で快活で誇り高い「スーパーゲイ」を見つけたのです。
カーキ・キング: 音楽の力で光と色の世界へ
11:31
2015/12/03
彼女自身が独自のジャンルといえる、カーキ・キングは、今世紀のギターの女神かもしれない。キングは、器用に手で弾くことと、デジタルテクノロジー、ギターに色彩を投影するプロジェクションマッピング技術を統合して駆使することで、衝撃的なマルチメディア作品『The Neck Is a Bridge to the Body(首は身体への橋)』を作った。ギターのネックをピアノのキーボードのように使い、複雑な音色を奏で、彼女は人々を音楽で光と色の世界に連れて行く。彼女はギターが絵筆だという。
ハラルド・ハース: 無線インターネット通信の画期的な新手法
07:24
2015/12/02
今ある技術を用いて、インフラが整っていない地域に住む40億人以上の人々がインターネットを使えたら?ハラルド・ハースらの研究チームは、簡単に入手できるLEDと太陽電池を使った、光によるデータ通信の新技術を発明しました。これはデジタル・デバイドを解消する鍵となることでしょう。未来のインターネットの様子をご覧ください。
パトリシア・メディチ: 知られざる最高の動物 ― どうすれば救えるのか
11:32
2015/12/01
バクは、世界最大級の陸生哺乳類でありながら、群れをつくらず夜行性であることから、その生態は謎に包まれています。「生きた化石」として知られ、現在南米の森林や草原を闊歩するバクが進化の歴史に登場したのは5百万年以上も前になります。しかし、急速な産業化が進むブラジルでは特に、密猟や森林破壊、環境汚染の危機にさらされ、その生存が危ぶまれています。この示唆に富んだトークでは、保全生物学者でバクの専門家であるTEDフェローのパトリシア・メディチが、この素晴らしい動物を保全するための取組みを紹介し、皆さんに、ある問いを投げかけます ― このままバクを絶滅させてしまうのですか?
メリッサ・フレミング: 500人の難民を乗せた船が海に沈んだ ― 2人の生存者の物語
19:15
2015/11/30
500人以上もの難民を乗せ重量を超過した船に乗っていた、ある若い女性が図らずも英雄となりました。国連難民高等弁務官事務所のメリッサ・フレミングによって語られる、この力強い物語を聞くと、人間らしい生活を求めて国を脱しようと試みる膨大な数の人々を語る数字に、ひとの顔が浮かんできます。難民を乗せた船は今この瞬間も押し寄せているのです。
ナンシー・ルブリン: SMS救援窓口を開設させた、ある悲痛なメッセージ
09:39
2015/11/24
ある若い女性が、DoSomething.org に助けを求める悲痛な叫びをメッセージ(SMS)して来ました。それをきっかけに、苦しんでいる人々の受け皿として、Crisis Text Line が設立され、アメリカ中で展開しています。最近では、およそ1千万通のメッセージを受信し、SMSの持つ秘匿性と強みを活用して、依存性、自殺願望、摂食障害、性暴力等といった問題から人々を救っています。その過程で収集されたデータによって、危機の高まりにより上手く対処する為の政策方針の転換、法律の執行や学校の準備がなされています。
ダニエル・レヴィティン: ストレスを受けても平静を保つ方法
12:20
2015/11/23
ストレスを受けたとき、あなたはベストの状態ではありません。事実、何千年もの進化を経て、脳はストレスを受け平静を失うとコルチゾールを放出し、合理的・論理的思考ができなくなります。おそらくは、ライオンに襲われた場合などに生き延びるられるようにするためです。神経科学者のダニエル・レヴィティンは、ストレス下で思考能力が低下した時に重大な間違いを避ける方法があると考えます―「事前分析」です。「皆 時々失敗をします」と彼は言います。「事前分析とはどんな失敗が起こりうるのかを事前に考えることなのです。」
マティアス・ユード: アートでNSAのスパイに話しかけよう
12:56
2015/11/20
2013年、アメリカのNSAとイギリスのGCHQが、ドイツ政府を日常的に監視していたことが暴露されました。怒りが渦巻く中で、芸術家マティアス・ユードとクリストフ・ワクターは、こう考えました。向こうは聞き耳を立てている…それなら話しかけてみよう、と。ベルリンの官庁街にあるスイス大使館の屋根にアンテナを設置して、オープンネットワークを立ち上げ、その周辺を盗聴するアメリカとイギリスのスパイに向けて、世界中の人々がメッセージを送れるようにしたのです。これは、今回紹介がある3つの作品の1つですが、どれも大胆で、時に笑いを誘い、明らかに反体制的です。これらの作品を通して、監視と閉じたネットワークに対して世界中に広がる不満について考察しているのです。
クリスティーン・サン・キム: 魅力的な手話の響き
15:17
2015/11/19
芸術家でTEDフェローのクリスティーン・サン・キムは、生まれつき耳が聞こえません。「音」は彼女の人生の一部ではなく、耳が聞こえる人のものだと思うように教えられてきました。作品を作ることで、彼女はアメリカ手話と音楽が似ていることを発見しました。そして、音とは耳からしか理解できないものではなく、触れたり見たり概念として経験できるものだということに気づいたのです。このチャーミングなトークの中で彼女は、目を開き、耳を傾けて「目に見える言葉」という豊かな宝物を分かち合おうと呼びかけます。
原田セザール実: 科学好きの子供を作るには
09:48
2015/11/18
香港のハーバースクールで、原田セザール実は、環境問題をになう次の世代の人々に科学や発明を教えています。教室をハッカースペースへと移し、そこで想像力溢れる子供達が、木や金属や化学や生物学や光学、さらには電動工具を駆使し、世界の海が直面する問題への解決法を生み出しています。彼がそこで伝えているのは、彼自身が子供の頃に両親から教わった「散らかしても良いけど、後で自分でちゃんと片付ける」ということです。
ヒラリー・コッタム: 機能不全の社会福祉制度を立て直すには
16:55
2015/11/17
失業や薬物、家庭内不和が原因で、または運に恵まれないせいで起こってしまう家庭の危機。そこに介入し、立て直す役目を持つ社会福祉制度が、機能していないという。ヒラリー・コッタムによれば、イギリスでは典型的な、いわゆる崖っぷちの家庭をサポートする機関が70以上あるのにも関わらず、本当に効果を上げている事業は存在していない。支援を必要とする人々と福祉事業の間に、親身で協力的な関係を築く仕組みを作るには?自身がソーシャル・ワーカー(社会福祉士)であるコッタムが、社会に根深くはびこる複雑な問題を解決するにはどうするべきかを問いかける。
フランチェスコ・サウロ: 地下深く、美と科学を探して
14:37
2015/11/16
洞窟探検家で地質学者のフランチェスコ・サウロは、地底に隠れた大陸を旅して、人類がかつて到達しえなかった、深く暗い地球内部を調べています。南アメリカの壮観なテプイ(テーブルマウンテン)では、隔絶のうちに進化を遂げた新種の鉱物や昆虫を発見し、またその異世界の知識を生かして、宇宙飛行士を訓練しています。
トム・アグロ―: インターネットをスクリーンなしで見ると
08:23
2015/11/13
デザイナーのトム・アグロ―は、人が愛する自然な解決策とシンプルなツールで情報のニーズを満たし、情報機器と共存できる未来を創作しています。「現実はスクリーンより豊かで、大好きな情報に囲まれた幸せな場所を電球を灯すように自然に持てる」と彼は言います。
ジェニファー・ダウドナ: DNA編集が可能な時代、使い方は慎重に
15:53
2015/11/12
遺伝学者のジェニファー・ダウドナは、CRISPR-Cas9という遺伝子編集の画期的な新技術を共同開発しました。これにより、科学者によるDNA二本鎖の精密な編集が可能になって、遺伝的疾患の治療への道が拓かれたものの、「デザイナー・ベイビー」を誕生させることも可能となりました。ダウドナはCRISPR-Cas9の機能を再考することで、科学界に待ったをかけ、この新しいツールが引き起こす倫理問題について話し合いの場を持とうとしています。
メクリト・ハデロ: 日常の音に隠された思いがけない美とは
13:03
2015/11/10
このトークでは、シンガー・ソングライターのメクリト・ハデロが、鳥の歌声から日常会話でのピッチの上げ下げ、鍋のフタの音まで様々な例を挙げながら、静寂さえも含むあらゆる日常音が音楽であると力説します。メクリトに言わせれば、世界は音楽的表現で溢れており、私たちは既に音楽漬けになっているのです。
ウィル・ポッター: あなたが初めて知るアメリカ合衆国の機密刑務所
14:55
2015/11/09
アメリカ合衆国の刑務所内にはコミュニケーション管理ユニット(CMU)という刑務所があります。調査ジャーナリスト、ウィル・ポッターは、CMUの中に入った唯一の記者です。CMUはかつて内密に開設され、そして収容者の処遇は大きく変更されました。収容者が自分の子供を抱くことすらも禁止されているのです。どのような人物がCMUに収容されているか、政府がどのようにして収容者を隠し通そうとしているのかを、TEDフェローのポッターが示します。「政府のメッセージは明白です。それはCMUについて言及するべからずということです」とポッターは語ります。詳しくは willpotter.com/cmu をご覧ください。
アンダース・フィエルベルク: 浜辺に打ち上げられた名も無き2人の人生の物語
14:41
2015/11/06
ノルウェーとオランダに打ち上げられた2つの遺体は、全く同じウェットスーツを身につけていました。この話を聞いて、ジャーナリストのアンダース・フィエルベルクと写真家トム・クリスチャンセンは、「2人は誰なのか?」という疑問の答えを探し始めました。彼らが発見し、ノルウェーの「ダグブラデット紙」で報道したのは、すべての人に名前があり、すべての人に物語があり、すべての人がかけがえのない人格なのだという事実です。
アリソン・マッグレガー: 女性にとって医学に危険な面があるのは何故か?
15:29
2015/11/05
20世紀の大部分で、承認され、市場に出回った薬は男性患者にのみ試験され、それが女性に不適切な服薬量や、容認出来ない副作用を引き起こす結果となりました。男女間の重要な生理学的差異は、ようやく最近になって、医学研究において考慮されるようになってきました。救急医療に携わる医師のアリソン・マッグレガーは、これらの差異を研究しています。彼女はこの魅力的なトークの中で、いかに男性モデルが医学研究の枠組みであったか、男女間の差異を理解することが双方の性にとって、より効果的な治療に繋がる可能性があるかという話の裏側にある歴史を語っています。
ヴィージェイ・クーマー: 空飛ぶロボットの未来
13:09
2015/11/04
ペンシルベニア大学の研究室で、ヴィージェイ・クーマーのチームは、蜜蜂の動きに触発された自律飛行ロボットを作りました。彼らの最新の成果は精密農業への応用で、ロボットの一群が、果樹園にある個々の果樹や果実を解析してモデルを作成し、収穫量を増やしたり、水の管理を改善する上で重要な情報を農家に提供するというものです。
マイケル・グリーン: 2030年までにより良い世界を作るには
14:39
2015/11/03
私たちは、今後15年間で飢餓と貧困を無くし、気候変動を止め、ジェンダーの平等を達成できるでしょうか?世界中の政府は、可能だと考えています。2015年9月に国連で開かれた会議で、各国政府は新たに2030年に向けた、一連の世界規模の開発目標を採択しました。社会進歩の専門家マイケル・グリーンは、この目標やよりよい世界へのビジョンがどうすれば実現できるのか、私たちに想像するよう促します。
サンドリン・チュレ: 新しい脳細胞を増やす方法
11:04
2015/10/30
成人の新しい神経細胞は増やせるのでしょうか?神経科学者のサンドリン・チュレは、それは可能だと言います。研究結果に基づいた、私たちの脳の神経新生を促す実践的なアドバイスに従えば、気分良く過ごし、記憶形成を向上し、先々の老化にともなう脳機能低下が予防できます。
ネリ・オックスマン: テクノロジーとバイオロジーを融合したデザイン
17:32
2015/10/29
デザイナーで建築家のネリ・オックスマンは、デジタル製造技術と生物世界とを絡み合わせる研究チームを率いています。コンピュテーショナル・デザインと、付加製造技術、材料工学、合成生物学の交差する分野で、彼女の研究チームは、微生物や私たちの身体、製品や建築物までもが共生する新しい世界に踏み出しています。
シッダールタ・ムカジー: 疾病が薬ではなく細胞によって治療される近未来
17:31
2015/10/28
現在の疾病治療は、6つの言葉に集約される ― 「病気に・なる・薬を・飲む・病原体を・殺す」。これに対してシッダールタ・ムカジー医師は、病気を治癒する方法がすっかり変わってしまうであろう医学の未来を紹介します。
アリス・ボウズ=ラーキン: 気候変動は進行中 ― 私たちの選択は?
14:24
2015/10/27
あなたが経験した中で一番暑い日を思い浮かべてください。さらにそれよりも6度、10度、12度暑くなった日の様子を想像できますか?気候変動の研究者アリス・ボウズ=ラーキンは、温暖化ガスの排出を今すぐに大きく減らさなければ、そんな未来が待っていると言います。彼女は、今こそ世界は新たな行動を開始するべき、具体的には生活様式全てを変えて、経済成長を犠牲にしてでも気候を安定させることを真剣に考えるべきだと提言します。
エミリー・ワプニック: 天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?
12:26
2015/10/26
大人になったら何になりたい?もし、これからの人生で、ずっと何か一つのことだけをしていたいかどうか、わからない人。それはあなた一人ではありません。この啓発的なトークで、作家でありアーチストであるエミリー・ワプニックが、「マルチ・ポテンシャライト」と呼ぶ人たちのことを解説します。これは、人生の間でさまざまなことへ関心を持ち、いろんな仕事をする人たちのことです。あなたもそうですか?
マーティン・ピストリウス: 誰も知らなかったこと ― 私の心はどの様にしてこの世に復活したのか?
14:08
2015/10/23
想像してみて下さい。会話する能力が失われて「お腹が空いた」「痛いよ」「有難う」「愛してる」などと言うことが出来くなったら。周囲に人々がいるのに完全な孤独にさらされ、自分自身の内面の世界に閉じ込められてしまうのです。これがマーティン・ピストリウスが実際に経験した13年間です。12歳の時に、脳感染症によりピストリウスは全ての動きを失い、話すことも出来なり、ついには意識を失いました。まるで亡霊と化したのです。しかし奇跡が起こりました。彼の意識が回復し始めたのです。この感動的なトークで、ピストリウスはどのようにして心の中に封じ込められた人生から自らを解放したのかを語ります。